絵本の最近のブログ記事

本日も「トールキン祭り 絵本の部」です。

ブリスさん
著 & 絵:J.R.R.トールキン 訳:田中明子  評論社

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車を買ったブリスさん。  目のさめるような黄色い車体に、まっ赤な車輪。  友人のドーキンズ兄弟をたずねておどろかせてやろうと、いさんで発車オーライ。  ところが、ところが―。  トールキン自筆の、しゃれたセンスあふれる楽しいイラストと、味わい深い筆蹟を収めた、ユーモアおはなし絵本。  (Amazon 内容紹介より転載)

この絵本の何よりもの魅力はやはりトールキン先生直筆の絵と筆跡が堪能できることではないでしょうか?  同じような楽しみ方ができるもう1つの絵本(?)に「サンタ・クロースからの手紙」があるけれど、あちらの文字はどちらかというと「飾り文字風」なのに対し、こちらの文字は恐らくトールキン先生の「普段使いの文字」なんだろうと思います。  

多くの外人さんの文字は KiKi なんかにしてみると「悪筆」とでも呼びたいような読みにくい文字が珍しくないのに対し、トールキン先生の文字は若干の癖はあるものの活字風でとても読みやすいと思います。  そして、この本では見開きの左ページに和訳が、右ページにトールキン先生の手による絵と英文字という作りになっていて、絵や文字が堪能できるのみならず、ついでに英語の勉強(?)までできちゃうのが嬉しいところです。  

お話はイギリス人ならではの日本人とはちょっと違うユーモア感覚(しかもどことなく偏屈で皮肉っぽい)に溢れたドタバタコメディといった趣で、読者によって好き嫌いがはっきりわかれちゃうような気もするけれど、ページ番号まで自筆で振られたこんな手作り感満載の絵本をプレゼントされたトールキン家の三兄弟が羨ましい限りです。

久々開催の「トールキン祭り」の次の1冊は絵本です。  本日のKiKi の読了本はこちらです。

ビルボの別れの歌
著:J.R.R.トールキン 訳:脇明子 絵:P.ベインズ  岩波書店

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魔法使いのガンダルフとともに冒険の旅を果たしたホビット小人族のビルボも中つ国を去る最後の旅立ちの時をむかえます。  彼の脳裏をかすめる思い出の数々を美しい絵でたどる、作者生誕100年記念出版。  (Amazon 内容紹介より転載)

まずは装丁の緑がいいですね~。  KiKi にとってエルフのイメージ・カラーは緑。  「ロスロリアン」といい「闇の森」といい森の中で暮らす種族というイメージが強いし、この「ビルボの別れの歌」の段階ではエルフ最盛期の終焉を迎え、中つ国を去ろうというのですから、生命力にあふれた新緑の色ではなく、やっぱりこの本のような深い緑色こそ相応しいでしょう。

さて、この絵本の絵を描いたのはP.ベインズさん。  あのトールキン先生の大親友のC.S.ルイスの「ナルニア」の挿し絵でも有名です。  さらにさらに、この後読み進む予定の「トールキン小品集(最近の本では「農夫ジャイルズの冒険」)」の挿し絵もこのベインズさん。  昨今の漫画チックな挿し絵とは一味もふた味も違う、どこかクラシックでどこか幻想的で、写実的ではあってもどこかコケティッシュな絵が魅力的です。

この絵本の構成としては各見開きページの上段には「指輪物語」の最後の部分、指輪所持者たちが馬で西に向かい、灰色港から旅立っていくそのプロセスが描かれ、下段には「ホビットの冒険」の様々なシーンが描かれています。  絵本の絵を見ながら、読み慣れた「ホビットの冒険」のワンシーン・ワンシーンを思い出し、ビルボと一緒に思い出に耽ることができる時間は何とも言えない贅沢なものに感じられました。


柴犬と三毛猫のコンビに「和の暮らし」を教えてもらう「しばわんこシリーズ」。  既に何巻も出ているようですが KiKi にとってはこれが3冊目です。

しばわんこ 和のお道具箱
絵と文:川浦良枝  白泉社

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裁縫、炊事、庭道具、おもちゃや風鈴まで昔の人の知恵と楽しさがいっぱいの和のお道具たち!  大人気しばわんこ絵本特別編。  (Amazon より転載)

これまでの「しばわんこシリーズ絵本」が縦長だったのに、こちらは横長です。  「何でだろう??」と思ったんですけど、これ、特別編だったんですね。  ま、特別編だとどうして横長にしなくちゃいけないのか?はよくわからないけれど、それはまあちょっと横に置いておくことにしましょう。

