2014年月別読書のまとめの最近のブログ記事

先月は前半こそ快調だったものの、中盤で例の外銀とのやりとりですっかり疲れ切り、その後はゲートボールの練習が忙しかったり、介護の方でもちょっとしたトラブルがあったり、年末恒例の家事追われまくりで疲労困憊したりで、いきなり失速してしまいました。  ま、とは言え、とりあえず読書のまとめをしておきたいと思います。

先月前半は仏教に関する本を何冊か読み、その後あの解散総選挙騒ぎのおかげで何となく歴史を振り返りたくなって昭和史を手掛け始め、外銀とのすっだもんだで思考を必要とする難しい本とつきあう気力を失い、その後たまたまつまらないTVを見るのが嫌になって、DVDコレクションで見始めた映画の影響でファンタジーに逃げちゃった・・・・・そんな読書でした。

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2507ページ
ナイス数:31ナイス

ハリー・ポッターと秘密の部屋ハリー・ポッターと秘密の部屋感想
こちらも年末のDVD鑑賞の流れで2年ぶりの再読です。  第1作は出てくる人、物、全てが新鮮だったのと比較し、第2作ではお馴染みのものアリ、初出のモノがありとまだまだ楽しませてくれる内容だと思います。  映画でも物語でも KiKi には鬱陶しいヤツとしか感じられないロックハートさんが多くの女性をうっとりさせていると言うこと自体が魔法みたい(笑)
読了日:12月31日 著者:J.K.ローリング

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)ハリー・ポッターと賢者の石 (1)感想
年末に面白いTVが何もなくて、手持ちのDVDを次々と観ているうちに、「ハリー・ポッター シリーズ」に行き着きました。  USJにハリポタの新しいアトラクションもできていることだし、ここいらで再読もいいかな?と2年ぶりに本棚から出してきました。  この第1作は映画も良かったし、原作も面白かった!!  
読了日:12月28日 著者:J.K.ローリング

ノモンハンの夏 (文春文庫)ノモンハンの夏 (文春文庫)
読了日:12月25日 著者:半藤一利

親鸞 激動篇 下親鸞 激動篇 下感想
悩める人親鸞は流刑地だった越後から関東へ。  師と仰ぐ法然から独立していく(とは言え信仰の本質は法然から受けたものそのまま)うえでの葛藤やら何やらが描かれます。  全体としては親鸞の人となりが丹念に描かれている印象ですが、黒面法師の再登場が唐突過ぎる印象がありました。  実際にこんな風にストーカー的に追いかけてきて悪事をなしながら、親鸞の信仰心を試すような人間がいたのかしら??  個人的には専修念仏という新しい教えに対する数々の圧力やら凡人による教えの歪めをこの黒面法師という人物に象徴しているのかな?
読了日:12月6日 著者:五木寛之


親鸞 激動篇 上親鸞 激動篇 上感想
越後に流された後の親鸞を描く激動篇。  聖人というよりは「悩める迷い人」といった趣の親鸞の姿に、親近感を覚えます。  逆に言えば宗教というヤツが時代の流れの中で変貌していくその様が他のどの宗教よりも赤裸々に現れているのが浄土真宗なのかもしれないとさえ感じられました。  現代でもそうだけど悩める衆人はとかく現世でのご利益を求めるもの。  でも本来の宗教の姿はそういうものではないのだなということを実感します。  特にこの上巻で描かれる「雨乞い祈祷」のエピソードにそのジレンマが良く表れていると感じました。
読了日:12月4日 著者:五木寛之


梅原猛の『歎異抄』入門梅原猛の『歎異抄』入門感想
ちゃんと教えを理解していない人間が言うことではないとは百も承知だけど、どうも誰かの思考的フィルターを通ったこのての書籍は KiKi には向いていないような気がしてきました。  と言うのも、著者の解説部分を読むたびに「そういうこと??」という疑問ばかりが浮かんできてしまうし、どこか斜に構えてしまっている自分を意識させられます。  もっとも自力で学べるとはゆめゆめ考えてもいないので、結局は誰かの教えを請わずにはいられないのですが、さてどうしたものか??  これはやはりどこかのお寺で法話を聞くことを考えるべき?
読了日:12月3日 著者:梅原猛

仏教 はじめの一歩仏教 はじめの一歩感想
できるだけ易しそうな仏教のとっかかり本を探して図書館から借りてきた1冊。  う~ん、この著者の方とはどうも波長が合わなそうだなぁ。  現代生活の中から仏教の教えに結びつきそうなエピソードなどを選んでいるのはわかるけれど、どこか毒があるというか、極端に走る傾向があるというか、言葉にトゲがあるというか・・・・。  著者がかつては仏教の考えに疑いを持っていたということが書かれていたので、期待していたんですけどその割にはどう受け入れていったのかという話が薄っぺらいと言うか・・・・。  何気に上から目線なのもねぇ。
読了日:12月2日 著者:ひろさちや

読書メーター

11月最後の連休はダーリンの実家のある岐阜県でダーリンのお父さん & お母さんの法事がありました。  それに参列するため、Lothlórien_山小舎のお風呂改修工事が終わるとすぐ群馬を出て、まずは KiKi の実家(静岡県)へ。  同居介護の間は手をつけられなかった家の中の片付けの第1弾、台所のシンク上下の棚の整理に着手しました。  今年の3月の大雪で3日間に及ぶ孤立生活を余儀なくされたダーリン & KiKi はいずれは静岡県の KiKi の実家へ移住し、そこを終の棲家としようということで合意したので、その準備を少しずつ始めることにしたのです。

ただ、静岡県というと心配なのが地震と富士山の噴火です。  特に今年は御嶽山や阿蘇山をはじめ、日本のあちこちの火山が活動を活発化させていて、300年以上もおとなしくしている富士山がいつ何時、噴火しないとも限りません。  ま、てなわけで、実家滞在中に活字に飢えていたということも手伝って、じぃじの蔵書の中から「富士山噴火」な~んていう本にも手を出してみました。

その後、岐阜で参加した法事ではこれが初めてだったわけではないけれど、自分自身が「お経を唱える」ということを経験しました。  KiKi の実家サイドの法事では参列者はお坊さんのお経を聞いているだけなんですけど、婚家では浄土真宗のため一族みんなで声を揃えてお経を唱えます。  本があるので(漢字にルビつき)、何となく唱えることはできるものの、何を唱えているのかさっぱりわかりません。

自分で唱えている以上、何を唱えているのかさっぱりわからないというのも妙な気分だし、これから死ぬまでこの宗派とつきあっていくことを考えると、これまでは可能な限り避けて通ってきた宗教の世界だけど、信心する・しないは別としてもある程度理解することは必要だろう・・・・・な~んていうことを感じて群馬に帰ってきました。

ま、てなわけで、11月の読書は前半が児童文学、間に「富士山噴火」、そして後半は仏教絡みの読書と相成りました。


2014年11月の読書メーター

読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4672ページ
ナイス数:66ナイス

池上彰と考える、仏教って何ですか?池上彰と考える、仏教って何ですか?感想
婚家の法事で自らお経を唱えるという体験をし(実家の法事では聞くだけだった)、「はて、私は何を唱えていたのかしら?」と興味を持ち始めた仏教。  これから一生つきあっていくことになる宗派なら信心する・しないはともかく、これまでのように「可能な限り近づかない」というスタンスではいられまいと考えたものの、何から手をつければいいのかわからない ^^;  ま、てなわけでわかりやすい解説では定評のある池上さんのこの本を読んでみました。  「葬式仏教」とはまさに現代日本の仏教の姿で耳が痛い。  もう少し学んでみよう。  
読了日:11月30日 著者:池上彰

親鸞(下) (講談社文庫)親鸞(下) (講談社文庫)感想
宗教というとどうしても胡散臭く感じてしまい、これまで可能な限り近づかないようにしてきました。  ただ、海外の人と接点を持つたびに「あなたの宗教は何ですか?」という問いに出くわし、「ない」という返答があまり好ましいものではないという経験則にのっとりとりあえず「仏教徒」と答えてきました。  そんな私でもスラスラと読み進められるところがこの本の良いところだと思います。  まあ逆に言えば、仏教の本ではなく、親鸞と言う実在の人物をモデルにした物語だから・・・なわけですが。  でも、現代人には適度なとっかかりかも?
読了日:11月29日 著者:五木寛之

親鸞(上) (講談社文庫)親鸞(上) (講談社文庫)感想
私個人はこれまで無宗教でした。  ところが婚家は浄土真宗でつい先日法事に参加し、お経を唱えるという経験をしました。  実家サイドの法事では有難いお経(?)を参列者が聞いているだけなのに対し、自身が訳も分からないながらも唱えるという経験を経て、「はてさて、あの時私は何を唱えていたのやら?」と興味を持ちました。  その延長線で浄土真宗の開祖である親鸞聖人にもちょっとした興味を持ったので、この本を手に取ってみました。  戦乱の世に生を受け、生きることそのものが厳しかった少年の苦悩には共感できる点が多かったです。
読了日:11月28日 著者:五木寛之

富士山噴火―ハザードマップで読み解く「Xデー」 (ブルーバックス)富士山噴火―ハザードマップで読み解く「Xデー」 (ブルーバックス)感想
今年の大雪で3日間に及ぶ孤立生活を余儀なくされ、終の棲家と決めて移住した群馬県の山中での老後生活に自信がなくなりました。  ならば・・・と夫婦で相談の結果、いずれは我が実家(静岡県)に移住しようと決めたはいいものの、昨今あちらこちらの火山噴火に「はて、富士山は大丈夫だろうか?」と思い始め、たまたま立ち寄った実家の書棚にこの本を見つけたので読んでみました。  この分野にはまったく無知だったため、ところどころ理解できないところもあるのですが、「ハザードマップ」を読みこなすには十分な情報が得られ満足しています。
読了日:11月26日 著者:鎌田浩毅

葬られた王朝―古代出雲の謎を解く (新潮文庫)葬られた王朝―古代出雲の謎を解く (新潮文庫)感想
出雲王朝と大和王朝の関係については、予てよりいささか興味がありました。  たまたま婚家の法事に参加するために実家経由で旅をした際に、父の蔵書の中にあったので、活字欲しさに読んでみました。  「なるほど」と頷けるところも多々あったのですが、同時に「本当にそう言い切れるの?」と感じるところもかなりあるので、全体としてどこか懐疑的にならざるをえないというのが正直な印象でしょうか?  個人的には出雲王朝は実在し、何らかの形で「国譲り」があったのは史実ではないかと考えていたのでその点では読み応えがありました。
読了日:11月25日 著者:梅原猛


サジュエと魔法の本 下巻 青の章サジュエと魔法の本 下巻 青の章感想
主人公のサジェは最後まで歳相応の幼さがあって、ハリー・ポッターみたいな絵に描いたようなヒーローにはなれなかったけれど、素晴らしい成長を見せてくれて微笑ましいなぁと感じました。  脇のルイジとサジェのおじいちゃんルアンティエにより心が動くのは私の年齢のせいかなぁ・・・・。  ルイジの口癖の「正解っぽいだろ?」には自身が有能な魔法使いになれる能力を持ちつつも、稼業に自分の立ち位置を見据えた男の、ある種の屈折のようなものが感じられるのと共に作品のテーマ「願う心と考える力」の1つの具体例として印象に残りました。
読了日:11月21日 著者:伊藤英彦


