2013年月別読書のまとめの最近のブログ記事

2013年12月の読書のまとめです。  先月は病院通い & 老人ホーム通いが忙しかったため、「読後感」を文章にまとめる余力はほとんどなく、結果的に「読んだ本リスト」状態になってしまっています ^^;  それでも今年前半のように「読書する余力さえない」状態ではなかったのがせめてもの救いでしょうか?(笑)

2013年12月の読書メーター

読んだ本の数:15冊

読んだページ数:3858ページ

ナイス数:33ナイス

宮本武蔵 04 火の巻宮本武蔵 04 火の巻
読了日:12月30日 著者:吉川英治

宮本武蔵 03 水の巻宮本武蔵 03 水の巻感想
武蔵の苦しさが他の人より一入大きいものになってしまうのは、「自分が求める理想の姿」がわからないながらも、畑仕事をしている老人の佇まいやら、ふとしたことで手にした花の切り口を一目見ただけで、常人なら察知することさえ困難な相手の器量が見えてしまうほどの「目利き」であることがまずあります。  そして更にはその相手の器量を素直に真正面から受け止め、そこに到達していない自分の未熟さに焦燥感を募らせてしまうところで、そんな武蔵の姿が凡人代表(?)の KiKi には痛々しく感じられます。
読了日:12月25日 著者:吉川英治


宮本武蔵 02 地の巻宮本武蔵 02 地の巻感想
この段階での武蔵はまだまだ「宮本武蔵」という名前自体がしっくりこない、「新免武蔵(たけぞう)君」であり、沢庵和尚のお言葉通り「短慮・浅薄の暴れん坊、野獣みたいなもの」という印象です。  もっとも、沢庵和尚の決して長いとは言えない言葉の中から何かを感じ取り、我が事としてそこから何かを悟る「天性の勘」みたいなものは、はっきりと示しています。  さらに、その沢庵和尚の導きにより姫路城の天守での「ひきこもり修行」の3年間、書物だけを助けとして自分と向き合う時間を持ち生まれ変わります。
読了日:12月24日 著者:吉川英治


宮本武蔵 01 序、はしがき宮本武蔵 01 序、はしがき感想
「01 序」は本当に序文だけ・・・・・(笑) でも、ここを読んでみると作者「吉川英治さん」がこれらの作品・その世界観・登場人物たちにどんな想いを抱いているのかがじんわりと伝わってきて、それが作品を読み進めていく中であたかも地下を流れる伏流水の如く、表面的には何ら声高な主張はしていないものの、「なくてはならないもの」「作品に流れるある種の生命線」のようにじわじわと伝わってくる感じがします。 と同時に、イマドキの本では滅多に味わえない何とも深みのある語彙選択・日本語のリズム感の美しさみたいなものが感じられます
読了日:12月23日 著者:吉川英治


三国志 02 桃園の巻三国志 02 桃園の巻
読了日:12月21日 著者:吉川英治

三国志 01 序三国志 01 序
読了日:12月20日 著者:吉川英治

美しい日本の歴史美しい日本の歴史
読了日:12月20日 著者:吉川英治

逆説の日本史16 江戸名君編 (小学館文庫)逆説の日本史16 江戸名君編 (小学館文庫)
読了日:12月19日 著者:井沢元彦

逆説の日本史 15 近世改革編―官僚政治と吉宗の謎 (小学館文庫)逆説の日本史 15 近世改革編―官僚政治と吉宗の謎 (小学館文庫)
読了日:12月14日 著者:井沢元彦

逆説の日本史 14 近世爛熟編 (小学館文庫)逆説の日本史 14 近世爛熟編 (小学館文庫)
読了日:12月11日 著者:井沢元彦

逆説の日本史13 近世展開編  江戸時代鎖国の謎 (小学館文庫)逆説の日本史13 近世展開編 江戸時代鎖国の謎 (小学館文庫)
読了日:12月10日 著者:井沢元彦

逆説の日本史〈12〉近世暁光編 (小学館文庫)逆説の日本史〈12〉近世暁光編 (小学館文庫)
読了日:12月6日 著者:井沢元彦

日本史の叛逆者―私説・壬申の乱 (角川文庫)日本史の叛逆者―私説・壬申の乱 (角川文庫)
読了日:12月4日 著者:井沢元彦

<決定版>世界の[宗教と戦争]講座 (徳間文庫)<決定版>世界の[宗教と戦争]講座 (徳間文庫)
読了日:12月4日 著者:井沢元彦

逆説の日本史(11)戦国乱世編 朝鮮出兵と秀吉の謎 (小学館文庫)逆説の日本史(11)戦国乱世編 朝鮮出兵と秀吉の謎 (小学館文庫)
読了日:12月3日 著者:井沢元彦

読書メーター

相変わらず病院 & 老人ホーム通いのため、まったくといっていいほど時間の余裕がない KiKi です。  でも、このエントリーだけは忘れずにやっておかないといずれ(って1か月後だけど ^^;)データが消えちゃうのでとりあえず読書のまとめをしておきます。

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3318ページ
ナイス数:46ナイス

新版 指輪物語〈追補編〉新版 指輪物語〈追補編〉
読了日:11月27日 著者:J.R.R.トールキン

新版 ホビット 下: ゆきてかえりし物語 第四版・注釈版新版 ホビット 下: ゆきてかえりし物語 第四版・注釈版
読了日:11月26日 著者:J.R.R.トールキン,ダグラス・A.アンダーソン

新版 ホビット 上: ゆきてかえりし物語 第四版・注釈版新版 ホビット 上: ゆきてかえりし物語 第四版・注釈版感想
この本がオススメできる最大の理由はトールキンの自筆の挿し絵がふんだんにしかもカラーで掲載されているところだと感じます。 但し地図は別です。 まずこの上巻には地図が載っていません。 地図の話をしている場面であってさえも・・・・。 一応、下巻の方には「荒れ野の地図」も「スロールの地図」も二色刷りで掲載されているのですが、地図の話をしている時に同じ上巻の中にその絵がないのは不親切だなぁと感じました。 そして、その下巻に掲載されている地図にも不満が残るのは、地図上の文言が全て日本語になってしまっているところです。
読了日:11月21日 著者:J.R.R.トールキン,ダグラス・A.アンダーソン


ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)
読了日:11月16日 著者:J.R.R.トールキン

ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)
読了日:11月15日 著者:J.R.R.トールキン

ゲド戦記 5 アースシーの風ゲド戦記 5 アースシーの風感想
何となく鬱陶しいジェンダー思想丸出しになっちゃったゲド戦記。  気が乗らない中での読書だったので、正直なところあまりのめり込むことができませんでした ^^;  どちらかというと活字を追っているうちになんとか終わっちゃってやれやれ・・・・っていう感じでしょうか?  この作品から KiKi が読み取った一番大きなメッセージと思えるものは、「人間がこの世界をあたかも自分たちのために作りかえてきたかのように傲慢に振る舞っていることに対するある種の警鐘」という感じでしょうか・・・・。
読了日:11月12日 著者:アーシュラ・K.ル・グウィン,UrsulaK.LeGuin