以前「しばわんこの和のこころ 1&2」の Review にも書いたことだけど、今回の読書でも

本来ならおばあちゃんとかおかあさんとか、身近な先達から教わるはずの様々な「日本人の暮らしぶり」、「礼儀作法」、「歳時記的なイベントの正しい過ごし方」等々のいわゆる「先祖伝来の和の知恵」をなぜか柴犬に教えてもらうというこのシリーズ、絵の可愛さもさることながら、なかなか内容が深く「知っているつもり」だった様々な和の文化についてやんわりと知の軌道修正をしてくれます。

それにしても日本人をやって50年超を過ごしているはずの KiKi がどうしてこういうことを柴犬に教えてもらわなくちゃいけないんだろう???  しかもこの柴犬(しばわんこ)、KiKi よりも姉さん被り & 割烹着姿が様になっています(笑)

こういう本がもてはやされるということ 即ち 核家族化がもう後戻りできないほどに進んでしまったという証左なんでしょうね。

というまったく同じ感想を抱きました。(← 進歩がない? 苦笑)


KiKi は上京すると必ずブックオフに寄って欲しいと思っていた本を物色することにしているのですが、昨日読了したのはそのブックオフで思わず衝動買いしてしまった2冊の絵本です。  絵本って版元の会社には申し訳ないんだけど結構お高いので、なかなか正価で買い揃えることができません ^^;

しばわんこの和のこころ
絵と文: 川浦良枝  白泉社

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和のこころを持った柴犬しばわんこが、四季折々の「和」の暮らしを楽しく教えてくれる絵本。  「何故かしら 和にひかれる 今日この頃で ございます」と言うしばわんこが、まず私たちに教えてくれるのは「和のおもてなし」。  おもてなしの第一歩である掃除から始まり、お客様の迎え方、座ぶとんのすすめ方、お茶とお菓子のすすめ方などが紹介される。  説教くさくなりがちなテーマではあるものの、柴犬を主人公に"絵本"という形式で見せてくれるので、気楽に読むことができるに違いない。  何より、その柔らかなイラストに穏やかな「和」の気持ちになる1冊である。  「おもてなし」はもてなす側のこころも晴れ晴れとなっていくものだということを、しばわんこは身を持って教えてくれるのだ。  心穏やかに、四季の移ろいを感じながら生活をしてきた日本という国での暮らし方を、改めて見直してみたくなる、大人のための絵本である。(小山由絵)

日本に古くから伝わる和の作法や暮らしを、柴犬の「しばわんこ」がユーモラスに教えてくれる絵本。  あなたも「しばわんこ」と一緒に和の達人になろう!   月刊『MOE』連載に加筆・修正を加えて単行本化。  (Amazon より転載)

しばわんこの和のこころ 2 四季の喜び
絵と文: 川浦良枝  白泉社

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着物こと始め、雛祭り、歌舞伎、御輿かつぎ...。  日本に古くから伝わる和の作法や暮らしを、柴犬の「しばわんこ」がユーモラスに教えてくれる絵本、第2弾。  月刊『MOE』連載に加筆・修正を加えて単行本化。  (Amazon より転載)

基本的に天邪鬼体質の KiKi は所謂ベストセラーと呼ばれる本をリアルタイムで読むことはほとんどありません。  流行と呼ばれるものにもどちらかと言うと敢えて目を背けるタイプです。  とは言うもののそれをず~っと無視し続けるほどには意思が強いわけではなくて、流行が去った頃にチラ見だけはしてみたくなるんです。  

まあ、洋服とかバッグとかファッション関係の流行に関して言うならば、どちらかというと無視しっ放しで「自分スタイル」を貫くんですけど、これが「本」とか「音楽CD」とかになると無視し続けることはできないんです。  きっと「自分だけ知らない」と言う状況は許せないんだろうと思います。  

だからブームが去った頃にブックオフのような古本屋、中古CDショップに足を運び、たまたま見つけちゃった場合(それでも必死に探すことはないかも・・・・)には悩むことなくそれを手に取りレジに並びます(苦笑)  この絵本たちもまさにそのパターンでゲットしたものです。

NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」で今を時めく向井理君が演じていた水木センセイ。  TV版になる前の「ゲゲゲの鬼太郎」は KiKi の子供時代に「少年マガジン」に連載されていて、親戚のお兄さんから借りた漫画で初邂逅した KiKi だったけれど、正直なところあの画風にはどうしても馴染めず、でもお話は面白いので片目をつぶって読んでいた記憶があります。  たまたまその親戚は歯医者さんをしていて、KiKi の母親がアルバイトで月末(月初?)になると保険の点数計算をしに行っていたので、一緒についていくと無造作に投げ出してある「少年マガジン」が読み放題だったんですよね~。  ま、それはさておき、件の「ゲゲゲの女房」で水木センセイが南方の土人さんと親しくされていらしたような描写があって、KiKi のイメージする戦争体験物語とはちょっと異なるお話が聞けるかもしれない・・・・な~んていう期待があり、今回長らく積読状態だったこの本を手に取ってみました。

水木しげるのラバウル戦記
著:水木しげる  ちくま文庫

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太平洋戦争の激戦地ラバウル。  水木二等兵は、その戦闘に一兵卒として送り込まれた。  彼は上官に殴られ続ける日々を、それでも楽天的な気持ちで過ごしていた。  ある日、部隊は敵の奇襲にあい全滅する。  彼は、九死に一生をえるが、片腕を失ってしまう。  この強烈な体験が鮮明な時期に描いた絵に、後に文章を添えて完成したのが、この戦記である。  終戦直後、ラバウルの原住民と交流しながら、その地で描いた貴重なデッサン二十点もあわせて公開する。  (文庫本裏表紙より転載)

たまたま年末・年始にかけて、「池上彰の現代史講義」とか「池上彰の20世紀を見に行く」な~んていう「池上先生シリーズ」の世界史の復習番組をせっせと観ていた直後だったということもあって、激戦地として知られるラバウルであの水木センセイがどんな経験をされたのか、とても興味深かったんですよ。  何せ、水木センセイの場合、その戦地で片腕を失くされたという壮絶な体験をされていらっしゃるだけに、さぞやご苦労の多かったことだろう・・・・・と。

ところが意外や意外、「戦記物」と言えば付き物(?)の悲愴感・切迫感が極めて薄い・・・・・。  もちろん場所は戦地だし、乏しい物資の中で行軍ばかりしている陸軍さんだから悲愴感を漂わせようと思えばいくらでも漂わせられるエピソードが網羅されている割には「ホノボノ感」やら「ワクワク感」やらがそこはかとな~く漂ってくるんですよ。  それと言うのも、ここに登場する「水木二等兵」は凡そ兵隊さんらしくないんです。  勇ましさもないかわりに、臆病さも微塵もなくどこか飄々としているんですよね~。  戦争をさせられるために南方へ向かわされたにも関わらず、何だか珍しいもの・文化のあふれる南方世界に好奇心丸出しで本気でそれらを楽しんじゃうある種の「ふてぶてしさ」に満ち溢れているんです。


一昨日から KiKi は東京に来ています。  せっかく東京に来ているので、自宅から比較的近いいくつかの古本屋さんを巡り歩いて、未入手の「岩波少年文庫」を揃えようと思い立ちました。  さすが東京の古本屋さんは品揃えが違いますねぇ。  今日1日だけで13冊も揃ってしまいました。  しかも全て105円!!  こういう現実に直面すると改めて「東京には東京の良さがあるなぁ・・・」と実感しますねぇ(笑)  と同時に、東京にいた方が明らかに稼ぎがいいにも関わらず、欲しいものが安価で手に入るという矛盾にちょっと唖然としたりもします。

で、そんな「古本屋巡り」をしている中で見つけた1冊を読了しました。  本日の KiKi の1冊はこちらです。

ちひろのアンデルセン
編:いわさきちひろ絵本美術館  講談社文庫

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アンデルセン童話の世界に深く共鳴し、数多くの作品を描き続けたいわさきちひろ。  『人魚姫』 『赤いくつ』 『絵のない絵本』 など、くり返し描いた作品を中心に、アンデルセンの様々なお話の絵を一堂に集め、ちひろ自身が語った言葉や取材旅行記などと共に、人の世の真実を描いたアンデルセンへの思いを浮き彫りにする。  (文庫本裏表紙より転載)

ちょっとここのところ絵本づいちゃっていますかねぇ・・・・。  今日の読了本は一応「講談社文庫」のラインナップなんだけど、文庫と言いつつもこれはカテゴリーとしては絵本の部類に入る本なんじゃないかと思います。  何せ、活字部分がほとんどなくて、8割がたが彼女の絵なんですから!(笑)