サジュエと魔法の本 上巻 赤の章サジュエと魔法の本 上巻 赤の章感想
現代社会とファンタジーの共存。  まずはそんな言葉が頭に浮かびました。  主人公が学校へ行って夏休みにおじいちゃんの家へ遊びに行くんだけど、そのおじいちゃんが大魔法使い、ついでに両親も優秀な魔法使い。  昔の人だったら「便利さ ≒ 良い魔法」みたいな展開になったりもするわけだけど、近代文明の恩恵にどっぷりと浸かっている雰囲気があるので、どう展開させるのか?と考えていたら、そこは古典的な悪と善の対立軸でした。  異世界と言えば異世界なんだけど、そこかしこに現実世界が描かれているのでちょっぴり新鮮な気分。
読了日:11月19日 著者:伊藤英彦


プーと私プーと私感想
このエッセイ集の中でもっとも興味深く読むことができたのは、石井さんが欧米の特にアメリカの図書館を見て歩かれた留学体験記の部分でした。  アメリカの図書館司書たちの活動ぶり、勉強の仕方等々は現代の日本でも見習うべきところが多いように感じました。  アメリカ(に限らず西欧社会)って、日本のように質の良い廉価な文庫本はなくて、ハードカバーのやたらと高い本か、質の悪い紙 & 装丁のペーパーバックばかりという印象が強かったんだけど、その分、図書館文化の方は進んでいる(いた・・・・なのかな?)のかもしれません。
読了日:11月17日 著者:石井桃子


ミオよわたしのミオ (岩波少年文庫)ミオよわたしのミオ (岩波少年文庫)感想
何らかの苦難に陥り絶望しそうになるたびにミオには父王の「ミオよ わたしのミオ」と呼びかける声が聞こえます。  これは少年の心が生み出し、その寂しい心の空洞の中でこだまのように響く切ない呼び声です。  原語では "Mio, Min Mio"。  全ての音に "M" が含まれリズム感もあるこの言葉に込められているのは自分を無条件で信頼し、必要としてくれている親の心であることがひしひしと伝わってきます。  子供にとって常に親が味方でいてくれて自分の身を案じてくれていると信じられる安心感に勝るものはないのです。
読了日:11月15日 著者:アストリッドリンドグレーン


はるかな国の兄弟 (岩波少年文庫 85)はるかな国の兄弟 (岩波少年文庫 85)感想
この「はるかな国の兄弟」の物語には、病と向き合わざるをえない子供達に、同年代の健康な子供であれば当たり前のように享受できていただろうファンタジーとユーモアを提供したかったのではないか? そんな風に感じずにはいられません。 今回改めてこの作品を読んでみてリンドグレーンが子供向けのお話だからと言って敢えて「死」をぼやかしたり、否定したりはしていないところにある種の潔さを感じました。 「死」というものは必ずあるものとして語ったうえで、それでも人は次に行く勇気を持つ必要があるということを描いているのだと思うのです
読了日:11月12日 著者:アストリッド・リンドグレーン


さすらいの孤児ラスムス (岩波少年文庫)さすらいの孤児ラスムス (岩波少年文庫)感想
オスカルとラスムスの旅の始め頃は実にほのぼのとしていい感じなんですよね~。  風景描写もよければ2人の会話も微笑ましい。  何だか胸がポカポカしてくるんです。  ところがそんな光景もあっという間に暗転。  今度はピストル強盗事件に遭遇し、挙句はその犯人に追い回され・・・・・とホノボノしてはハラハラ、ハラハラしてはホノボノの連続で息をつかせません。  私たち現代人が忘れてしまった純な心、本当の意味での暖かい眼差し。  そんなものを思い出させてくれる作品だと思います。 
読了日:11月10日 著者:アストリッドリンドグレーン


名探偵カッレとスパイ団 (岩波少年文庫)名探偵カッレとスパイ団 (岩波少年文庫)感想
この一連の作品に共通している点に、「殺人事件」とか「産業スパイ事件」という社会的にも大きな事件とカッレくんたち仲良しグループが夏休みの遊びとして興じている「バラ戦争」がほぼ同じ比率で物語に出てくるところが挙げられると思います。  そして、その「バラ戦争」で培われた機転の利かせ方、通信手段、身の処し方等々が「殺人犯」や「スパイたち」との追いつ追われつの中でしっかり生かされ、彼らが何とかサバイブできる素養となっているところが素晴らしい!!  「遊びの中で身についたものほど、自分の実になる物はない。」  
読了日:11月8日 著者:アストリッドリンドグレーン


カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)感想
つくづく感じるのは、カッレ君の名探偵ぶりもさることながら、エーヴァ・ロッダの「事件まきこまれ体質」とでも呼びたいような事件を引き寄せるパワーみたいなもの。  もちろん彼女の責任ではないんだけど常にトラブルの中心にはエーヴァ・ロッダがいます。  第1作では犯人がエーヴァ・ロッダのおじさんだったし、第2作では殺人事件直後の犯人の唯一の目撃者が彼女でした。  でも、そうやって考えてみるとこの一連の物語、実は時代を変えた「騎士道物語」と呼んでもいいのかもしれません。
読了日:11月8日 著者:アストリッドリンドグレーン


名探偵カッレくん (岩波少年文庫)名探偵カッレくん (岩波少年文庫)感想
あまりにも突拍子もない女の子だったピッピ以上にある時期の KiKi にとってエヴァー・ロッダは近しい存在でした。  そして物語と同化して遊ぶことができた数少ない物語がこの「名探偵カッレくん」でした。
読了日:11月5日 著者:アストリッド・リンドグレーン

山賊のむすめローニャ (岩波少年文庫)山賊のむすめローニャ (岩波少年文庫)感想
ローニャとビルクの2人は山賊稼業を否定する人物になっていくわけですが、そこに至るまでの実に純粋な子供らしい感覚、さらには親との葛藤、反抗、そして自立の試み、恋と呼ぶにはあまりにも可愛らしいお互いの存在への信頼感と物語に含まれる要素は実に盛りだくさんで、なかなかに楽しい物語でした。  読んでいてふと感じたのはこれってある意味で宮崎吾朗さんの葛藤を描いた物語でもあるのかなぁ・・・と。  大好きで存在感の大きすぎる父親と自我の芽生えた子供の物語という側面もあるだけに、ちょっと邪推しちゃう KiKi なのでした。
読了日:11月3日 著者:アストリッドリンドグレーン

読書メーター

ダーリンの手術、じぃじ & ばぁばのトラブルと何かとバタバタした後、今度は KiKi 自身が体調不調に陥り9月半ばから10月の1ヶ月はホント散々な1ヶ月でした。  今も本調子には戻っていないのですが、ようやく少しずつ復調しつつあるので、取り急ぎ10月の読書のまとめだけはしておこうと思います。  10月はたったの3冊!  しかもそのうちの1冊は読書と呼べるような内容の本なのかどうか・・・・(苦笑)  久々の上橋ワールドだった「鹿の王」は後日 Review をアップする予定ですが、それ以外(特にFFX-2.5)は多分このまま放置することになるだろうと思います。 

 

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1207ページ
ナイス数:33ナイス


鹿の王(上下合本版) (角川書店単行本)鹿の王(上下合本版) (角川書店単行本)感想
久々の上橋ワールド!!  やっぱり上橋ワールドは他の追随を許さないなぁと感銘を受けました。  病に罹るものと罹らないもの、しかとは目に見えない生命について、自分の外にあるものは観たり感じたり認識したりできるのに自分のうちにあるものはよくわからないという不思議さ、そして生態系について・・・・。  そこに征服民と被征服民という人間社会ならではの力学を絡めるあたり、実に深くて練り上げられた物語世界だと感じ入りました。  詳細の感想はブログにて。
読了日:10月28日 著者:上橋菜穂子

小説 FINAL FANTASY X-2.5 ~永遠の代償~ (ノベルズ)小説 FINAL FANTASY X-2.5 ~永遠の代償~ (ノベルズ)
読了日:10月15日 著者:野島一成

韓国人の歴史観 (文春新書)韓国人の歴史観 (文春新書)
読了日:10月9日 著者:黒田勝弘

読書メーター

随分長い間ブログ更新が滞ってしまいました。  未だに何かとバタバタしていて、まだまだ落ち着いてブログエントリーを書いたり、読書生活に浸れる状況とは言い難いのですが、とりあえず今日はちょっとだけ時間があるので、先月の読書のまとめぐらいはしておきたいと思います。  先月はたったの4冊かぁ・・・。  しかもそのうちの1冊は薄っぺらいMook本みたいなやつだし・・・・・。  まあ、こういう時期もありますということで。

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:857ページ
ナイス数:20ナイス

東京裁判 (下) (中公新書 (248))東京裁判 (下) (中公新書 (248))感想
実に良書だと思うけれど、残念なことを1つだけ挙げるとするならば、この本の中では占領政策と東京裁判の関連性に関する記述が極めて少ないことだと感じます。  天皇の責任問題という極めてデリケートなトピック絡みで若干は触れているものの、どこか足並みの揃わない検事側の背景やら、そもそもの極東国際軍事裁判開催決定時、その後の裁判中、そしてサンフランシスコ平和条約 & 日米安保条約に至る中でもっとも大きな流れを左右していたのは占領政策にこそあるわけで、そこはもっと触れて欲しかったなと感じました。
読了日:9月28日 著者:児島襄

東京裁判 (上) (中公新書 (244))東京裁判 (上) (中公新書 (244))感想
ある意味で日本人の劣等史観のベースにさえなり、「戦争犯罪」という実態がよくわからないものを裁くという摩訶不思議な裁判。  戦争裁判と言いつつも結果的に政治裁判だった裁判。  これを知らずに現代日本を語ることはできないと言っても過言ではない裁判。  そんな裁判がどんなものだったのかを俯瞰するにはよい書籍だと感じます。
読了日:9月20日 著者:児島襄

図解でわかる11大近代戦図解でわかる11大近代戦感想
表紙に  「硫黄島からの手紙」、「史上最大の作戦」、「フルメタル・ジャケット」などの映画の背景となった戦いを厳選   とあるのを見た時点でどういう本なのかは薄々察してはいたけれど、まさにその推察を裏切らない本だった・・・・という感じでしょうか?
読了日:9月15日 著者:山崎雅弘

国防国防感想
少なくとも憲法改正とか国防に関しては、現段階の KiKi は自分の意見を述べられるほどには現状を理解していないし、多面的に物事を考える素地さえできていないことを、この本を読んで改めて再認識しました。  と同時に、この問題こそ、「モノ言う国民」としてもっともっと真剣にそして可能な限り多面的に考え、自分なりの意見をしっかりと持つべき問題であることを強く感じました。
読了日:9月3日 著者:石破茂

読書メーター

先月は KiKi 自身の体調不調やら、老人ホーム入居中のじぃじ & ばぁば絡みのトラブルやらダーリンの手術決定やら(予定では実は今日退院することになっている)でバタバタしており、ブログの更新も若干滞り気味、ついでに読書はほとんど捗らず・・・・でした。  でも、ふと気がつけば月が明けているわけでして、取り急ぎ先月の読書のまとめぐらいはしておきたいと思います。