ゲド戦記別巻 ゲド戦記外伝 (ソフトカバー版)ゲド戦記別巻 ゲド戦記外伝 (ソフトカバー版)感想
このゲド戦記。  メインの登場人物は有色人種だし、白人は乱暴で侵略が生業みたいなカルカド人の設定だし、ル=グウィンさんは「マイノリティ」とか「社会的弱者」に共感を覚えるタイプの人なんだろうなぁ。  まして彼女のお父さんA.L.クローバーは世界的な文化人類学者で、お母さんはあの「イシ」を描いた作家です。  白人優位主義とかアメリカお得意の「力が全て」みたいな姿勢にはどこか懐疑的なものを持たずにはいられない人だと思います。 でもねぇ・・・・・そこから発展していった行き先が「このフェミニズム」ですか??
読了日:11月11日 著者:アーシュラ・K.ル=グウィン,UrsulaK.LeGuin

ゲド戦記 4 帰還 (ソフトカバー版)ゲド戦記 4 帰還 (ソフトカバー版)感想
魔法の力を使い果たしたゲドは、まるで高度経済成長期の「燃え尽きサラリーマン」が定年退職を迎え、「濡れ落ち葉状態」な~んていう不名誉極まりない形容詞付きで表現されていたのとどこか似通っています(苦笑)  とは言え、一介の「燃え尽きサラリーマン」と一度は「大賢人」とまで呼ばれた男はやっぱり違うわけで、痛ましいほどにヨレヨレ & 茫然自失状態のゲドであっても、ちゃんと自力で「自分を見つめ直す」根性と覚悟ができちゃうところが秀逸だと感じました。
読了日:11月7日 著者:アーシュラ・K.ル・グウィン,UrsulaK.LeGuin

ゲド戦記 3 さいはての島へ (ソフトカバー版)ゲド戦記 3 さいはての島へ (ソフトカバー版)感想
第3巻ではゲドはクモと呼ばれる魔法使いの犯した過ちにケリをつけ世界に均衡と平和をもたらすために、彼の持つ魔法の力の全てを使い果たします。  後に残されたのがゲドとさいはての島まで同行した「暗黒の地を生きて通過し、真昼の遠き岸辺に達したもの、王者アレン」。  読んでいて感じたのはどうやらグウィンさんは「東洋思想」にちょっと近しい感覚を持つ人のようだということです。  でもね、それ(東洋哲学思想)を大賢人から若造へのありがた~いご指導という舞台にしないと語れないあたりはいかにも「アメリカ的」だな・・と。  
読了日:11月5日 著者:アーシュラ・K.ル・グウィン

読書メーター


先月は「ゲド戦記」と「ホビット」だらけの読書でした。  岩波少年文庫の「ホビットの冒険」は再読だったため、敢えて感想はアップしていませんでした。  新版「ホビット」の下巻 及び 「指輪物語 追補編」は本来ならなにがしかの記録を残しておきたいところだったのですが、じぃじの入院・転院・緊急手術でバタバタしてしまったため、このブログにもそうですが、利用している様々な読書関連サービスのサイトにも「読了フラグ」を立てる以上のことはできていません ^^;  

いずれ時間の余裕ができたら、そしてその頃まで読了後の感想が KiKi の中に残っていたら、何らかのエントリーを書いてみたいなぁ・・・・と今のところは考えています。


2013年10月の読書のまとめです。  読書メーターに登録できた本の読了数が15冊。  これに追加で実家の「少年少女世界文学全集」から読了した「ジャングル・ブック」を含め、合計16冊でした。

2013年10月の読書メーター


読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4514ページ
ナイス数:57ナイス


ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)感想
ものすご~く簡単にまとめてしまうと、第1作目は広い世界を転々と旅するゲドの姿を描く中で、彼が己という存在と向き合う話で、こちらの第2作目は閉鎖的な世界で、己を失わざるをえなかったテナーという少女がゲドとの出会いにより己を取り戻す話という感じなのではないでしょうか。  と同時に、第1作では影と戦えるのは自分だけしかいないというのに対して、この第2作目では他者との信頼関係を築くことによって、一人では成し遂げられない、より大きな課題へ挑戦することができるようになることが描かれているように思います。
読了日:10月31日 著者:アーシュラ・K.ル・グウィン,UrsulaK.LeGuin


ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)感想
この物語の中で扱われている「魔法」の概念が素晴らしい。  次にある種の「力」を手にすると、人間はとかく高慢になりがちで、それゆえに陥りがちな「自尊・虚飾」というものがあり、結果的にはそれに踊らされてしまう自分にある時ふと気がつかされる・・というプロットも。  更にはゲドが恐れる「影」は、決して「善 vs. 悪」というように対立するものではなく、片方があれば必然的にもう片方も同時にあるというようなものに過ぎなくて、それらから目を背け逃げようとすべきものではなく受容すべきものという考え方にも共感が持てます。
読了日:10月29日 著者:アーシュラ・K.ル・グウィン,UrsulaK.LeGuin


蠅の王 (新潮文庫)蠅の王 (新潮文庫)感想
ラーフとジャックは結局対立に至ったわけだけど、この物語に描かれているのは「善と悪」とか「理性と本能」とか「文明と野蛮」といったような現代人が好む概念上の対立ではないと KiKi には感じられます。  彼らは心理的・集団的な秩序を何とか見出そうと躍起になっていました。  ラーフたちが範としたのは彼らがそれまで暮らしていた文明社会で習い覚えた「理性的な秩序」とも呼ぶべきもの。  他方、ジャックたちが範としたのは軍隊的な統率・・・・とでも言うようなものです。  どちらが正しいとは簡単には断じられません。  
読了日:10月26日 著者:ウィリアム・ゴールディング


二年間の休暇(下) (岩波少年文庫)二年間の休暇(下) (岩波少年文庫)感想
イギリス人の中のリーダー的存在であるドニファンとフランス人のうちの兄であるブリアンの確執は、彼らの性格によるもの・・・・・というように描かれているけれど、英仏2国の歴史的な関係の縮図みたいな印象があります。  ヴェルヌ自身がフランス人のためか、どこかブリアンを「良い子」扱い、「人気者扱い」しているのがちょっと笑えます。  でも、よくよく読んでみると、ブリアンにもどこか小賢しいようなところ、計算高いところが見え隠れするのはやっぱりお国柄でしょうか・・・・・(笑)
読了日:10月23日 著者:ジュール・ヴェルヌ


二年間の休暇(上) (岩波少年文庫)二年間の休暇(上) (岩波少年文庫)感想
この物語の中で KiKi がもっとも「できすぎ」感を感じるのは、彼らが着るものにまったく困っていないところです。  8歳から14歳までの少年と言えば育ちざかりです。  とりあえず漂着した時点で着るものにさほど不自由していないのはいいとして、二年間という長いようでいて比較的短期間の自給自足生活で済んだことを考慮に入れたとしても、身体の成長に手持ちの衣類が追いつかなくて、ついでにやっている生活はサバイバリストのそれだから、あちこち破けたり綻んだりして着るものがなくなっていってもおかしくないのになぁ。
読了日:10月22日 著者:ジュール・ヴェルヌ


嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書)嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書)感想
この本に書かれている「アメリカとはこんな国」という記述の大半は正しいと認識しています。  それでも、この本には心の底から同調することができません。  何て言うかどこか喧嘩腰(しかもその喧嘩の相手が誰だかよくわからない ^^;)なうえに、煽動的な空気が充満している気がして、それが鼻について仕方ない・・・・。  さらに言えばアメリカをぼろくそに言っている割には著者の論旨の進め方は極めてアメリカ的です。  ある意味で善悪を極端に分けて、悪とした方(これを「通説」と名付ける)をメッタギリにしている感じがします。
読了日:10月21日 著者:倉山満