KiKi が子供時代に手にしていた「アンデルセン童話」はいわさきちひろさんの挿絵ではなかったんだけど、大人になってからあちこちの本屋さんで彼女の筆による挿絵のついた「アンデルセン童話」をいくつも目にしました。  ただ残念なことにどの一冊もちゃんと読んでみた(と言うより眺めてみた と言うべきかしら?)ことがありませんでした。  と言うのも、彼女の絵には独特の温かみと憂いがあってアンデルセンの世界観と大きな差こそ感じないものの、それでもやっぱりどことな~く違うっていうのが KiKi の素直な感覚なんですよね~。  

彼女の絵がしっくりくるのはやっぱりアンデルセンよりはこっち(↓)じゃないかと思っちゃったりもするわけで・・・・・。

万葉のうた
著:大原 富枝 絵:いわさき ちひろ  童心社

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・・・とは言いつつも、改めてこの本で彼女の絵を観ていると、これはこれでかなり素敵なんですよね~ ^^;  


赤い蝋燭と人魚 小川未明

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今日、2つ目のエントリーです。  何せチクチク作業を中止して読書三昧の1日を送ったうえに、手に取った本がたまたま「絵本カテゴリー」の本で活字部分がとっても少なくて、あっという間に読了しちゃったんですよね~ ^^;  ま、てなわけで本日の2冊目はこちらです。

赤い蝋燭と人魚
著:小川未明 画:酒井駒子  偕成社

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大正10年の発表以来、繰り返し読み継がれ、多くの画家の挿絵にも描かれてきた小川未明の名作童話。  酒井駒子の情感豊かな、ざらざらした油絵タッチの絵をつけて、新感覚の絵物語に仕上った。  わが子だけは明るいにぎやかな人間の街で育ってほしいと、冷たく暗い北の海に住む人魚の母親は願い、子どもを神社に捨てた。  その赤ん坊を拾ったのは蝋燭(ろうそく)つくりの老夫婦。  神さまからの授かりものと大切に育てたが、よこしまな香具師についそそのかされ、美しく成長した人魚の娘を見世物に売り飛ばしてしまう。  哀れな娘が最後に残した3本の赤い蝋燭を取り戻しにきた、人魚の母の復讐は...。  人間というものへのかなしみが漂うこのお話を、酒井の絵は浄化している。  幼児の心をつかんだあの『よるくま』のイラストとは異なる、こんどは奥行きある絵画性で。  人魚の皮膚や貝殻、蝋燭の炎や嵐の翌朝の空の色、みな暗い闇から差す光のように見えてくる。  黒く塗りつぶされた背景に、赤、青、黄の三原色を基調にした抑制された色づかいが、色とは光でもあったのだ、とあらためて気づかせてくれる。(中村えつこ)  (Amazonより転載)

子供時代、初めてこの物語を読んだ KiKi はその救いのなさ、暗さに打ちのめされ、以後小川未明の作品にはどうしても興味をもてなくなってしまった・・・・というトラウマにも似た思い出があります。  いくら「義理」の中とは言え、「子供を売り払うなんて・・・・」 「人魚のお母さんだっていくら子供のためとは言え自分では育てなかったくせに・・・・」 「気持ちはわかるけど村1つ、つぶしちゃうなんて・・・・・」  親に愛されないな~んていう経験もなく、飢えもなく、気候温暖な静岡県で子供時代を過ごした KiKi にしてみると、「ここまで救いのない話があっていいんだろうか・・・・」というような想いに胸がふさがれちゃったんですよね~。

でも、今の時代、この蝋燭屋のおじいさん・おばあさん以上にもっともっとエゲツナイ話を日々TVやら新聞やらで見せつけられちゃっているうえに、人間っちゅう生き物に当時ほどは幻想的な「善」を求めようとしなくなっちゃった大人の KiKi にとっては、ある意味「直視できる物語」になったような気分です。


慣れないキルティング作業で指先が痛くなってしまった KiKi。  「慣れるためには作業を習慣づけることが大切!」と思いつつも、だからといってKiKi のメインの趣味であるピアノも弾けない状態になってしまうのではそれはそれで本末転倒・・・・と考え、昨日はチクチク作業はお休みとしました。  ま、てなわけで空いた時間を利用して吾妻郡図書館から借りてきた本を2冊読了しました。(← と言ってもどちらもカテゴリーからすると絵本で活字部分が滅法少ないのですが・・・・ 笑)  まずはそのうちの1冊です。