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1133ページ
ナイス数:38ナイス

日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦感想
読了して感じることは、タイトルから期待される日本海軍400時間の証言を題材にはしているし、その中から拾った証言そのものもかなり抜粋されて記載はされているものの、それを聞いた取材班面々の想いのような記述が多すぎるうえに、ある1つのトピックに対する反省会上での応酬といった部分の緊迫感のようなものは全く感じられず、正直なところ肩透かしを食らったような気分を持ったことをまずは記載しておきたいと思います。  歴史を知るってホント、難しいなぁとこの本を読んでつくづく感じました。
読了日:8月23日 著者:NHKスペシャル取材班


天山の巫女ソニン 江南外伝 海竜の子天山の巫女ソニン 江南外伝 海竜の子感想
クワンはある意味で本編で想像していたとおりの人物だったことを確認したにすぎなかったけれど、セオの成長期を見ることができたことが大きな収穫でした。  自分にはないものばかりを持つクワンに対する少年期特有の対抗意識、そしてそれを乗り越えた後に初めて培われていく2人の絆に♀である KiKi には踏み込めないある種の「男の友情」を垣間見て、ちょっぴり感動してしまいました。 このシリーズ、中身も悪くないけどやっぱり装丁が素晴らしい!!  Asian Taste Fantasy のお手本にしたいぐらい。  
読了日:8月8日 著者:菅野雪虫


僕は、そして僕たちはどう生きるか僕は、そして僕たちはどう生きるか感想
これまで梨木作品はその大半を読んできたけれど、この作品はこれまでの作品とはどこか一線を画している印象です。  梨木さんは常に現代社会にある種の不安、危うさのようなものを感じ、それをどちらかというと刺激は強すぎず、でも心にはずっしりと残る文体、語彙で語りかけるタイプの作家だと KiKi は思っていたのですが、この作品ではそんな確信犯的に自ら纏い続けてきたオブラートをばっさりと脱ぎ捨て、ある種の意志表明をした・・・・・そんな印象です。
読了日:8月2日 著者:梨木香歩

天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘感想
ただでさえ厳しい自然環境の北の国で、正妃の一人っ子として生まれたにもかかわらず、望まれた男児でなかったが故に、父王からも母妃からも愛されないのみならず存在すら認められずに育ったイェラ。  跡取りは側室の王子達だと誰しもが思っているうえに、誰にもかまわれない立場の彼女は1人でもできること、本を読み、学び、どこか冷めた目で人を観察し、生まれつき持ち合わせていた父譲りの聡明さで、自分なりに多くのことを多面的に考え、答えを導き出すことを常とするようになっていきます。
読了日:8月1日 著者:菅野雪虫

読書メーター


おやまあ、蓋を開けてみたらたったの4冊ですか!!  これは同居介護中よりも冊数的には劣っているかもしれません ^^;  ついでに言えば今月も今のところあまり芳しく進捗していません。  まあ、長い人生の中ではこういう時もあるよね。    

8月1日に「先月の読書のまとめ」をエントリーしてあったのですが、その際、「ハウル第2作」の Review をまだしていなかったので、そこだけブランク状態のエントリーになってしまっていました。  読了してからずいぶん間があいてしまったけれど、ようやく今日、Review を書き終えたので、この読書のまとめも完成版を再録しておきたいと思います。

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3735ページ
ナイス数:27ナイス

ルリユール (一般書)ルリユール (一般書)感想
ルリユールの技に関しては期待していたほどには描写されていなかったのですが、物語全体に流れる穏やかな時間とどこか鄙びた風景、そして登場する人たちのちょっと切ない人生にホロリとさせられる作品だったと思います。  思い入れのある本を「クラウディアの黒猫工房」で修復してもらうと、その本にかかわる人々が抱えている悩みや重荷、心の傷といったものが癒される・・・・・。  本が持ち込まれ修復されているまでの描写にはとても優しく暖かい時間が流れ、「思い出を大切に守り伝える」という感覚を呼び起こされるような気がします。
読了日:7月30日 著者:村山早紀


天山の巫女ソニン(5) 大地の翼天山の巫女ソニン(5) 大地の翼感想
この最終巻でもなかなかに深い「人間観察」の言葉が出てきたと思います。  その最たるものが義兄のイルギが語る「7割の法則」です。  これは「人間のうち7割は、まわりの動きや噂、自分の欲に流されやすい」というもので、齢50を超えた KiKi をして「なるほど、その数字、いい線いってるかも!」と思わせてくれました。  それぐらいのスタンスで自分の周りで起こることを眺め、「さて、じゃあ、私はどうする?」と考えてある時は3割の方に、ある時は7割の方に加担するのが人間という生き物なんだろうなぁと思いました。  
読了日:7月30日 著者:菅野雪虫


天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺感想
三国の次代を担う(だろう)為政者が顔を揃えたことにより、政治的駆け引きの話が物語の中心にどっかと腰を落ち着けた印象の物語でした。  でも為政者の思惑・外交というものの複雑さを難しすぎない言葉で語っているあたり、やはり凄い物語だと感じます。  例えて言うなら「池上彰解説風ファンタジー」とでも言いましょうか・・・・(笑)  第一巻の「黄金の燕」はいかにもファンタジーというスタートの物語群だったけど、途中からこの物語はいわば普遍的に人間社会に発生し続けている多くの社会問題を扱う物語に変貌しているように感じます。
読了日:7月29日 著者:菅野雪虫


ハウルの動く城2   アブダラと空飛ぶ絨毯 (徳間文庫)ハウルの動く城2 アブダラと空飛ぶ絨毯 (徳間文庫)感想
私たち日本人にとって、地勢学的にも文化的にも一番遠い存在に感じられる中東の人々を主人公にした物語は、彼らの実態をよく知らないだけに独特のロマンを感じさせ、わくわくさせてくれることを再認識した読書だったと思います。  途中まではかなり印象深い人物だったはずの絨毯商人のアブダラさんですが、ソフィーが登場し、彼が探し求めていた「夜咲花」に再会したあたりから一挙に存在感を薄れさせ始め、そこからは女性たちの大活躍・・・・・というのは、やはりジェンダー意識の強かったこの作者さんならでは・・・・という感じがします。
読了日:7月28日 著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ


都会のトム&ソーヤ (2) 乱!RUN!ラン!     YA! ENTERTAINMENT都会のトム&ソーヤ (2) 乱!RUN!ラン! YA! ENTERTAINMENT感想
決してつまらなかったとか読んでいて苦痛だったというわけでもないんですけど、例えて言うなら美容院で順番を待たされている間とかパーマをかけて美容師さんに「このまましばらくお待ちください」な~んていう風に言われてひっくりかえした鉢みたいなものに頭を突っ込んだ状態で手持無沙汰な時なんかに読むにはピッタリの本だなぁ・・・・と。  何かの病気か怪我で入院中(但し、さほど深刻ではないけれど、一泊二日で帰宅できるほど簡単でもない)に、どこか落ち込みがちな気分を盛り上げるためにはいい本かなぁ・・・・と。(笑)
読了日:7月27日 著者:はやみねかおる


都会のトム&ソーヤ(1) (YA! ENTERTAINMENT)都会のトム&ソーヤ(1) (YA! ENTERTAINMENT)感想
いや~、これは Review の書き難い本ですねぇ。  あっという間にさらさらっと読めちゃうんだけど、KiKi にとってはただそれだけ・・・と言うか、何も残らないと言うか・・・・。  まあ、KiKi 自身が♀故にこの物語の主人公たちの年代の男の子の気持ちというやつが今一つピンとこないというのもあるとは思うんですけど、それより何より、あたかもTVでバラエティ番組を観ているのと同じで、一時の笑いはあるもののただそれだけ・・・・っていう感じ。
読了日:7月26日 著者:はやみねかおる,にしけいこ

天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星感想
この物語が素晴らしいと感じるのは、主に脇役、時に主役に語らせている著者の人間観察の言葉が子供向けとは思えないほど深く鋭いこと、そして為政者の考え方と庶民の考え方の違いをはじめとする人間社会が必然的に抱える矛盾を難しくなり過ぎない言葉でさらりと描いていることです。  ことにこの第三巻では歴史が為政者によっていかに描き変えられるのかとか、ある1つの事件を解決しようとした際に立場が異なれば、異なる解決方法をとろうとするし、そこにあるのは単純な善悪ではないということがしっかりと描かれていると感じました。
読了日:7月26日 著者:菅野雪虫


天山の巫女ソニン  2  海の孔雀天山の巫女ソニン 2 海の孔雀感想
主人公のソニン以上に気になる存在が、彼女が下野して最初にできた友人という設定のミンです。  働かない父親、早くに亡くした母、自分が面倒を見なければならない弟という環境の中で、必死に生きているミンはある意味で普通とは言えない環境ばかり(天山然り、王宮然り)で暮らしているソニンと一般人を繋ぐパイプ役のようなところがあり、彼女自身がソニンと知り合ったことにより堕落からは免れたようなところもありで、この先も気になる存在です。
読了日:7月25日 著者:菅野雪虫



天山の巫女ソニン 1 黄金の燕天山の巫女ソニン 1 黄金の燕感想
「落ちこぼれ巫女」という設定の割にはソニンには暗さがなく、自分のあるがままを素直に受け入れ、その時々で自分が置かれている立場で、自分に考えられる最善を尽くす姿が好印象です。  自分に与えられた環境の中で最善を尽くすというのは簡単なようでいて実はかなり難しく、同時にそれなりの知性が必要となる行いであることをさりげなく語っている物語だと感じました。
読了日:7月25日 著者:菅野雪虫

ハウルの動く城1  魔法使いハウルと火の悪魔 (徳間文庫)ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔 (徳間文庫)感想
「ハウルの動く城」と聞けばジブリアニメを思い出す人が多いと思います。  実際、KiKi もDWジョーンズのファンタジー作品という印象よりはジブリアニメという印象の方が強いのが正直なところです。  「印象が強い」と言っても、KiKi 自身はそのアニメを観たことがないので、どんな作品なのかさっぱりわからないんですけどね ^^;  物語を読んでみて、色々なことを考えてみた(Blog に Review あり)ので「機会があったらこのジブリアニメは一度観てみよう!」と心に決めた KiKi なのでした。
読了日:7月24日 著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ


小さな人のむかしの話 -コロボックル物語別巻- (講談社青い鳥文庫)小さな人のむかしの話 -コロボックル物語別巻- (講談社青い鳥文庫)感想
こちらの作品はコロボックル物語シリーズの本編ではない、所謂、外伝です。  尚且つ、ツムじぃが集めて年代別に組み直し、更には覚書まで添えた物(この覚書がなかなか気が利いています 笑)をせいたかさん経由で入手した著者が、私たち人間が読んでも面白いと思えるだろうものを厳選した1冊なのだそうです。  そうであるだけに、そこかしこに「日本昔話」的な空気が漂っています。 この物語を読むと、古来日本人が「人ではないもの」とどんな風に関わってきたのか、その精神性を伺わせるような気がして、実に楽しく読むことができました。 
読了日:7月16日 著者:佐藤さとる