日本人が知らない世界と日本の見方日本人が知らない世界と日本の見方感想
読了してみてまず思うのは、「え?  これがあの京都大学の講義??」ましてや「3回生や4回生も聴講生には含むレベル?」というのが率直なところでした。  何て言うか、「天下の京大にしてこのレベル??」と思っちゃった。 これが現代日本の知的文化レベルだとするとちょっと将来を危ぶんでしまいそうな想いに囚われました。 ただ逆に言えば、学究の道からは遠く離れてしまった社会人がとかく些末な部分に振り回されがちな現実問題から一歩下がってもう一度「現在」や「現在に至る流れ」を振り返るには非常に適しているテキストです。
読了日:10月21日 著者:中西輝政


じつは面白かった『平家物語』 (PHP文庫)じつは面白かった『平家物語』 (PHP文庫)感想
こういう本は苦手・・・・  ダイジェストと言えばダイジェスト。  でもねぇ・・・・  何て言うか高校生時代の古文の教科書や副読本の方がまだマシな感じがしちゃうんですよねぇ。  実家にあったからちょっと手に取って読んだだけだし・・・・。
読了日:10月17日 著者:

やかまし村はいつもにぎやか (岩波少年文庫)やかまし村はいつもにぎやか (岩波少年文庫)感想
KiKi なんかの感覚では学齢に達するとそれまでは年下の子とも楽しそうに遊んでいた子供であってさえも、知力も体力も自分には及ばない年下の子と遊ぶより同年代の子供と遊ぶことを優先するようになっていくのが普通だと思うんですけど、この「やかまし村の子どもたち」は相変わらず6人の小さなコミュニティの中だけで遊び続けているんですよね~。  だからと言って社会性が育っていないのか?と言えば、そうでもないのがこれまた不思議でねぇ・・・・・(苦笑)
読了日:10月13日 著者:アストリッドリンドグレーン

やかまし村の春・夏・秋・冬 (岩波少年文庫)やかまし村の春・夏・秋・冬 (岩波少年文庫)感想
最近の子供は抜けちゃった乳歯をどうしているのか知らないけれど、KiKi の子供時代は上の歯が抜けたら縁の下へ、下の歯が抜けたら屋根の上に向かって投げ「早く立派な歯がはえますように」と唱えるのが決まり事のようになっていました。  あの抜けた歯というヤツは子供時代から大人へ向かうイニシエーションの賜物であり、人生の中で大人への階段の第一歩を示す象徴でもありました。
読了日:10月12日 著者:アストリッドリンドグレーン


やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))感想
登下校の際に石の上を歩くことを仲間内の決まりとして、万が一何かの拍子で地面に足をつけちゃうようなことがあったら「死んだことにする」な~んていう遊びは KiKi にも覚えがあります。  もっとも KiKi たちの時代は、その遊びには子供なりにちゃんとした(?)本当の理由がありました。  当時は舗装道路と言えば自動車道路限定でした。  そして急増していた「交通事故」から学童自動を守るために通学路は畑の中とか民家の軒先が指定されていて、そこは未舗装だったんですよね。  だから一度雨でも降ろうものならそこかしこに
読了日:10月11日 著者:アストリッド・リンドグレーン


海底二万里 (下) (岩波少年文庫(573))海底二万里 (下) (岩波少年文庫(573))感想
この物語は「元祖 海洋冒険物語」として語られることが多い物語です。  確かに冒険もの、科学小説の色合いの濃い物語であることは否めません。  でも、文系頭脳の KiKi にはそれ以上に「西欧優位主義」「帝国主義」「科学技術至上主義」への警鐘の文学のように感じられました。
読了日:10月10日 著者:ジュール・ベルヌ

海底二万里 (上) (岩波少年文庫(572))海底二万里 (上) (岩波少年文庫(572))感想
実に印象的な海底シーンが満載のこの物語。  KiKi としてはノーチラス号にすすんで乗船したいとは思えないけれど、2つだけこんな旅行ツアーがあったら是非参加してみたいと思わされたシーンがありました。  1つは彼らが時々行った「海底散歩ツアー」、そしてもう1つは「失われた大陸 アトランティス観光ツアー」です。  どちらもヴェルヌの想像の産物であることはわかっているんだけど、あんな風に海底を、泳ぐのではなく自分の足で歩いてみたい(上巻の表紙絵参照)し、海に沈んだ廃墟というヤツもじっくり見てみたいなぁ。
読了日:10月6日 著者:ジュール・ベルヌ


オタバリの少年探偵たち (岩波少年文庫)オタバリの少年探偵たち (岩波少年文庫)感想
物語冒頭はどこか先日読了したばかりの「飛ぶ教室」を彷彿とさせます。 でも途中からは、法廷ものあり、ミステリーあり、サスペンスありと盛りだくさん。  そして最後はユーモアあふれる大人の登場です。  この物語の少年たちの活躍は眩しいくらいだし、彼らが持っている多くの資質には目を奪われちゃうんだけど、それは物語が最終的にはハッピーエンドだったからでもあります。  彼らも1つ間違えばもっと大惨事に巻き込まれていたかもしれません。  物語最後の校長先生や警部のようなことが言える大人になりたいものだけど・・・・
読了日:10月3日 著者:セシル・デイルイス


ぼくらはわんぱく5人組 (岩波少年文庫)ぼくらはわんぱく5人組 (岩波少年文庫)感想
この作品の原稿は作者の死後、出版社の引き出しから発見されたものだったのだそうです。  つまりどの程度推敲されたものだったのか、未完だったのか完成作だったのかもよくわかりません。  でも、そういう背景がある物語であることを踏まえると、KiKi にはこの物語はユダヤ人迫害という悲しい歴史を辿ったユダヤ人も私たちと何ら変わりのない輝かしい子供時代を過ごした普通の人たちだったんだよ・・・・という物語であるように感じられてしかたないのです。  あの歴史的惨事を繰り返さない理性が今の私たちには本当にあるのかしら?
読了日:10月2日 著者:カレルポラーチェク



読書メーター

2013年9月の読書のまとめです。  先月の前半は「北方水滸」、途中からは岩波少年文庫1色となりました。  

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4988ページ
ナイス数:60ナイス

まぼろしの白馬 (岩波少年文庫)まぼろしの白馬 (岩波少年文庫)感想
物質的には豊かな環境に暮らしつつも、どこか現実感に乏しい少女。  ある意味で俗世間にはほとんど汚されず、美しい空想の翼を広げることを心の喜びとしていた少女。  この物語に濃厚に漂うどこか夢見がちな雰囲気はそんな作者の実生活の中で純粋培養された結晶みたいなものなのかもしれません。
読了日:9月29日 著者:エリザベスグージ


クローディアの秘密 (岩波少年文庫 (050))クローディアの秘密 (岩波少年文庫 (050))感想
クローディアの家出の本当の理由は「親の庇護からの脱出」だったんじゃないのかな?  親に何がしかの不満を持つぐらいまでに親から精神的に分離し始めている感覚、別の言い方をするならば親への感情が絶対的なものではなくなってきていたということなんだろうと思うんです。  要するに自我の芽生えってヤツです。  そうであればこそ、「家に帰る時は出てきた時とは違う自分になっていたい。  そのためにはミケランジェロ作(?)の天使像の秘密を解明することが絶対に必要なこと。」という突拍子もない理屈も成り立ちます。
読了日:9月26日 著者:E.L.カニグズバーグ