コロボックル童話集 (講談社青い鳥文庫)コロボックル童話集 (講談社青い鳥文庫)感想
この本を読んでいて一番の収穫(?)は登場するコロボックルの名前に KiKi の昔からの愛称とさらにはキキという名のコロボックルが登場したことでした。  そうなってくると、ひょっとしたらいつかはKiKi の所に「小さな人」が姿を現すかもしれないな~んていうここまでのお話での感想はどこかへ吹っ飛んで行って、KiKi 自身が実はコロボックルなのかもしれないというような妄想を抱かせるには十分でした(笑)。
読了日:7月14日 著者:佐藤さとる,村上勉

小さな国のつづきの話―コロボックル物語 5 (講談社 青い鳥文庫)小さな国のつづきの話―コロボックル物語 5 (講談社 青い鳥文庫)感想
この物語を読んで「狐に化かされる」という話を「そんなことがあるわけない、迷信、迷信」と考えるようなタイプの人はなかなかコロボックルとお友達にはなれないのじゃないか・・・・・。  そんな風に感じました。  と、同時に今作では別の小さな人、チィサコ族が登場し、「コロボックル王国」とは別の場所で別の暮らし方をしていることが描かれています。  このことにより、「ひょっとしたら私の住む地域にもコロボックルでもチィサコ族でもない又別の種類の小さな人が住んでいるのかもしれない」という希望(?)をも抱かせます。  
読了日:7月13日 著者:佐藤さとる


ブリスさんブリスさん感想
この絵本の何よりもの魅力はやはりトールキン先生直筆の絵と筆跡が堪能できることではないでしょうか?  同じような楽しみ方ができるもう1つの絵本(?)に「サンタ・クロースからの手紙」があるけれど、あちらの文字はどちらかというと「飾り文字風」なのに対し、こちらの文字は恐らくトールキン先生の「普段使いの文字」なんだろうと思います。 お話は日本人とはちょっと違うユーモア感覚(しかもどことなく偏屈で皮肉っぽい)に溢れたドタバタコメディといった趣で、読者によって好き嫌いがはっきりわかれちゃうような気がします。
読了日:7月6日 著者:J.R.R.トールキン


ビルボの別れの歌―灰色港にて (大型絵本)ビルボの別れの歌―灰色港にて (大型絵本)感想
この絵本の構成としては各見開きページの上段には「指輪物語」の最後の部分、指輪所持者たちが馬で西に向かい、灰色港から旅立っていくそのプロセスが描かれ、下段には「ホビットの冒険」の様々なシーンが描かれています。  絵本の絵を見ながら、読み慣れた「ホビットの冒険」のワンシーン・ワンシーンを思い出し、ビルボと一緒に思い出に耽ることができる時間は何とも言えない贅沢なものに感じられました。
読了日:7月2日 著者:J.R.R.トールキン

読書メーター

今日から8月。  既に何日も猛暑日があったので夏はとっくに来ているけれど、「夏本番!」という気分にさせられるのがこの8月という月です。  さて、異常なまでに降った雨と梅雨明け以降の猛暑にどこか体調もすぐれない中、先月もそこそこ読書に励むことができました。  

2014年7月の読書メーター

読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3735ページ
ナイス数:27ナイス

ルリユール (一般書)ルリユール (一般書)感想
ルリユールの技に関しては期待していたほどには描写されていなかったのですが、物語全体に流れる穏やかな時間とどこか鄙びた風景、そして登場する人たちのちょっと切ない人生にホロリとさせられる作品だったと思います。  思い入れのある本を「クラウディアの黒猫工房」で修復してもらうと、その本にかかわる人々が抱えている悩みや重荷、心の傷といったものが癒される・・・・・。  本が持ち込まれ修復されているまでの描写にはとても優しく暖かい時間が流れ、「思い出を大切に守り伝える」という感覚を呼び起こされるような気がします。
読了日:7月30日 著者:村山早紀


天山の巫女ソニン(5) 大地の翼天山の巫女ソニン(5) 大地の翼感想
この最終巻でもなかなかに深い「人間観察」の言葉が出てきたと思います。  その最たるものが義兄のイルギが語る「7割の法則」です。  これは「人間のうち7割は、まわりの動きや噂、自分の欲に流されやすい」というもので、齢50を超えた KiKi をして「なるほど、その数字、いい線いってるかも!」と思わせてくれました。  それぐらいのスタンスで自分の周りで起こることを眺め、「さて、じゃあ、私はどうする?」と考えてある時は3割の方に、ある時は7割の方に加担するのが人間という生き物なんだろうなぁと思いました。  
読了日:7月30日 著者:菅野雪虫


天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺感想
三国の次代を担う(だろう)為政者が顔を揃えたことにより、政治的駆け引きの話が物語の中心にどっかと腰を落ち着けた印象の物語でした。  でも為政者の思惑・外交というものの複雑さを難しすぎない言葉で語っているあたり、やはり凄い物語だと感じます。  例えて言うなら「池上彰解説風ファンタジー」とでも言いましょうか・・・・(笑)  第一巻の「黄金の燕」はいかにもファンタジーというスタートの物語群だったけど、途中からこの物語はいわば普遍的に人間社会に発生し続けている多くの社会問題を扱う物語に変貌しているように感じます。
読了日:7月29日 著者:菅野雪虫


ハウルの動く城2   アブダラと空飛ぶ絨毯 (徳間文庫)ハウルの動く城2 アブダラと空飛ぶ絨毯 (徳間文庫)
読了日:7月28日 著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

都会のトム&ソーヤ (2) 乱!RUN!ラン!     YA! ENTERTAINMENT都会のトム&ソーヤ (2) 乱!RUN!ラン! YA! ENTERTAINMENT感想
決してつまらなかったとか読んでいて苦痛だったというわけでもないんですけど、例えて言うなら美容院で順番を待たされている間とかパーマをかけて美容師さんに「このまましばらくお待ちください」な~んていう風に言われてひっくりかえした鉢みたいなものに頭を突っ込んだ状態で手持無沙汰な時なんかに読むにはピッタリの本だなぁ・・・・と。  何かの病気か怪我で入院中(但し、さほど深刻ではないけれど、一泊二日で帰宅できるほど簡単でもない)に、どこか落ち込みがちな気分を盛り上げるためにはいい本かなぁ・・・・と。(笑)
読了日:7月27日 著者:はやみねかおる


都会のトム&ソーヤ(1) (YA! ENTERTAINMENT)都会のトム&ソーヤ(1) (YA! ENTERTAINMENT)感想
いや~、これは Review の書き難い本ですねぇ。  あっという間にさらさらっと読めちゃうんだけど、KiKi にとってはただそれだけ・・・と言うか、何も残らないと言うか・・・・。  まあ、KiKi 自身が♀故にこの物語の主人公たちの年代の男の子の気持ちというやつが今一つピンとこないというのもあるとは思うんですけど、それより何より、あたかもTVでバラエティ番組を観ているのと同じで、一時の笑いはあるもののただそれだけ・・・・っていう感じ。
読了日:7月26日 著者:はやみねかおる,にしけいこ

天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星感想
この物語が素晴らしいと感じるのは、主に脇役、時に主役に語らせている著者の人間観察の言葉が子供向けとは思えないほど深く鋭いこと、そして為政者の考え方と庶民の考え方の違いをはじめとする人間社会が必然的に抱える矛盾を難しくなり過ぎない言葉でさらりと描いていることです。  ことにこの第三巻では歴史が為政者によっていかに描き変えられるのかとか、ある1つの事件を解決しようとした際に立場が異なれば、異なる解決方法をとろうとするし、そこにあるのは単純な善悪ではないということがしっかりと描かれていると感じました。
読了日:7月26日 著者:菅野雪虫


天山の巫女ソニン  2  海の孔雀天山の巫女ソニン 2 海の孔雀感想
主人公のソニン以上に気になる存在が、彼女が下野して最初にできた友人という設定のミンです。  働かない父親、早くに亡くした母、自分が面倒を見なければならない弟という環境の中で、必死に生きているミンはある意味で普通とは言えない環境ばかり(天山然り、王宮然り)で暮らしているソニンと一般人を繋ぐパイプ役のようなところがあり、彼女自身がソニンと知り合ったことにより堕落からは免れたようなところもありで、この先も気になる存在です。
読了日:7月25日 著者:菅野雪虫

天山の巫女ソニン 1 黄金の燕天山の巫女ソニン 1 黄金の燕感想
「落ちこぼれ巫女」という設定の割にはソニンには暗さがなく、自分のあるがままを素直に受け入れ、その時々で自分が置かれている立場で、自分に考えられる最善を尽くす姿が好印象です。  自分に与えられた環境の中で最善を尽くすというのは簡単なようでいて実はかなり難しく、同時にそれなりの知性が必要となる行いであることをさりげなく語っている物語だと感じました。
読了日:7月25日 著者:菅野雪虫

ハウルの動く城1  魔法使いハウルと火の悪魔 (徳間文庫)ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔 (徳間文庫)感想
「ハウルの動く城」と聞けばジブリアニメを思い出す人が多いと思います。  実際、KiKi もDWジョーンズのファンタジー作品という印象よりはジブリアニメという印象の方が強いのが正直なところです。  「印象が強い」と言っても、KiKi 自身はそのアニメを観たことがないので、どんな作品なのかさっぱりわからないんですけどね ^^;  物語を読んでみて、色々なことを考えてみた(Blog に Review あり)ので「機会があったらこのジブリアニメは一度観てみよう!」と心に決めた KiKi なのでした。
読了日:7月24日 著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ


小さな人のむかしの話 -コロボックル物語別巻- (講談社青い鳥文庫)小さな人のむかしの話 -コロボックル物語別巻- (講談社青い鳥文庫)感想
こちらの作品はコロボックル物語シリーズの本編ではない、所謂、外伝です。  尚且つ、ツムじぃが集めて年代別に組み直し、更には覚書まで添えた物(この覚書がなかなか気が利いています 笑)をせいたかさん経由で入手した著者が、私たち人間が読んでも面白いと思えるだろうものを厳選した1冊なのだそうです。  そうであるだけに、そこかしこに「日本昔話」的な空気が漂っています。 この物語を読むと、古来日本人が「人ではないもの」とどんな風に関わってきたのか、その精神性を伺わせるような気がして、実に楽しく読むことができました。 
読了日:7月16日 著者:佐藤さとる

コロボックル童話集 (講談社青い鳥文庫 (18‐6))コロボックル童話集 (講談社青い鳥文庫 (18‐6))感想
この本を読んでいて一番の収穫(?)は登場するコロボックルの名前に KiKi の昔からの愛称とさらにはキキという名のコロボックルが登場したことでした。  そうなってくると、ひょっとしたらいつかはKiKi の所に「小さな人」が姿を現すかもしれないな~んていうここまでのお話での感想はどこかへ吹っ飛んで行って、KiKi 自身が実はコロボックルなのかもしれないというような妄想を抱かせるには十分でした(笑)。
読了日:7月14日 著者:佐藤さとる,村上勉

小さな国のつづきの話―コロボックル物語 5 (講談社 青い鳥文庫)小さな国のつづきの話―コロボックル物語 5 (講談社 青い鳥文庫)感想
この物語を読んで「狐に化かされる」という話を「そんなことがあるわけない、迷信、迷信」と考えるようなタイプの人はなかなかコロボックルとお友達にはなれないのじゃないか・・・・・。  そんな風に感じました。  と、同時に今作では別の小さな人、チィサコ族が登場し、「コロボックル王国」とは別の場所で別の暮らし方をしていることが描かれています。  このことにより、「ひょっとしたら私の住む地域にもコロボックルでもチィサコ族でもない又別の種類の小さな人が住んでいるのかもしれない」という希望(?)をも抱かせます。  
読了日:7月13日 著者:佐藤さとる