聊斎志異 (岩波少年文庫 (507))聊斎志異 (岩波少年文庫 (507))感想
暗くて視界が効かない中で聞こえてくる物音、風に揺れるろうそくの火が描き出す揺れ動く影というような舞台背景があってこそ立ちのぼってくる魑魅魍魎の世界。  その中にポツネンと1人置かれたか弱い存在である自分を意識すると、その孤立感・隔絶感が次第に社会における自分の存在感の希薄さとないまぜになっていく感覚。  そういうものが感じられるような気がしました。  そうこうしているうちに幽鬼とであってさえもお友達になれちゃうという摩訶不思議な連帯感とも呼べるような感覚まで生まれてきたりもする・・・・。  夢うつつの世界
読了日:9月25日 著者:蒲松齢


ネギをうえた人―朝鮮民話選 (岩波少年文庫)ネギをうえた人―朝鮮民話選 (岩波少年文庫)感想
少しは知っている中国の民話にもどことなく似ているような似ていないような、我が日本国の民話にも似ているようなところもあるけどどこか違う・・・・。  もっと言えば「こんな話、グリムにもあったよなぁ」な~んていうことを感じることもあったんだけど、何故か途中から「え?  そっちへ行っちゃうの??」と予想を裏切ってくれたりして、知っているパターンを外されて意表を突かれることが多かったように感じます。  それにしても表題作の冒頭は結構意表をついています。  ネギ好きで良かった・・・・ ^^;
読了日:9月24日 著者:


森は生きている (岩波少年文庫)森は生きている (岩波少年文庫)感想
現代人の生活ぶりは実はこの物語の女王様とさして変わりはないのかもしれません。  女王様は季節外れの「マツユキソウ」を所望し、そのためには籠いっぱいの金貨と暖かい衣類を報酬として支払うと言います。  私たち現代人は1年中スーパー・マーケットの棚から「本来夏野菜であるはずのトマト、キュウリ、ナス」を買い、「本来冬野菜であるはずの白菜」を対価を払うことで得ています。  私たちは「当たり前」のこととして、「対価を支払う当然の権利」としてそうしていて、その背景に何があるのかについて滅多なことでは考えようとはしません
読了日:9月23日 著者:サムイルマルシャーク


宝島 (岩波少年文庫)宝島 (岩波少年文庫)感想
昨今の刺激に満ちた「アドベンチャーもの」と比べるとどことはなしに地味な気がしないでもない・・・・。  その原因はジム少年の向こう見ずな行動(別の言い方をすれば「冒険」)の話を始める際に、必ずと言っていいほど出てくるフレーズのせいだと思うんです。  曰く「私の選択は無謀であったが結果的にそれが私たちの幸運を招くことになったのだ。」  つまり読者は結果オーライであることを知ったうえでジム少年の冒険を読むことになるので、「海そのものや海賊との死闘」やら「捕虜生活」の話はどうしてもどこか緊張感に欠けちゃう・・・。
読了日:9月21日 著者:R.L.スティーヴンスン


ロビンソン・クルーソー (岩波少年文庫)ロビンソン・クルーソー (岩波少年文庫)感想
「サバイバリスト、ロビンソン・クルーソー」というよりは「生活者、ロビンソン・クルーソー」という印象を強く抱きました。  ただ物語の根底を流れている発想がやっぱりどこか「大英帝国」的だし、人種的偏見みたいなもの(しかも悪意はさほど強くない)がそこかしこに香り立つし(特にフライディという名のカリブ人の従者を得るあたりから)、大航海時代から帝国主義時代に至るまでの発想(ただ単に漂着して仮住まいしただけなのに、その無人島の所有権を当たり前のように主張する)があっさりと出てくるのは時代のせいなのかなぁ・・・・。
読了日:9月16日 著者:ダニエル・デフォー


飛ぶ教室 (岩波少年文庫)飛ぶ教室 (岩波少年文庫)感想
この物語、児童文学の体裁をとっているし、実際小学校高学年から中学校低学年ぐらいまでの読み物としては素晴らしいと思うけど、案外、大人にこそ読んでもらいたい読み物なのかもしれません。  ま、ちょっと直球勝負すぎて白々しいと感じちゃうところもあるかもしれないけれど・・・・・。  でもね、寺田寅彦先生名付けるところの「国民的健忘症」の日本人、せめて本の中でぐらい「理想論かもしれないけど、やっぱりこういうことって大事だよね。  ちゃんと考えないと・・・・・。」と思う時間も大切なんだと思います。
読了日:9月14日 著者:エーリヒケストナー


長い長いお医者さんの話 (岩波少年文庫 (002))長い長いお医者さんの話 (岩波少年文庫 (002))感想
ここに収録されているお話はどれもこれもおとぎ話風のホンワカムードのお話ばかり(これには挿絵の影響もかなりあります)なんだけど、話の進め方に至っては結構奔放であっちへ飛んだりこっちへ飛んだりするんですよね~。  でもそれが不思議と不快じゃなくて何だかチャペックモードに乗せられているうちにスイスイと読み進めちゃうんですよ。  で、もともと語られたお話に忘れた頃に戻ってきたりもして、挙句そこでちょっと意表をつかれるようなこともあって、どこか人を食っていると言うか手玉にとって遊んでいるというかそんな物語集です。
読了日:9月12日 著者:カレル・チャペック


ウサギどんキツネどん―リーマスじいやのした話 (岩波少年文庫 (1003))ウサギどんキツネどん―リーマスじいやのした話 (岩波少年文庫 (1003))感想
日本人の感覚からするとキツネは悪賢いヤツだけどウサギはさほど悪人キャラではないと思うんだけど、こちらのお話ではウサギどん、かなりのワルです。  でもね、落ち着いて考えてみると見た目は愛らしいのに案外悪賢いウサギどんがいて、どちらかというと悪役キャラが板についているはずのキツネどんがこれといった理由もなく痛い目にあわされるというのはある種の「世の不条理」みたいなものを視覚化できている構図なのかもしれません。  しかも語り部が南部の黒人奴隷のおじいさんなんですから・・・・・。
読了日:9月11日 著者:J.C.ハリス


くろて団は名探偵 (岩波少年文庫)くろて団は名探偵 (岩波少年文庫)感想
これは実に楽しめる本でした。  物語3頁+イラスト1頁の合計4頁で1章が出来ていて、イラスト頁には犯人が残した手がかりなんかが描かれていてそれを読者が探し出すという趣向の本で、その答は次の章の最初の方に書かれているため答え合わせもすぐできます。  言ってみれば「ウォーリーをさがせ!」にイラストクイズがついた軽妙なミステリー小説・・・・っていう感じでしょうか。  ただ難点を言うなら今となっては老眼がすすんでしまっている KiKi にとってこのサイズの絵は特にお布団の中だと実に見難い・・・・ ^^;
読了日:9月9日 著者:ハンス・ユルゲン・プレス


土曜日はお楽しみ (岩波少年文庫)土曜日はお楽しみ (岩波少年文庫)感想
これも楽しい物語でした。  正直、できれば子供時代にこの物語を読みたかったなぁ。  子どもらしい発想がそこかしこに溢れていて、今となっては子供時代が遠い思い出となりつつある KiKi には甘酸っぱいやら、羨ましいやらで、何だかとてもまぶしいものを覗き見しちゃった・・・・・そんな気分にさせられる物語でした。  文庫本の訳者のあとがきによれば実はこの物語、4冊のシリーズものの第1巻なんだそうです。  で、どうやら残りの3巻は邦訳されていないみたい・・・。  谷口さんの訳で4冊セットで出してくれないかなぁ。  
読了日:9月9日 著者:エリザベス・エンライト