ブリスさんブリスさん感想
この絵本の何よりもの魅力はやはりトールキン先生直筆の絵と筆跡が堪能できることではないでしょうか?  同じような楽しみ方ができるもう1つの絵本(?)に「サンタ・クロースからの手紙」があるけれど、あちらの文字はどちらかというと「飾り文字風」なのに対し、こちらの文字は恐らくトールキン先生の「普段使いの文字」なんだろうと思います。 お話は日本人とはちょっと違うユーモア感覚(しかもどことなく偏屈で皮肉っぽい)に溢れたドタバタコメディといった趣で、読者によって好き嫌いがはっきりわかれちゃうような気がします。
読了日:7月6日 著者:J.R.R.トールキン


ビルボの別れの歌―灰色港にて (大型絵本)ビルボの別れの歌―灰色港にて (大型絵本)感想
この絵本の構成としては各見開きページの上段には「指輪物語」の最後の部分、指輪所持者たちが馬で西に向かい、灰色港から旅立っていくそのプロセスが描かれ、下段には「ホビットの冒険」の様々なシーンが描かれています。  絵本の絵を見ながら、読み慣れた「ホビットの冒険」のワンシーン・ワンシーンを思い出し、ビルボと一緒に思い出に耽ることができる時間は何とも言えない贅沢なものに感じられました。
読了日:7月2日 著者:J.R.R.トールキン

読書メーター

ようやく、このエントリーではブランクだった「仔犬のローヴァーの冒険」の Review を書き終えたので、2014年6月の読書のまとめを再録しておきたいと思います。

2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4069ページ
ナイス数:38ナイス

仔犬のローヴァーの冒険仔犬のローヴァーの冒険感想
この物語が書かれたきっかけが、お気に入りのおもちゃをなくしてしまった自分の息子をなぐさめるため・・・・という極めて私的で尚且つ愛情にあふれたものであることを反映し、冒険ものとはいうものの、ハラハラドキドキというよりホンワカホッコリという暖かい空気感にあふれた物語だったと思います。  モチーフとなっているエピソードの1つ1つは後の「ホビットの冒険」に通じるところもあるのですが、どちらかというと「北欧神話」や、イギリスの典型的な言葉遊びの「マザー・グース」をかなり意識したものになっていると感じました。
読了日:6月28日 著者:


サー・ガウェインと緑の騎士―トールキンのアーサー王物語サー・ガウェインと緑の騎士―トールキンのアーサー王物語感想
この本に収録されている3作品を読了してみた今、彼が創造した創造主、精霊、エルフ、人間というトールキン神話の世界にはギリシャ神話から中世の叙事詩・英雄譚、さらにはキリスト教の教義といった余りにも多くのものがその精神性という意味では混在しているということが再認識できたように思います。  様々な言語で書かれたこういう物語に通じる「神の言葉」、「精霊の言葉」が必要だったが故に生まれたのがクゥエンヤ語やシンダール語だったような気がしています。
読了日:6月27日 著者:J.R.R.トールキン

星をのんだかじや (てのり文庫)星をのんだかじや (てのり文庫)感想
何も考えず図書館から借り出し読了しちゃったけど、帰宅して自宅の「トールキン本 本棚」を眺めてみたら長らく積読状態の「トールキン小品集」(現在は本のタイトルが「農夫ジャイルズの冒険」に変わっているらしい)に収録されていることが判明。  感想・Review は近日中にそちらの本で。
読了日:6月27日 著者:J.R.R.トールキン

新版 シルマリルの物語新版 シルマリルの物語感想
ヨーロッパに古くから伝わる数多くの伝承から色々な素材を集めてきて再構築した物語であることは明白なのですが、それを似て非なる物、トールキン・オリジナルと呼ぶに相応しい物語にまで構築したのはやはり「言語」とその成り立ち、そしてそれを使う者の歴史というぶれない視点があるところだと感じました。  ところで、「ガンダルフ」たちイスタリがいかにして中つ国に遣わされてきたのか?はこの「シルマリルの物語」ではあまり詳細に語られていません。(それは別の本) トールキン神話の道のりはやっぱりまだまだ遠かった・・・・・ ^^;
読了日:6月26日 著者:J.R.R.トールキン


J.R.R.トールキン―或る伝記J.R.R.トールキン―或る伝記感想
KiKi にとって何よりも驚きだったのは、あの一連の作品の中で使われていたクゥエンヤ語やシンダール語と言った私製言語を言語学者となった後で作り始めたのかと思いきや、それよりもはるか昔、まだ少年期と言ってもいいような時代から作り始め、それを所謂ライフワークの如く老年に至るまで創成・ブラッシュアップし続けたという事実です。  しかもこの伝記の著者によれば、その作業はトールキン先生にしてみると「作り出している」というよりは「見つけ出す」作業だと本気で思っていたらしいという点がかなりの驚きでした。
読了日:6月20日 著者:ハンフリーカーペンター


ふしぎな目をした男の子―コロボックル物語 4 (講談社青い鳥文庫 18-4)ふしぎな目をした男の子―コロボックル物語 4 (講談社青い鳥文庫 18-4)感想
自然界の不思議に「神」を見てきた日本人。  そんな「神族」の1人である「スクナヒコサマ」はコロボックルの御先祖様なのだそうです。  第1作から出てきたこのお話が見事にここで帰結したように感じます。 最後に、ヒロシのお爺さんがヒロシとタケルを連れて、水場の水の神様にお供え物をあげに行くシーンが描かれます。  コロボックルにも人間にも世代を超えて受け継ぐべきものがある。  そして人間がそれを忘れなかった時、いろいろなことのつりあいが保たれ、水場の環境は再生し物語は幕となりました。 良書だと思います。
読了日:6月13日 著者:佐藤さとる


ひみつの海(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ひみつの海(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
この「ランサム・サーガ」の魅力の底にあるのは人類が長い年月をかけて一つ一つ積み重ねてきた発見や発明・工夫(しかもそれが多岐に渡る)をスケールが小さいながらも、子供達が子供たちの力だけで成し遂げていく、その過程にあるような気がしてきました。  この物語に出てくる子供たちの遊びは常に「必要最小限のモノしか与えられない中で、後は自分たちの創意工夫にすべてかかっている」というタイプの遊びだなぁ・・・・ということに感無量。  「真っ当で力強い生きる力」はこういう遊びの中からこそ身につくものなのかもしれません。
読了日:6月11日 著者:アーサー・ランサム


ひみつの海(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ひみつの海(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
前作であんな大事件があったにも関わらず、子供達は相変わらず冒険心満々だし、ウォーカー父さん & 母さんも全然堪えた様子もなく、次の冒険に子供達を送り出します。  しかもこれまでは「小さすぎる」という理由でいつも置いてけぼりだった末娘「船の赤ちゃん、ブリジット」まで引き連れての探検旅行です。  しかも子供達だけでの探検旅行の名目(?)が「島流し」とはやっぱり太っ腹さ加減(+ ユーモア・センス)が半端なもんじゃありません。  しかも今回の探索行の最大目的が地図作り。  その手法があの伊能忠敬さんと同じ!
読了日:6月11日 著者:アーサー・ランサム


海へ出るつもりじゃなかった(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)海へ出るつもりじゃなかった(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
ずっとジョン & スーザンと一緒に緊張し続けていた読者の KiKi もこのウォーカー父さんのセリフでほっと一安心。  そしてさらに安堵感から思わずため息がでちゃうのが、夜の北海大航海では大人顔負けだった子供たちが、ウォーカー父さんの登場と同時に歳相応にお父さんに甘えている姿です。  とは言っても長兄のジョンだけは帰国して出帆した港に帰り着くまではあくまでも「ゴブリン号の船長」(お父さんは船客)として背筋がピンとしているあたりは、いわゆる「甘ったれ」とは一線を画しているのですが・・・・・
読了日:6月10日 著者:アーサー・ランサム


海へ出るつもりじゃなかった(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)海へ出るつもりじゃなかった(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
「濃霧」、「暴風雨」、「母との約束」、「大人不在」、「他人の持ち物」、「まだまだ幼い妹と弟」という様々な悪条件の中、孤軍奮闘する長男ジョンの姿が痛々しくもあり、頼もしくもあります。  ここまでの作品での「安心感の権化」みたいな存在だったスーザンが大混乱をきたすことによる不安感がさらに緊迫度に拍車をかけます。  ジョンとスーザンが、現実の状況とお母さんとした約束の間で引き裂かれそうになり、次に何をするべきかで言い合いとなるシーンは圧巻です。
読了日:6月10日 著者:アーサー・ランサム

ツバメ号の伝書バト(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ツバメ号の伝書バト(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
相変わらず大人顔負けの子供たちは、見つけた鉱石を自力で砕石・選別をし、次には炭を焼く炭焼釜を手作りし、さらには溶鉱炉まで作り上げます。  いや~本当に逞しい!!  さて、この「高原での金鉱探し」がスリル満点の物語になっているのに一役買っているのが子供たちが「つぶれソフト」と呼んでいる見知らぬ大人の存在です。  「ごっこ遊びの達人達」はこの「つぶれソフト」を自分たちの金鉱を狙う横取り屋と位置付けて、その姿が遠目に、時に近くで見える度に様々な物語を作ってくれちゃいます。  
読了日:6月8日 著者:アーサー・ランサム


ツバメ号の伝書バト(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ツバメ号の伝書バト(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
子供達が自立したキャンプ生活を勝ち取るために何よりもポイントになったのが今作の舞台背景にある「水枯れ問題」でした。  飲んだり食べたり、洗い物をしたり、水浴びしたりするのに必須な水が得られない限りは井戸のそばからは離れられないという制約がありました。  そこででてきた水脈占いにまつわるお話が特に素晴らしい。  子供達一人一人の心情が丁寧に描かれているうえに、この経験が彼らを又少し成長させているのが嬉しい上巻です。 
読了日:6月5日 著者:アーサー・ランサム

オオバンクラブ物語(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)オオバンクラブ物語(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
「長い冬休み」では、ツバメ号 & アマゾン号のクルーたちに押されっぱなし、どちらかというとお荷物的なポジションにいて、どこか「都会っ子」の匂いが強かったD姉弟が少しずつ少しずつワイルド系(と言ってもそんなに激しいものではない)に変貌していく姿は見ていて(読んでいて・・・・と言うべきか?)実に頼もしいものでした。  と、同時にここから先はこの3家の兄妹たちの物語をぞんぶんに楽しめることが確信できたのが何よりもの収穫でした。
読了日:6月2日 著者:アーサー・ランサム

読書メーター

先月末最後の日曜日の午前中に急遽ダーリンの息子に呼び出され予定外のロングドライブへ。  この時の疲労から未だに立ち直っていません ^^;  本来なら既に読了している「仔犬のローヴァーの冒険」の Review を書き終えて、以下のまとめにも何らかの情報がアップされている状態で先月の読書を総括したかったのですが、それは疲労回復してから・・・・・ということで。  いずれにしろ、忘れないうちに先月の読書をまとめておきたいと思います。

2014年6月の読書メーター

読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4069ページ
ナイス数:38ナイス

仔犬のローヴァーの冒険仔犬のローヴァーの冒険
読了日:6月28日 著者:

サー・ガウェインと緑の騎士―トールキンのアーサー王物語サー・ガウェインと緑の騎士―トールキンのアーサー王物語感想
この本に収録されている3作品を読了してみた今、彼が創造した創造主、精霊、エルフ、人間というトールキン神話の世界にはギリシャ神話から中世の叙事詩・英雄譚、さらにはキリスト教の教義といった余りにも多くのものがその精神性という意味では混在しているということが再認識できたように思います。  様々な言語で書かれたこういう物語に通じる「神の言葉」、「精霊の言葉」が必要だったが故に生まれたのがクゥエンヤ語やシンダール語だったような気がしています。
読了日:6月27日 著者:J.R.R.トールキン

星をのんだかじや (てのり文庫)星をのんだかじや (てのり文庫)感想
何も考えず図書館から借り出し読了しちゃったけど、帰宅して自宅の「トールキン本 本棚」を眺めてみたら長らく積読状態の「トールキン小品集」(現在は本のタイトルが「農夫ジャイルズの冒険」に変わっているらしい)に収録されていることが判明。  感想・Review は近日中にそちらの本で。
読了日:6月27日 著者:J.R.R.トールキン

新版 シルマリルの物語新版 シルマリルの物語感想
ヨーロッパに古くから伝わる数多くの伝承から色々な素材を集めてきて再構築した物語であることは明白なのですが、それを似て非なる物、トールキン・オリジナルと呼ぶに相応しい物語にまで構築したのはやはり「言語」とその成り立ち、そしてそれを使う者の歴史というぶれない視点があるところだと感じました。  ところで、「ガンダルフ」たちイスタリがいかにして中つ国に遣わされてきたのか?はこの「シルマリルの物語」ではあまり詳細に語られていません。(それは別の本) トールキン神話の道のりはやっぱりまだまだ遠かった・・・・・ ^^;
読了日:6月26日 著者:J.R.R.トールキン


J.R.R.トールキン―或る伝記J.R.R.トールキン―或る伝記感想
KiKi にとって何よりも驚きだったのは、あの一連の作品の中で使われていたクゥエンヤ語やシンダール語と言った私製言語を言語学者となった後で作り始めたのかと思いきや、それよりもはるか昔、まだ少年期と言ってもいいような時代から作り始め、それを所謂ライフワークの如く老年に至るまで創成・ブラッシュアップし続けたという事実です。  しかもこの伝記の著者によれば、その作業はトールキン先生にしてみると「作り出している」というよりは「見つけ出す」作業だと本気で思っていたらしいという点がかなりの驚きでした。
読了日:6月20日 著者:ハンフリーカーペンター


ふしぎな目をした男の子―コロボックル物語 4 (講談社青い鳥文庫 18-4)ふしぎな目をした男の子―コロボックル物語 4 (講談社青い鳥文庫 18-4)感想
自然界の不思議に「神」を見てきた日本人。  そんな「神族」の1人である「スクナヒコサマ」はコロボックルの御先祖様なのだそうです。  第1作から出てきたこのお話が見事にここで帰結したように感じます。 最後に、ヒロシのお爺さんがヒロシとタケルを連れて、水場の水の神様にお供え物をあげに行くシーンが描かれます。  コロボックルにも人間にも世代を超えて受け継ぐべきものがある。  そして人間がそれを忘れなかった時、いろいろなことのつりあいが保たれ、水場の環境は再生し物語は幕となりました。 良書だと思います。
読了日:6月13日 著者:佐藤さとる


ひみつの海(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ひみつの海(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
この「ランサム・サーガ」の魅力の底にあるのは人類が長い年月をかけて一つ一つ積み重ねてきた発見や発明・工夫(しかもそれが多岐に渡る)をスケールが小さいながらも、子供達が子供たちの力だけで成し遂げていく、その過程にあるような気がしてきました。  この物語に出てくる子供たちの遊びは常に「必要最小限のモノしか与えられない中で、後は自分たちの創意工夫にすべてかかっている」というタイプの遊びだなぁ・・・・ということに感無量。  「真っ当で力強い生きる力」はこういう遊びの中からこそ身につくものなのかもしれません。
読了日:6月11日 著者:アーサー・ランサム


ひみつの海(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ひみつの海(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
前作であんな大事件があったにも関わらず、子供達は相変わらず冒険心満々だし、ウォーカー父さん & 母さんも全然堪えた様子もなく、次の冒険に子供達を送り出します。  しかもこれまでは「小さすぎる」という理由でいつも置いてけぼりだった末娘「船の赤ちゃん、ブリジット」まで引き連れての探検旅行です。  しかも子供達だけでの探検旅行の名目(?)が「島流し」とはやっぱり太っ腹さ加減(+ ユーモア・センス)が半端なもんじゃありません。  しかも今回の探索行の最大目的が地図作り。  その手法があの伊能忠敬さんと同じ!
読了日:6月11日 著者:アーサー・ランサム


海へ出るつもりじゃなかった(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)海へ出るつもりじゃなかった(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
ずっとジョン & スーザンと一緒に緊張し続けていた読者の KiKi もこのウォーカー父さんのセリフでほっと一安心。  そしてさらに安堵感から思わずため息がでちゃうのが、夜の北海大航海では大人顔負けだった子供たちが、ウォーカー父さんの登場と同時に歳相応にお父さんに甘えている姿です。  とは言っても長兄のジョンだけは帰国して出帆した港に帰り着くまではあくまでも「ゴブリン号の船長」(お父さんは船客)として背筋がピンとしているあたりは、いわゆる「甘ったれ」とは一線を画しているのですが・・・・・
読了日:6月10日 著者:アーサー・ランサム


海へ出るつもりじゃなかった(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)海へ出るつもりじゃなかった(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
「濃霧」、「暴風雨」、「母との約束」、「大人不在」、「他人の持ち物」、「まだまだ幼い妹と弟」という様々な悪条件の中、孤軍奮闘する長男ジョンの姿が痛々しくもあり、頼もしくもあります。  ここまでの作品での「安心感の権化」みたいな存在だったスーザンが大混乱をきたすことによる不安感がさらに緊迫度に拍車をかけます。  ジョンとスーザンが、現実の状況とお母さんとした約束の間で引き裂かれそうになり、次に何をするべきかで言い合いとなるシーンは圧巻です。
読了日:6月10日 著者:アーサー・ランサム

ツバメ号の伝書バト(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ツバメ号の伝書バト(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
相変わらず大人顔負けの子供たちは、見つけた鉱石を自力で砕石・選別をし、次には炭を焼く炭焼釜を手作りし、さらには溶鉱炉まで作り上げます。  いや~本当に逞しい!!  さて、この「高原での金鉱探し」がスリル満点の物語になっているのに一役買っているのが子供たちが「つぶれソフト」と呼んでいる見知らぬ大人の存在です。  「ごっこ遊びの達人達」はこの「つぶれソフト」を自分たちの金鉱を狙う横取り屋と位置付けて、その姿が遠目に、時に近くで見える度に様々な物語を作ってくれちゃいます。  
読了日:6月8日 著者:アーサー・ランサム


ツバメ号の伝書バト(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ツバメ号の伝書バト(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
子供達が自立したキャンプ生活を勝ち取るために何よりもポイントになったのが今作の舞台背景にある「水枯れ問題」でした。  飲んだり食べたり、洗い物をしたり、水浴びしたりするのに必須な水が得られない限りは井戸のそばからは離れられないという制約がありました。  そこででてきた水脈占いにまつわるお話が特に素晴らしい。  子供達一人一人の心情が丁寧に描かれているうえに、この経験が彼らを又少し成長させているのが嬉しい上巻です。 
読了日:6月5日 著者:アーサー・ランサム

オオバンクラブ物語(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)オオバンクラブ物語(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
「長い冬休み」では、ツバメ号 & アマゾン号のクルーたちに押されっぱなし、どちらかというとお荷物的なポジションにいて、どこか「都会っ子」の匂いが強かったD姉弟が少しずつ少しずつワイルド系(と言ってもそんなに激しいものではない)に変貌していく姿は見ていて(読んでいて・・・・と言うべきか?)実に頼もしいものでした。  と、同時にここから先はこの3家の兄妹たちの物語をぞんぶんに楽しめることが確信できたのが何よりもの収穫でした。
読了日:6月2日 著者:アーサー・ランサム

読書メーター

現在、東京滞在中。  今日の夕方には沼津へ移動します。  時間があまりないので、とりあえず先月の読書のまとめだけしておきます。

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6716ページ
ナイス数:55ナイス

オオバンクラブ物語(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)オオバンクラブ物語(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
下巻を読了してから Review します。
読了日:5月30日 著者:アーサー・ランサム

ヤマネコ号の冒険(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ヤマネコ号の冒険(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
この物語を読んでいて、そして KiKi にとっては決して褒められたものではないと感じる今作でのキャプテン・フリントの姿に、帝国主義を推進した大英帝国の原動力みたいなものはいやというほど感じました。  分別も理性もなく、ひたすら冒険と富を求める、一歩間違えば獰猛な海賊と大差なし・・・・・というような何かを。
読了日:5月29日 著者:アーサー・ランサム

ヤマネコ号の冒険(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ヤマネコ号の冒険(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
もちろんこの物語が「ロビンソン・クルーソー」とか「宝島」に触発された「海洋冒険もの」として書かれた物語であることは百も承知です。  でも、KiKi の気分としては、この「ランサム・サーガ」がギリギリの境界線で保っていたある種の良心みたいなものがこの1作によって粉々に壊されてしまった・・・・・そんな気分なんですよね~。
読了日:5月28日 著者:アーサー・ランサム

長い冬休み(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)長い冬休み(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
巻末にある児童文学評論家の野上暁氏の言葉にある 「ランサムの物語を読みながら、子供達が安心して遊んだり、自由に冒険できる環境を取り戻せないものかと、つくづく考えさせられました。」 には深く同意します。  でも、そのために絶対的に欠けているものが現代人にはあるような気がします。  それはツバメ号やアマゾン号の子供達以下のサバイバル能力しか持ち合わせていない現代の大人という現実です。  キャプテン・フリントやツバメ号 & アマゾン号のクルーはもとより都会育ちのディック以下かもしれません(ため息)。
読了日:5月26日 著者:アーサー・ランサム

長い冬休み(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)長い冬休み(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
おたふくかぜにより隔離されちゃったキャプテンと連絡をとろうとする子供達。  そこでの挿し絵が何とも微笑ましいんですよ。  窓からジュリエットよろしく顔を出したナンシィと窓下のロミオよろしい子供たちの挿し絵なんだけど、そのジュリエットの顔がない・・・・。  顔部分に描かれた大きな丸の中に以下の文字があるんです。  「ナンシィのふくれたかおは気の毒で描けない」  これを見た時、KiKi はそれこそナンシィには気の毒だけど大笑いしてしまいました。
読了日:5月25日 著者:アーサー・ランサム