指ぬきの夏 (岩波少年文庫)指ぬきの夏 (岩波少年文庫)感想
この物語、とっても良質な児童書ではあるものの、イマドキの子供たちがどれくらいこの内容に興味を持ったり、この物語世界をイメージすることができるのか、ちょっと不安に感じました。  KiKi のようにもともと田舎モンで子供時代に土に触れた経験があり、そして今もLothlórien_山小舎で世捨て人みたいな暮しをしている人間にとっては余りにもリアリティに溢れた素敵な物語だったんですけどねぇ。
読了日:9月7日 著者:エリザベス・エンライト


水滸伝 (19)  旌旗の章 (集英社文庫)水滸伝 (19) 旌旗の章 (集英社文庫)感想
この巻単体で物語の評価をするなら正直なところ KiKi にとってはさほど面白い本ではありませんでした。  過去にも似たような記述を読んだような気がする戦闘シーンが全体に占める割合が多く、さもなければ続編に続く布石の物語のオン・パレードという印象なんですよね。  滅びの物語だから仕方ないとは言え最後の3巻ぐらいは好漢たちの死にざまの描写もどこか淡々としているし(まあ数が多いうえに戦場のお話だから仕方ないとも言えるけど ^^;)、周辺情報の描き方も物語の最初の頃に比べるとやっぱり雑さ加減が散見されます。
読了日:9月7日 著者:北方謙三


水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)感想
う~ん、何とはなしにここへきてお話の進め方がちょっと乱暴になってきているような気がしないでもありません。 もちろん童貫さんが出てきた辺りから「あとは滅びるだけ」が運命づけられている梁山泊なので、秦明さんや林冲さんが亡くなるのは仕方ない流れであるとはいえ、どこか雑さ加減が散見されるような気がするんですよね~。 さらに言えば楊令君の活躍の仕方がどこからどう見ても「楊令伝」への布石になっちゃっているんですよ。  だから「童貫軍 vs. 梁山泊の決着は次の『楊令伝』でね~。」って言われている気分・・・^^;
読了日:9月5日 著者:北方謙三


水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)感想
この巻でかなり印象的だったのは公孫勝が語る彼の生い立ちの物語でした。  原典では道術の仙人・羅真人の弟子という設定で、風を呼んだり神兵を呼び寄せたりという妖術使い系の人物で、途中からは梁山泊を抜けて修行の道に戻っちゃったりもしていたわけだけど、こっちの公孫勝は当然のことながらそんな摩訶不思議な人物というわけではありませんでした。  それでも普通の人では決してなかったその背景にあった物語がまるでダンテの「神曲」もどき・・・・・。  
読了日:9月1日 著者:北方謙三

読書メーター

2013年8月の読書のまとめです。  今月は(も?)北方水滸一色でした。

2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:4323ページ
ナイス数:55ナイス

水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59)水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59)感想
大戦直後、しかも回復の時を稼ぐための「講和」を模索している真っ只中のお話ということで、表面的には梁山泊 vs. 官軍のお話はちょっとなりをひそめた1巻でした。  こういう時に発生するのは当然のことながら裏工作のお話・・となるわけで、晁蓋を暗殺した史文恭が再登場。  で、この史文恭、宋江や呉用には結局手が出せずじまいだったけれど、柴進と裴宣の暗殺をやり遂げてしまいます。  対して梁山泊側は青蓮寺のトップ袁明を暗殺。  そんな重苦しい話が続く中で孫二娘 & 顧大嫂の二女傑の酒盛り場面は哀しくも可笑しかった。
読了日:8月26日 著者:北方謙三


水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)感想
今回の梁山泊 vs. 官軍の戦では戦死者の数が夥しい。  それらの死者たちの最期が美しければ美しいほど、壮絶であれば壮絶であるほど、根っこのところで死を美化することに抵抗を覚えずにはいられない KiKi はある種の恐ろしさみたいなものを感じる読書体験になりました。
読了日:8月20日 著者:北方謙三

水滸伝 14 爪牙の章  (集英社文庫 き 3-57)水滸伝 14 爪牙の章 (集英社文庫 き 3-57)感想
この巻は KiKi としてはちょっと中だるみの巻なんですよね~。  そんな中 KiKi のお気に入りは?と言えば手癖の悪い息子に悩む父・張横とそんな自分を本人自身が持て余している息子張平の話が一番心に残ったりするわけです。 そしてこういう道をちょっと踏み外し気味の青年が出てくればお約束のように登場するのがあの「王進スクール」です。  そこに至るまでの旅の途中で武松 & 李逵の凸凹コンビと出会い、李逵からきついお仕置きを受けちゃったりするあたり、「このままでは終わらないだろう張平」を感じさせます。  
読了日:8月16日 著者:北方謙三


水滸伝 13 白虎の章  (集英社文庫 き 3-56)水滸伝 13 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56)感想
この巻で KiKi の印象に残ったのは、梁山泊・軍師を務めていた呉用と戦闘員、呼延灼、関勝、秦明を筆頭とする各隊長との間に生じた溝のお話と宋江のお父さんに孝行を尽くす武松・李逵の凸凹コンビのお話でした。  呉用さんを軍師から外す決断をし、皆の居並ぶ前でそれを言明した宋江さんは素晴らしかったと思います。  ようやく彼が梁山泊のトップである意味がここで理解できた・・・・そんな気がするんですよね~。  そして宋大公 vs. 凸凹コンビの触れ合いは戦・戦のシーンが続くこの巻の中で温かみに溢れた素晴らしさでした。
読了日:8月15日 著者:北方謙三


水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)感想
この巻のメインは闇塩の道の首魁・盧俊義の受難とそれを助け出す燕青の活躍、そして大刀関勝の梁山泊入りというあたりでしょうか。  でもね、梁山泊という切った切られたの世界からちょっと距離を置いているようでいて、しっかりと戦士教育を受けている楊令の姿に何かほっとするものを感じちゃった KiKi です。  さらに言えばその目撃者である楊春の立ち位置がいいと思うんですよね。  何となく周りの状況に流されて今ここにいる楊春。  精神的迷子状態の楊春。  そんな楊春が目撃者というのは練られた構図だと思います。  
読了日:8月14日 著者:北方謙三


水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)感想
この巻のメインのお話は「晁蓋暗殺」なんだけど、その他のお話もなかなか興味深いものでした。  仲間の死を目の当たりにすることにより「生死を分けるもの」に並々ならぬ興味を抱き始めた樊瑞のお話。  梁山泊入りする前まで培ってきた自分の生きる道を皮肉にも梁山泊入りすることにより見失ってしまった杜興の苦悩のお話。  梁山泊軍の中で「1人慰問団 兼 将校」として存在を際立たせる楽和のお話。  どれもこれもが物語に深みを与えるエピソードとなっていると思いました。  
読了日:8月10日 著者:北方謙三


水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)感想
この物語では鉄の玉を飛ばす大砲が出てくるんですけど、この当時、大砲は本当に実用化されていたんでしょうか??  凌振が大砲の名手であることは決して「北方オリジナル」な話ではないし、大砲に対するおおかたの軍人さんたちの反応を見ると、あっても不思議じゃないしもしもあったとしたらこんな扱いだったこともさもありなん  という感じだけど、他の好漢たちの武器との差がありすぎてちょっと不思議・・・・。  チョコボに乗って剣や槍で戦う人たちのところに何故か飛空艇があるのと同じくらいのギャップを感じてしまいます。
読了日:8月8日 著者:北方謙三