鳥と雲と薬草袋鳥と雲と薬草袋感想
梨木香歩という人の感性がもっともストレートに伝わってくるのはエッセイにあるような気がします。  未だ物語としては構築されていない、それでも感情を揺り動かし「何か」を感じたこと、それが短い文章の中に凝縮され、さらにはまだどことなく「とりとめのなさ」みたいなものを感じさせる書き物。  それが彼女のエッセイだと感じます。
読了日:5月25日 著者:梨木香歩

天狗童子―本朝奇談(にほんふしぎばなし)天狗童子―本朝奇談(にほんふしぎばなし)感想
学校で戦国時代の歴史を学んでもほとんどちょっとしか名前が出て来ない関東地方の戦物語を背景にしているので、KiKi なんかは歴史的バックグラウンドはわかったような、わからなかったような・・・・・。 伊勢宗瑞とか三浦道寸な~んていう名前が出てきてもチンプンカンプン。  でも後で調べてみたら伊勢宋瑞って北条早雲のことだったんですねぇ・・・・。  しかも最後には「南総里見八犬伝」で有名な里見家の名前も出てきます。
読了日:5月24日 著者:佐藤さとる,村上豊

星からおちた小さな人―コロボックル物語 3 (講談社青い鳥文庫 18-3)星からおちた小さな人―コロボックル物語 3 (講談社青い鳥文庫 18-3)感想
相変わらず小さな人間じみたコロボックルは人間社会の発展をなぞるかのように文明的発展(?)を遂げ続けています。  でもさすがに著者の佐藤さんもコロボックルという存在が人間模倣生き物ではいけないと感じられていらしたらしく(?)ところどころに、人間のやることをひたすら真似ているわけではないというような趣旨の記述がみられます。
読了日:5月23日 著者:佐藤さとる

豆つぶほどの小さないぬ―コロボックル物語 2  (講談社青い鳥文庫 18-2)豆つぶほどの小さないぬ―コロボックル物語 2 (講談社青い鳥文庫 18-2)感想
ちょっぴり残念なのはこのコロボックルたちが、実に人間臭いこと(苦笑)  どうせなら擬人化した小人ではなくどこか人間とは価値観とかものの考え方に大きな差がある生物であってくれた方が異文化交流の雰囲気が出てきてハチャメチャかもしれないけれどもっともっと楽しい物語になったんじゃないかと思わないでもありません。
読了日:5月22日 著者:佐藤さとる

だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1  (講談社青い鳥文庫 18-1)だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1 (講談社青い鳥文庫 18-1)感想
一読して思ったのは、「ああ、ここには懐かしい子供時代の日本の風景があるな」ということでした。  例えばつい先日まで読んでいた「ランサム・サーガ」にはやっぱりどこか日本では馴染みのないこじゃれた風景が多いけれど、この物語に出てくる小山はまさに KiKi の実家の裏にあった山を彷彿とさせます。  羊も牛もいない、いるのはやぶ蚊と蛇とミミズ。  雄大な草原もない。  どこか鬱蒼としていて、それでいてこじんまりとしていて、雑多な感じ・・・・・。  爽やかな風も吹くけれど何気に湿りっ気が多い感じ・・・・・。
読了日:5月22日 著者:佐藤さとる

ツバメの谷(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ツバメの谷(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
久々に全員が揃って「カンチェンジュンガ」と名付けた山に登り、宝物を見つけるシーンが好き。  それは何十年も前にキャプテン・フリントとブラケット家の両親が同じ山に登ったことを記念して残した物なんだけど、そこには彼らが同じ山をマッターホルンと見立てて登ったことが記されていました。  ここを読むと子供たちを取り巻く大人が素晴らしい理由がわかるような気がするんですよ。  つまり、子供らしい子供時代を過ごした大人だけが、真の大人らしい大らかさでもって子供達を見守ることができるいうことなんじゃないかな・・・・・と。
読了日:5月21日 著者:アーサー・ランサム

ツバメの谷(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ツバメの谷(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
今作では1年ぶりの夏休みを謳歌しようと張り切っていたウォーカー家の兄妹を物語の冒頭で事件が襲います。  ちょっとした長男ジョンの判断ミスからツバメ号が座礁、そして沈没・・・・・。  ウォーカー父さんが言うところの「ノロマ」な失態に落ち込みつつもこのミスからの立ち上がりが凄い!!  ジョン船長はどこかの国のフェリーの船長とは大違いでクルー全員を小さい順に逃したうえで、沈没した船をすくいあげるための方策までちゃんととったうえで船を離れ、全員が無事に避難できたところでまずホッと溜息です。
読了日:5月20日 著者:アーサー・ランサム

ツバメ号とアマゾン号(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ツバメ号とアマゾン号(下) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
読んでいて思ったのは、イギリスの、しかもこういう遊びができるぐらいの階級の子供達というのは都市にいる時は、ある意味で年齢以上の早熟さが求められ束縛の中で暮らさなければならない現実があるということです。  日本の子供たちはある意味で「子供らしさ」みたいなものを日常の中で謳歌できる風土があるけれど、イギリスの子供たちは早くから服装の面でもきついネクタイやベルト、革靴に締め付けられるうえに、「小さな紳士・淑女」であることが求められる文化(?)に首根っこまで浸っているようなところがあります。  そんな中の夏休み。
読了日:5月19日 著者:アーサー・ランサム

ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)感想
久々に読んでみたけどやっぱり面白かったぁ!  ウォーカー家の4人兄妹(ツバメ号クルー)の実にうらやましいキャンプ生活が生き生きと描かれ、途中で仲間になるアマゾン号の2人姉妹(アマゾネス)のお転婆ぶりも微笑ましく、KiKi なんぞは「アマゾネス」という言葉を初めてちゃんと認識した時、ギリシャ神話の物語よりはこの2人のおよそレディらしからぬいたずら(特に自分たちの叔父であるキャプテン・フリントの船に花火を投げ込む辺り)をありありとイメージしたことを懐かしく思い出しました。
読了日:5月18日 著者:アーサー・ランサム

冬虫夏草冬虫夏草感想
この物語の中に里山の雰囲気を感じるのは、やはり自然を征服するものとはとらえず共存するものと捉える日本人のDNAの中に刷り込まれたある種の「知」が満ちているからだと感じます。  その知の本質は「自然の中で生かしてもらっている」という謙虚さ、そして「人智を超えたものへの畏れ」という感覚なんだろうと感じます。
読了日:5月15日 著者:梨木香歩

家守綺譚 (新潮文庫)家守綺譚 (新潮文庫)
読了日:5月13日 著者:梨木香歩



狐笛のかなた (新潮文庫)狐笛のかなた (新潮文庫)
読了日:5月11日 著者:上橋菜穂子

獣の奏者 外伝 刹那獣の奏者 外伝 刹那
読了日:5月8日 著者:上橋菜穂子

炎路を行く者 --守り人作品集-- (偕成社ワンダーランド)炎路を行く者 --守り人作品集-- (偕成社ワンダーランド)
読了日:5月5日 著者:上橋菜穂子

獣の奏者 (4)完結編獣の奏者 (4)完結編
読了日:5月3日 著者:上橋菜穂子

獣の奏者 (3)探求編獣の奏者 (3)探求編
読了日:5月1日 著者:上橋菜穂子

読書メーター

先月前半は久々の上橋ワールド再読期間でした。  たまたま Kindle で見つけちゃった「物語ること、生きること」を読んだ影響です。  それらの作品に関しては過去にブログエントリーを書いているので、敢えて読後感のエントリーは起こしていないため、読書メーターの「まとめエントリー」でもコメントなし状態です。

後半はKiKi の気持ち的には「岩波少年文庫読破企画」に戻る予定だったんだけど、たまたま図書館で別の本を借り出してしまったため、ちょっと寄り道。  でも、おかけでずっと気になっていた梨木香歩さんの未読本を読了できたのがメッケモノでした。

GWも終わり、ようやく静かな日常が戻ってきました。  今年のGWはダーリンの初孫(2歳ちょっと)が初めてLothlórien_山小舎に遊びに来てくれたので、4月の末からそのお迎えのための大掃除やら準備やらで大わらわ!  (← 日頃、お掃除をいかにサボっているかの証でもある 汗)  賑やかで楽しい数日を経てようやく一段落したところで、先月の読書のまとめをしていなかったことを思い出しました。  ま、てなわけで、4月の読書のまとめです。

2014年4月の読書メーター


読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4675ページ
ナイス数:23ナイス

獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)
読了日:4月30日 著者:上橋菜穂子

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)
読了日:4月28日 著者:上橋菜穂子

軽装版 流れ行く者 (偕成社ポッシュ)軽装版 流れ行く者 (偕成社ポッシュ)
読了日:4月26日 著者:上橋菜穂子

天と地の守り人〈第3部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)天と地の守り人〈第3部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月25日 著者:上橋菜穂子

天と地の守り人〈第2部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)天と地の守り人〈第2部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月23日 著者:上橋菜穂子

天と地の守り人〈第1部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)天と地の守り人〈第1部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月22日 著者:上橋菜穂子

蒼路の旅人 (軽装版偕成社ポッシュ)蒼路の旅人 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月20日 著者:上橋菜穂子

神の守り人〈下〉帰還編 (軽装版偕成社ポッシュ)神の守り人〈下〉帰還編 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月18日 著者:上橋菜穂子

神の守り人〈上〉来訪編 (軽装版偕成社ポッシュ)神の守り人〈上〉来訪編 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月15日 著者:上橋菜穂子

虚空の旅人 (軽装版偕成社ポッシュ)虚空の旅人 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月11日 著者:上橋菜穂子

夢の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)夢の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月10日 著者:上橋菜穂子

闇の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)闇の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月8日 著者:上橋菜穂子

精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)
読了日:4月7日 著者:上橋菜穂子

物語ること、生きること物語ること、生きること感想
KiKi がどこかで強く感じていた、彼女の精神との親和性の一番の元を見つけたような気分になる読書でした。  本が大好きで、その物語世界に遊ぶ楽しさ、ラクチンさを堪能した頃に訪れた、変化の兆し。  そこにあるのは主体性というか能動性への渇望。  どこかおっかなびっくりながらもその一線を自分が能動的に越えることに対する意味づけ。  そういう思考回路にこそ親和性の根っこがあった・・・・・そんな風に感じました。
読了日:4月5日 著者:上橋菜穂子,瀧晴巳

読書メーター


先月はたまたま Kindle で見つけちゃった「物語ること、生きること」を読んだ影響もあって久々に上橋作品を再読する1ヶ月となりました。  KiKi が上橋作品と出会うことになった「守り人・旅人シリーズ」を皮切りに「獣の奏者」、そして今日現在は「狐笛のかなた」と読み進めているところです。  これらの作品に関しては過去にブログエントリーを書いているので、敢えて読後感のエントリーは起こしていないけれど、どの作品も何度読んでも心の底が震えるように「いいなぁ」と感じます。

ひととおり上橋作品の再読が終わったら、久々に「岩波少年文庫」に戻る予定。  何年後かに孫娘が読書をするようになった時に、「おばあちゃんはね、このお話が大好き!」といって紹介できる本をいっぱい蓄えておきたいなぁ・・・・と改めて感じた孫の初訪問でした。  