水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)感想
さすがにここまで進んでくると、似たような名前の人たちが頭の中でこんがらがってきて、誰が誰だかわからなくなり始めました(苦笑)  もちろん、間違えようもないほどに印象に残ったエピソードがあって頭に定着しちゃった好漢もいるんだけど、同じ漢字が使われた名前の人はいけません。  特に「李」が付く人・・・・。  黒旋風・李逵と青蓮寺の切れ者、李富の2人だけはちゃんと頭に残っているんですけどねぇ・・・・・(苦笑)
読了日:8月5日 著者:北方謙三

水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)感想
この物語にはなかなか美味しそうな食べものの話が色々と出てくるんですけど、この物語の中の描写がどんなに美味しそうでも KiKi はちょっと眉を顰めちゃうものも多々あります。  例えば熊肉。  例えば猪肉。  例えば蛇肉。  まぁ、猪の方は KiKi も食べられないというほどじゃないけれど、熊肉はいけません!!  だって KiKi には熊肉の獣臭に辟易とさせられた経験(詳細はブログにて)があるんですよ。  梁山泊の皆さんってあんな獣臭のする食べものが平気なんですねぇ・・・・(苦笑)
読了日:8月3日 著者:北方謙三


水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)感想
ここまでで108星のうち、上位36星とされる天罡星36星から4名、下位72星とされる地煞星72星から2名の死者が出てしまいました。  星に数えてもらえない晁蓋さんはまだピンピンしているのに、天罡星36星から4名も死んじゃっていいんだろうか??  そうやって命を落として舞台から退場していく好漢がいる一方で、例のオーガナイザー(人たらし)は梁山泊に新しく迎える人材のリクルート活動に余念がありません。  とりあえずジャブだけかませて大刀・関勝の気持ちを惹きつけ、次に向かうのはどうやら双鞭・呼延灼の元らしい。
読了日:8月1日 著者:北方謙三


水滸伝 六 風塵の章 (集英社文庫)水滸伝 六 風塵の章 (集英社文庫)感想
前巻で長江の中洲に築かれた砦に立て篭って、官軍二万に包囲されるな~んていう経験をした割にはあまりに呑気な宋江さん。  もちろん宋江さんただ一人を捕まえる(もしくは消す)ために二万もの大軍を派遣する官軍も官軍だけど、宋江さんを助けるために未だ発展途上の梁山泊だって、持てる限りの・出せる限りの勢力を出さなくちゃいけなかったという事実に関して、ちょっと無頓着過ぎると感じるのは KiKi だけかしら?  この宋江さんの「今の自分が置かれている立場」に対する鈍感さが何等かの悲劇を生みそうな気配がプンプンしています。
読了日:8月1日 著者:北方謙三

読書メーター

2013年7月の読書のまとめです。  じぃじとばぁばの老人ホーム入居が月初にあった先月はやはり読書が捗っています。  ただ読むだけのみならず、ちゃんと「読書感想文」を書くことさえできていることを考えると、生活のリズムという点では雲泥の差があります。  改めて介護生活というやつが介護者に強いる時間的・精神的犠牲の重さには愕然とさせられます。  もちろん KiKi も自分の親を介護施設にお任せするにあたっては多くの心理的葛藤がありました。  でも、介護生活の厳しさ・苦しさはやったことのある人にしかわかりません。  その端的な例がこの読了数にも顕著に表れていると思います。

読書というやつは趣味(楽しみ)であるわけで、人としてもっと大事なことがあると言われてしまえばそれまでです。  でも、24時間、365日、己をひたすら殺して被介護者に寄り添うな~んていうのは聖人君子であったとしてもかなり難しいことだと思います。  実際、6月頃から KiKi 自身、いろいろな面である種の限界を感じていたし、自分の精神状態に危惧に近いものさえも抱えていました。  

特に我が家の場合、アルツハイマーを患うばぁばがデイ・サービス、ショート・ステイといった介護保険で制度として確立された介護者の負担を軽減するサービスの全てを一切拒否していたし、暴言・物を投げる・家出・徘徊は日常茶飯事で、とにかく一緒にいない時間(目を離せる時間)というのが全くない状態でした。  そして起きている間は2~3分おきに「ゴハン攻撃」に晒され、夜は夜で「戸締り確認攻撃」でおちおち寝てもいられないという状況でした。  「気の休まる時間」というやつが全くないうえに、普通の会話が成立しない環境で何か月も過ごすと介護者の身体や精神の方が悲鳴をあげはじめます。

まあ、そんな生活から解放されたその反動がこの20冊という読了数に反映しているとも言えるわけですが・・・・・・ ^^;

  

2013年7月の読書メーター


読んだ本の数:20冊
読んだページ数:7174ページ
ナイス数:45ナイス

水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)感想
前巻で発生した2つの不穏な空気のうち、宋江絡みの大戦の方は何とか凌ぎ切った梁山泊だけど、楊志と彼の副官2人を失った二竜山を何とかしなくちゃいけません。  とりあえず林冲に一時的に任せることにしたみたいだけど、林冲さんは組織を束ねて方向性を示すマネージメントタイプというよりは誰かに示された方向性へ向かうために力技で活路を開くゲリラ・スタッフタイプ。  要するに大将というよりは遊軍に近いところで力を発揮するタイプです。  そろそろヘッドハンティングが必要な雰囲気をプンプン漂わせながら第6巻へ進みます。
読了日:7月29日 著者:北方 謙三


水滸伝 四 道蛇の章 (集英社文庫)水滸伝 四 道蛇の章 (集英社文庫)感想
さて、この巻で KiKi にとって印象的だった人物は?と言えば、飛脚屋の総元締め、戴宗です。  原典では不思議なお札の力で空を飛ぶように歩いた(2枚のお札を両脚にくくりつけると、一日に500里、4枚のお札をくくりつけると800里も歩くことができた)ということになっていたわけだけど、この「北方水滸」ではもちろん彼自身足が速いという設定は残されているものの、「飛脚屋」というビジネスを営み、彼の個人技ではなく集団の力で梁山泊を支える情報線を構築します。
読了日:7月27日 著者:北方 謙三



水滸伝 三 輪舞の章: 3 (集英社文庫)水滸伝 三 輪舞の章: 3 (集英社文庫)感想
個人的にかなり面白いなぁと感じたのは魯智深の北行の物語でした。  これは「楊家将」「血涙」「水滸伝」そして「楊令伝」をとりあえず一読した今だから あ~んど 今回「北方水滸」を再読し始める前に世界史の復習をした後だから気が付いた点とも言えるわけだけど、宋という国とそれを取り巻く「遼」、「西夏」といった周辺諸国の歴史的な流れと魯智深の「遼入り」の話は見事にマッチしているのみならず、物語の通奏低音みたいな役割を果たすエピソードになっていることを感じ、思わず「巧い!!」と唸ってしまいました。
読了日:7月24日 著者:北方 謙三


水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)感想
ちょっと鬱陶しいまでに出てくる梁山泊側の「志」の対抗馬として出してきたのが、青蓮寺なる体制擁護派の頭脳集団(別の呼び方をすれば諜報機関)であり、その依って立つ思想が「王安石の新法」ときましたか!!  これは巧い!!  現状をすべて破壊して新たなものを創るのではなく、今ある枠組みは生かしながら改革をするという考え方は一方にあるべきだし(それが平和ボケと呼ばれちゃうにしろ)、やはりそのせめぎ合いがなければ「結局最後は力でしょ。」となってしまったりもするわけで・・・・・・・。
読了日:7月22日 著者:北方 謙三


水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)感想
KiKi の大好きな上橋菜穂子さんの作品でも「食」に関する記述はものすご~く多いけれど、この北方作品にもそれに近いもの(但しやっぱり男性のしかもハードボイルド作家の筆致だから「美味い! 美味い!」の連発でちょっと残念だけど)があるように感じます。  朱貴の店の「魚肉入り饅頭」とか「阮兄弟の鍋」なんかは是非食べてみたいものです。  (この先に登場するとある暴れん坊のお料理もね 笑)
読了日:7月22日 著者:北方 謙三

血涙(下) (PHP文庫)血涙(下) (PHP文庫)感想

一度はバラバラになってしまった楊家軍を再興するお話なだけに、その軍閥を支える経済的基盤の話やら先の戦で負傷した人々のその後の生きる場所の話(要するに生産活動の話)なんかも出てきていて、KiKi には前作よりも深みのある物語に感じられました。  まあ、そういう裏方系の話が出てくるとある種のテンポ・ダウンみたいなところはあるけれど、やっぱりそういう話もないと単なる「イケイケ・ドンドン」の嘘っぽさみたいなものが感じられちゃいますしねぇ・・・・。
読了日:7月19日 著者:北方 謙三


血涙(上) (PHP文庫)血涙(上) (PHP文庫)感想
楊業の四男・四郎を「記憶喪失」にしちゃったのはちょっと現代人の感覚に迎合しすぎじゃないかと感じました。  確かに四郎は楊家軍の1人として「楊家将」では戦っていたし、楊業の息子だし、先の戦で生き残った兄弟の中では最年長なわけだから、「楊家軍再興」の急先鋒であってほしいのはヤマヤマだけど、あの時代、敵の虜囚となった武人の生き方として、かつての自分とは別の立場で戦う今の自分っていうのはアリだと KiKi なんかは思うんですよね。
読了日:7月19日 著者:北方 謙三


楊家将〈下〉 (PHP文庫)楊家将〈下〉 (PHP文庫)感想
楊業さんの四男、六男、七男は宋遼戦を生き延び(もっとも四男は虜囚となったきり行方不明だけど)、そのまま次の作品「血涙」に突入するようです。  こういう作りの物語だとやっぱり続編は素通りできないと読者に思わせるあたり、北方謙三さん、実に商売上手です(笑)
読了日:7月16日 著者:北方 謙三

楊家将〈上〉 (PHP文庫)楊家将〈上〉 (PHP文庫)感想
KiKi にとって「水滸伝」や「楊令伝」が面白かったポイントに、テンポ・臨場感のある戦の描写というのももちろんあるんだけど、それ以上にそれ以外の部分(時に世論的には「中ダルミ」と捉えられがちだったみたいだけど)、特に心理描写や生活様式、生産活動やら経済活動といった周辺の描き込みの部分に魅せられたということがあったのでそういう面ではこの作品はちょっと物足りなさも感じないではありません。  武家の物語だから仕方ないのかもしれないけれど戦、戦、調練、戦という感じだし・・・・・・。
読了日:7月15日 著者:北方 謙三

水滸伝 下 新版 (岩波少年文庫 543)水滸伝 下 新版 (岩波少年文庫 543)感想
最後の最後、全64章の第59章になってようやく108人の豪傑たちが梁山泊に集合しました。  そこに至るまでの108人の人物紹介とも言うべき、個別エピソードの数々は多分にご都合主義的、刹那主義的、ハチャメチャではあったけれどそれでも結構面白かったのと比べ、全員揃った後はバタバタと戦の話が羅列されて終わりっていう感じ(要するに手に汗握る戦闘シーンみたいなものは皆無 ^^;)で、何とも残念・・・・・。
読了日:7月12日 著者:施 耐庵

水滸伝 中 (岩波少年文庫 542)水滸伝 中 (岩波少年文庫 542)感想
中巻まで進んでも梁山泊にはまだ108人が出揃っていません。  でもあっちの水滸と比較しても生産活動やら経済活動という面では「この人たち、どうやって食べてるの?」状態のこっちの梁山泊ですから(何せ略奪以外に糧食を得る方法はないらしい)、108人とそれに従う兵たちを養っていける状態には程遠い。  結局最後の方でようやく108人達成となりそうな雰囲気がプンプン漂っています。
読了日:7月11日 著者:施 耐庵

水滸伝 上 (岩波少年文庫 541)水滸伝 上 (岩波少年文庫 541)感想
直感的に感じたのは中国人という大陸民族のものの考え方のベースはここにあるのかもしれないなぁ・・・・・・と。  やっぱりそういう意味では「和を以って尊しとなす」という日本人とは大きく異なるものがある、そんな気がします。  それがいいとか悪いというようなことではなく、多くの王朝が建っては崩れ、その度に覇者が入れ変わり、その権力維持の背景には「天の意志」というような摩訶不思議な「絶対神」的なそれでいて得体の知れないお墨付きを欲しがるメンタリティとでも言いましょうか。
読了日:7月10日 著者:施 耐庵


楊令伝 15 天穹の章 (集英社文庫)楊令伝 15 天穹の章 (集英社文庫)
読了日:7月9日 著者:北方 謙三

楊令伝 14 星歳の章 (集英社文庫)楊令伝 14 星歳の章 (集英社文庫)
読了日:7月6日 著者:北方 謙三

楊令伝 13 青冥の章 (集英社文庫)楊令伝 13 青冥の章 (集英社文庫)
読了日:7月5日 著者:北方 謙三

楊令伝 12 九天の章 (集英社文庫)楊令伝 12 九天の章 (集英社文庫)
読了日:7月4日 著者:北方 謙三

楊令伝 11 傾暉の章 (集英社文庫)楊令伝 11 傾暉の章 (集英社文庫)
読了日:7月4日 著者:北方 謙三

楊令伝 10 坡陀の章 (集英社文庫)楊令伝 10 坡陀の章 (集英社文庫)
読了日:7月3日 著者:北方 謙三

竜馬がゆく(八)竜馬がゆく(八)
読了日:7月2日 著者:司馬遼太郎

竜馬がゆく〈7〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈7〉 (文春文庫)
読了日:7月1日 著者:司馬 遼太郎

読書メーター

2013年6月の読書のまとめです。  じぃじとばぁばの老人ホーム探しもある程度目処がたってきたためか、先月はここ何か月かの中では比較的多くの冊数を読了することができました。  ただ、司馬遼太郎作品電子書籍販売を記念してついつい読み始めてしまった「竜馬がゆく」なんですけど、おかげで北方「楊令伝」の読書がストップしてしまっています。  これは父の蔵書なので、本来ならちゃっちゃと読み進めないといけないんですけどねぇ・・・・・・ ^^;


2013年6月の読書メーター


読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3809ページ
ナイス数:21ナイス

竜馬がゆく〈6〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈6〉 (文春文庫)
読了日:6月29日 著者:司馬 遼太郎

竜馬がゆく〈5〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈5〉 (文春文庫)
読了日:6月28日 著者:司馬 遼太郎

竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫)
読了日:6月27日 著者:司馬 遼太郎

竜馬がゆく〈3〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈3〉 (文春文庫)
読了日:6月26日 著者:司馬 遼太郎

竜馬がゆく〈2〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈2〉 (文春文庫)
読了日:6月23日 著者:司馬 遼太郎