3月16日に転んで左足の靭帯損傷というハプニングに見舞われ、それ以降ずっとPCとはほぼアクセスできない(KiKi のPC部屋は2階にあるんだけど、この怪我のため階段の上り下りができない 涙)毎日を過ごしていました。  未だに痛みが取れず、足にはサポーター、歩くときは松葉づえという状態です。  そんな状態により、動き回ることが著しく制限されるうえに、ただずっと座っているというのもかなり疲れてしまうため、結果的に寝っころがったり椅子に座ったりを繰り返す毎日です。  ま、てなわけで、生活のペースが乱されっぱなしで、読書も思いのほか進みません ^^;  そんな中で3月に読了した本をご紹介しておきたいと思います。


2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:0ページ
ナイス数:36ナイス

随筆 宮本武蔵随筆 宮本武蔵
読了日:3月31日 著者:吉川英治

宮本武蔵 08 円明の巻宮本武蔵 08 円明の巻
読了日:3月25日 著者:吉川英治

宮本武蔵 07 二天の巻宮本武蔵 07 二天の巻
読了日:3月23日 著者:吉川英治

宮本武蔵 06 空の巻宮本武蔵 06 空の巻
読了日:3月22日 著者:吉川英治

宮本武蔵 05 風の巻宮本武蔵 05 風の巻
読了日:3月19日 著者:吉川英治

宮本武蔵 04 火の巻宮本武蔵 04 火の巻
読了日:3月2日 著者:吉川英治

読書メーター


2月半ばから怪我をした3月半ばまでは大雪のためにのんびり読書をしている暇もなく、ようやく雪かきが一段落し、自分の愛車が動かせる状態になったところでの今回のハプニング。  つくづくついていません。  せっかく始めたお茶のお稽古にも行けなくなってしまったし、ホント、散々な2月、3月でした。  しかも月末近くにはじぃじが再び狭心症の発作を起こし、入院・・・・な~んていう事態まで重なってしまいました。

手術が必要だったので家族の同意書への捺印という手続きが必要で、松葉づえをつきながら大慌てで病院に駆けつけました。  病院の入り口では KiKi 自身が通院患者と間違われ、


「いえ、私は付き添いで、患者は私の父です。」


と言うと、病院職員さんも唖然としていました。  本来なら付き添いのはずの人間までもが車椅子に乗り込み、親子で仲良く車椅子に乗った姿には病院のスタッフさんも、父に付き添って来てくれた老人ホームの職員さんも、更にはダーリンまでも誰もが苦笑・・・・・。


Lothlórien山小舎の本棚はPCと同じ2階の書斎スペースにあるので、PCにアクセスできないのと同じ理由でこの本棚にもアクセスできない日々を過ごしています。  もちろん図書館にも行けません。  結果的にご覧のとおり、電子書籍1色の読書と相成りました。  読みたいと思っている本があるんだけど、いつになったらその本に自力でアクセスできるようになることやら・・・・・。  PCだけは2日ほど前にダーリンに階下に運んでもらったので、このエントリーは何とか書いているけれど、次のエントリーがいつ書けるのか?は今のところちょっと不明です。


2月24日の午前中、屋根からの落雪(落氷と呼ぶべきかも??)によりLothlórien_山小舎の電話線がぶち切られてしまいました。  同じような被害が多発しているようで、早速NTTに修理を依頼するも、3月6日まで工事には来れないとのこと。  結局、昨日の夕方、何とか工事の担当者がスケジュールをやりくりしてくれて、やっと昨晩からネット環境が回復しました。

2014_Mar05_001.JPG

ま、てなわけで、ちょっと遅れちゃったけど、先月の読書のまとめをしておきたいと思います。  直近の読了本の何冊かはまだ Review をまとめていません。

2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3741ページ
ナイス数:46ナイス

すらすら読める南方録すらすら読める南方録
読了日:2月27日 著者:筒井紘一

小説十八史略(五) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)小説十八史略(五) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
読了日:2月26日 著者:陳舜臣

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)
読了日:2月25日 著者:森下典子

利休百話 (Tanko shinsho)利休百話 (Tanko shinsho)
読了日:2月24日 著者:筒井紘一



檀ふみの茶の湯はじめ檀ふみの茶の湯はじめ感想
この本は「婦人画報」という雑誌の企画の1つとして、茶道未経験者の壇ふみさんが、お茶のお稽古を始めるのと同時にお茶にまつわるあれこれを実体験してみてのエッセイ集です。  一般ピープルと同じように「何が何やらチンプンカンプン」という状態を隠し立てすることなく、軽妙な語り口で素直に語っているところに共感を覚えます。  と同時にその企画を推し進めた編集者との人間関係もどこかコミカルで「茶道未経験者」に興味を促す一助となる内容になっていると感じました。
読了日:2月22日 著者:檀ふみ

小説十八史略(四) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)小説十八史略(四) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)感想
あっちも短命ならこっちも短命。  あっちでも皆殺しがあればこっちでも皆殺しという感じで、まあそれが「乱世」というものなのかもしれないけれど、「和を以って尊しとなす」という精神文化の国に生まれ育った KiKi には唖然とするしかないような物語の連続です。  今回の読書で KiKi が一番感じたこと。  それはあの我が大和の国の聖徳太子様が、十七条憲法の第一条で「和を以って尊しとなす」と定められた背景にはこの古代中国の歴史の影響があるのではないかなぁ・・・・・ということです。
読了日:2月19日 著者:陳舜臣


しばわんこ 和のお道具箱しばわんこ 和のお道具箱感想
本来ならおばあちゃんとかおかあさんとか、身近な先達から教わるはずの様々な「日本人の暮らしぶり」、「礼儀作法」、「歳時記的なイベントの正しい過ごし方」等々のいわゆる「先祖伝来の和の知恵」をなぜか柴犬に教えてもらうというこのシリーズ。  絵の可愛さもさることながら、なかなか内容が深く「知っているつもり」だった様々な和の文化についてやんわりと知の軌道修正をしてくれます。  でもこういう本がもてはやされるということ 即ち 核家族化がもう後戻りできないほどに進んでしまったという証左なんでしょうね。
読了日:2月15日 著者:川浦良枝


小説十八史略(三) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)小説十八史略(三) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)感想
中国が西に北にと拡大していく様子がよくわかる時代ですねぇ。  国が膨張をすることにより得られる豊かさもある反面、暗愚な君主を抱いていては手におえない問題が多発すること、そしてその内憂により一見華やかで安定した社会のように見えていた世界・価値観が破綻していく様がよく描かれているなぁと感じました。
読了日:2月13日 著者:陳舜臣

小説十八史略(二) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)小説十八史略(二) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)感想
この巻では始皇帝の晩年から、項羽と劉邦の争い、そして漢の成立、武帝の登場までが描かれています。  物語自体は楽しく読んだものの、読了した今、じゃあ書かれていたことの中で何を覚えているのか?と自問してみると、読み始める前とほとんど変わらず、秦を倒したのは漢の高祖(劉邦)で、その後パッとしない後継者がいて武帝が登場・・・・というだけのもの。  ただ項羽と劉邦の戦いについては久々に文字になっているものを読んだので、かなりワクワクしたという記憶だけは鮮明です(苦笑)
読了日:2月6日 著者:陳舜臣

小説十八史略(一) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)小説十八史略(一) (講談社文

庫―中国歴史シリーズ)感想
高校時代の世界史の授業の中でもっとも苦手だったのは「古代中国史」でした。  まるで日替わりメニューのように、次々と表れる王様 & 国々。  しかもその大多数がいわゆる「当用漢字」にはないような漢字で書かれ、しかも表れては消える(復興したりもする)ので何が何やらちんぷんかんぷんでした。  この第1巻はまさにその KiKi が超苦手としていた「古代中国史」の時代を扱っています。  案の定、次々と表れる王様の名前やら国名に翻弄されながら、知識として蓄えられることは何一つないまま読了してしまいました ^^;  で
読了日:2月3日 著者:陳舜臣

一億人の茶道教養講座一億人の茶道教養講座
読了日:2月2日 著者:岡本浩一

読書メーター

今年の1月は新年のご挨拶以外、まったくエントリーを書かないまま終わってしまいました。  昨年、実生活でもネット生活でも色々なことがあったうえに、新年は久々のダーリンのお里への里帰りがあったり、そのついでにご無沙汰しっぱなしのうちの家系の親戚筋へのご挨拶があったりとバタバタしていたため、ブログにまで手が回りませんでした(苦笑)  それでも確実に時はこれまで通りに過ぎていき、ふと気がつけば「読書のまとめ」をしておかなければいけない時期が訪れていました。  ま、てなわけで、読後感等々はまったくまとめていない「読書記録」ですが、一応「読書だけは細々と続けていたんだよ。」という記録としてこのエントリーは残しておくことにしました。

2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:461ページ
ナイス数:29ナイス

誰が歴史を歪めたか―日本史の嘘と真実 (祥伝社黄金文庫)誰が歴史を歪めたか―日本史の嘘と真実 (祥伝社黄金文庫)
読了日:1月29日 著者:井沢元彦

15分で読める教養書 中国気風を味わって!~四千年を高速で追ってみよう~15分で読める教養書 中国気風を味わって!~四千年を高速で追ってみよう~
読了日:1月27日 著者:22

利休と遠州利休と遠州
読了日:1月27日 著者:薄田泣菫

茶話 01 大正四(1915)年茶話 01 大正四(1915)年
読了日:1月27日 著者:薄田泣菫

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 孔子アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 孔子
読了日:1月27日 著者:22

15分で読める哲学者たち Friedrich Nietzsche《ニーチェ》15分で読める哲学者たち Friedrich Nietzsche《ニーチェ》
読了日:1月27日 著者:22

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 朱子アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 朱子
読了日:1月27日 著者:22

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 荀子アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 荀子
読了日:1月27日 著者:22

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 老子アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 老子
読了日:1月27日 著者:22

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館  荘子アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 荘子
読了日:1月27日 著者:22

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 王陽明アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 王陽明
読了日:1月27日 著者:22

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 ソクラテスアトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 ソクラテス
読了日:1月27日 著者:22

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 プラトンアトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 プラトン
読了日:1月27日 著者:22

アトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 アリストテレスアトリエ・ポポロの15分で読める小さな世界教養図書館 アリストテレス
読了日:1月27日 著者:22

黒田如水黒田如水
読了日:1月25日 著者:吉川英治

茶の本茶の本
読了日:1月20日 著者:岡倉天心

茶の本 03 改版に際して茶の本 03 改版に際して
読了日:1月20日 著者:村岡博

茶の本 02 訳者のことば茶の本 02 訳者のことば
読了日:1月20日 著者:村岡博

茶の本 01 はしがき茶の本 01 はしがき
読了日:1月20日 著者:岡倉由三郎

読書メーター


読了冊数だけ見ると、19冊とそこそこの冊数を読み進めたかのように見えますが、実はその冊数の大半を稼いでいる(?)のが「アトリエ・ポポロ」の本で、これはタイトルにもあるように「15分で読める~」というシリーズなので、全冊まとめてようやく通常 KiKi が読む本分ぐらいの Volume なので見かけほどは読書ができなかった1か月でした。

先月は出歩くことが多く、あちこちへ移動している時間が長かったため、持ち運びに便利な「Kindle 無料本」ばかりを読んでいた結果がこれ(↑)です(苦笑)。  でもそういう時ほど「電子書籍」の便利さは実感できるものですね。  これでもっと安価な「電子書籍」が充実してくれば文句なしなんですけどねぇ・・・・・。  


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