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)
読了日:6月23日 著者:司馬 遼太郎

楊令伝 9 遥光の章 (集英社文庫)楊令伝 9 遥光の章 (集英社文庫)
読了日:6月22日 著者:北方 謙三

楊令伝 8 箭激の章 (集英社文庫)楊令伝 8 箭激の章 (集英社文庫)
読了日:6月21日 著者:北方 謙三

楊令伝 7 驍騰の章 (集英社文庫)楊令伝 7 驍騰の章 (集英社文庫)
読了日:6月12日 著者:北方 謙三

読書メーター

2013年5月の読書のまとめです。  さすがに今月は読了数がめっきり減ってたったの3冊 ^^;  これは老人ホーム探しやら、体験入居の手続き & 送り迎えやら、Lothlórien_山小舎との移動やら、草刈りやら、ジャガイモ & トウモロコシ植えやら、ピアノの調律2台やらと諸々の理由があるわけですが、最大の原因は久々に PSP でゲームに興じているせいもあります。  ま、散々遊びつくしたゲームではあるんですけどね(苦笑)  KiKi がゲームに嵌る時≒ストレスゲージがマックスレベルまで上がっている時でもあることを考えるとちょっと複雑です。

最近はまったく読書感想をアップしていないのに読書メーターの KiKi の頁では29ナイスをいただいたようで嬉しいやら申し訳ないやら・・・・・。  いつになったら再びこれまでと同じような読書(読後のブログエントリー作成も含む)ができるようになることやら・・・・・・

2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1200ページ
ナイス数:29ナイス

楊令伝 6 徂征の章 (集英社文庫)楊令伝 6 徂征の章 (集英社文庫)
読了日:5月21日 著者:北方 謙三

楊令伝 5 猩紅の章 (集英社文庫)楊令伝 5 猩紅の章 (集英社文庫)
読了日:5月11日 著者:北方 謙三

楊令伝 4 雷霆の章 (集英社文庫)楊令伝 4 雷霆の章 (集英社文庫)
読了日:5月6日 著者:北方 謙三

読書メーター

早いもので今年になって4か月が経過しました。  思い起こせば昨年末の母の緊急入院以来、家事と介護に追われる日々でした。  そんな中2013年4月に読了することができた本が11冊。  昨年までと比較すると読書ペースは確実に落ちているのですが、それでもそこそこの読書タイム(但し布団の中限定だけど ^^;)は確保できるようになってきたようです。  

とは言っても相変わらず「読書感想文のようなもの」を書き記す余力もなければ時間もない。  ああ、普通の生活が懐かしい・・・・・・。  

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:4217ページ
ナイス数:26ナイス

楊令伝 3 盤紆の章 (集英社文庫)楊令伝 3 盤紆の章 (集英社文庫)
読了日:4月30日 著者:北方 謙三

わが母の記 (講談社文庫)わが母の記 (講談社文庫)
読了日:4月30日 著者:井上 靖

楊令伝 2 辺烽の章 (集英社文庫)楊令伝 2 辺烽の章 (集英社文庫)
読了日:4月27日 著者:北方 謙三

楊令伝 1 玄旗の章 (集英社文庫)楊令伝 1 玄旗の章 (集英社文庫)
読了日:4月25日 著者:北方 謙三

替天行道-北方水滸伝読本 (集英社文庫)替天行道-北方水滸伝読本 (集英社文庫)
読了日:4月22日 著者:北方 謙三

水滸伝 (19)  旌旗の章 (集英社文庫)水滸伝 (19) 旌旗の章 (集英社文庫)
読了日:4月18日 著者:北方 謙三

水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)水滸伝 18 乾坤の章 (集英社文庫)
読了日:4月14日 著者:北方 謙三

水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)水滸伝 17 朱雀の章 (集英社文庫 き 3-60)
読了日:4月9日 著者:北方 謙三

水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59)水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59)
読了日:4月6日 著者:北方 謙三

水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)
読了日:4月4日 著者:北方 謙三

水滸伝 14 爪牙の章  (集英社文庫 き 3-57)水滸伝 14 爪牙の章 (集英社文庫 き 3-57)
読了日:4月2日 著者:北方 謙三

読書メーター

2013年3月の読書のまとめです。  先月は北方水滸一色の読書となりました。

2013年3月の読書メーター


読んだ本の数:11冊
読んだページ数:4311ページ
ナイス数:43ナイス

水滸伝 13 白虎の章  (集英社文庫 き 3-56)水滸伝 13 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56)
読了日:3月29日 著者:北方 謙三
水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)
読了日:3月23日 著者:北方 謙三
水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)水滸伝 11 天地の章 (集英社文庫 き 3-54)
読了日:3月20日 著者:北方 謙三
水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)
読了日:3月16日 著者:北方 謙三
水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)水滸伝 9 嵐翠の章 (集英社文庫 き- 3-52)
読了日:3月15日 著者:北方 謙三
水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)水滸伝 8 青龍の章 (集英社文庫 き 3-51)
読了日:3月14日 著者:北方 謙三
水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)水滸伝 7 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50)
読了日:3月12日 著者:北方 謙三
水滸伝 六 風塵の章: 6 (集英社文庫)水滸伝 六 風塵の章: 6 (集英社文庫)
読了日:3月10日 著者:北方 謙三
水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)
読了日:3月10日 著者:北方 謙三
水滸伝 四 道蛇の章: 4 (集英社文庫)水滸伝 四 道蛇の章: 4 (集英社文庫)
読了日:3月8日 著者:北方 謙三
水滸伝 三 輪舞の章: 3 (集英社文庫)水滸伝 三 輪舞の章: 3 (集英社文庫)
読了日:3月3日 著者:北方 謙三

読書メーター


なかなか精神的・時間的余裕がなくて感想をアップすることができずにいます(涙)。  でも、介護生活の合間の割には結構読み進んだじゃん>自分(笑)  読み進めば読み進むほどに嵌ってきている北方水滸でございます。  これはそのまま「楊令伝」に突入していくパターンかもしれません。  北方謙三ってそんなに興味のある作家じゃなかったんですけどねぇ・・・・・ ^^;    

2013年2月の読書のまとめです。  介護生活に入ってからめっきり読書ペースが落ち、ついでにせっかく読んだ本の感想をまとめる余力もなくなってしまいました(涙)  先月の読了数はたったの3冊でした。  尚、これらの本は全て父の蔵書です。  

北方謙三の中国史シリーズは「三国志」だけはなかったものの、「水滸伝」「楊令伝」は全冊揃っていました。  KiKi も「読んでみたいなぁ」と常々思っていたんですけど、冊数も多いしお金もかかるし、図書館では読みたい時に順番に読めなかったりするし・・・・と迷っていただけにありがた~く拝読させていただいています(笑)     

 

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:777ページ
ナイス数:23ナイス

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)
読了日:2月22日 著者:北方 謙三

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)
読了日:2月17日 著者:北方 謙三

月影の道 小説・新島八重月影の道 小説・新島八重
読了日:2月5日 著者:蜂谷 涼

読書メーター

ご無沙汰しております。  なかなかブログ・エントリーが書けない日々が続いています。  同時に読書の方も捗々しくなく、この1月はとても残念なことにたったの3冊(しかも超がつくほど軽~い本ばかり 涙)という状況です。  でも、逆に言えばこのエントリーほど書きやすいエントリーもないわけで、休眠ブログのエントリーにはもってこいかな・・・・・と。  今月の読書のまとめには感想も何もなしではありますが、一応記録として残しておきたいと思います。


2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:881ページ
ナイス数:49ナイス

と、ここまで書いてみて、12月の読書のまとめをしていないことに気がついちゃいました ^^;  ひょっとすると別の読書管理ツールを利用することになるかもしれませんが、可能な限り何等かの記録を残すべく、今からちょっと調査してみます。

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