ターシャ・テューダーの人生
著:H.デイヴィス 訳:相原真理子  文藝春秋

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アメリカを代表する絵本作家にして、現代人が憧れる19世紀の生活を送るターシャ・テューダー。  「すべてを手に入れた女性」として偶像化された彼女の知られざる実像に迫る、最初で最後のオールカラー評伝。  (Amazonより転載)

NHK で彼女の番組が放映され、東京のちょっと大きな本屋さんには彼女のコーナーができあがっているちょっと頑固な風変わりなおばあちゃん、ターシャ・テューダー。  あの広大なコーギー・コテージの敷地をどうやって手に入れたのか、単なる絵本作家の庭がいかにそれが見事な作品であったとしても、ここまでコマーシャリズムに乗っかるようになったのはどうしてか、に興味をもち図書館から借り出してきました。

T.テューダーの本と言えば KiKi が持っているのはこのエントリーでご紹介した2冊のみ(しかもそのうちの1冊は友人からいただいたもの)で、自腹を切ってまでして他にも欲しいと思った例はないんだけど、彼女の挿絵は決して嫌いじゃないうえに、恐らくこの本の帯だったもの(図書館本ではその帯部分を強力な粘着テープで貼り付けてある!)に書かれていた以下の言葉にとっても興味をそそられたんです。  曰く

世間の人はバラ色のレンズを通してわたしを見ています。  わたしは商業美術家です。  これまで挿絵を描いてきたのは食べていくため、そしてもっと球根を買うためです!

そう、今となっては彼女の名前は「ルイ・ヴィトン」や「カルヴァン・クライン」や「ココ・シャネル」や「ダナ・キャラン」と同じようにある種のブランドと化しているけれど、恐らく素顔の彼女は気難しくて、どちらかと言えば人嫌いで、偏屈なタイプの女性だろうな・・・・とNHKの番組で感じた KiKi はそんな彼女がいかにコマーシャリズムに乗っかったのかに強烈な興味がありました。

マジョモリ 梨木香歩

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久々の東京!  今日、KiKi は帰京しています。  今では仕事で必要がある時ぐらいしか東京には出て来なくなってしまった KiKi ですが、出てくると必ず出かけるお店があります。  それはブックオフ。  Lothlórien_山小舎のある山村にはブックオフはおろか普通の本屋さんさえないし、山から下りた町にはブックオフこそはあるものの、マンガ & ゲームを除けば普通の本の品揃えが都会のそれとは雲泥の差であんまり立ち寄る気がしないんですよね。  もちろん今では実店舗のあるお店が充実していないからと言っても、インターネットな~んていう便利なものがあるので、「これが欲しい!」と明確に思っている場合には Amazon とか、E-BookOff とか HMV のネットショップにアクセスすれば大抵のものは手に入るので KiKi が子供時代に感じていたような「田舎の不便さ」からはかなり解放されているわけだけど、1つだけ残念なことは「本屋さんにブラっと寄って、いわゆる立ち読みをしながら、興味深い本を探すともなく探す・・・・」という行為は望めないということ。  まあ、逆に言えばそれこそが KiKi が都会暮らしから離れようと考え始めた原因の1つ「避けがたい衝動買いの誘惑」というものであるわけですが・・・・ ^^;  ま、てなわけでウキウキしながら都会のブックオフ店内をウロウロして今日入手した本の1冊を読了しました。

マジョモリ
著:梨木香歩 絵:早川司寿乃  理論社

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春のマジョモリは花が満開。  ある朝つばきは、森から届いた招待状を手に初めて森の奥へ。  そこで出会ったハナさんとノギクやサクラのお茶でティーパーティー。  後からもう一人来た女の子は誰?  誰もがやがて忘れてしまう 「小さな女の子の時間」を鮮やかにくっきり描く。

KiKi の大好きな梨木さんの絵本。  以前からとっても気になっていた本の1冊ではあるけれど、絵本って結構お高いので「カートに入れる」をポチッとしにくくて、未だに入手していませんでした。  こういう本とふと出会えちゃうのが都会のそぞろ歩き@ブックオフの醍醐味だと思うんですよね~。  欲を言えばこの本の隣あたりに「ペンキや」とか「蟹塚縁起」とか「ワニ - ジャングルの憂鬱草原の無関心」なんかが並んでいてくれるとナオヨシっていう感じでしょうか?(笑)  ま、それはさておき・・・・  

冒頭で

(子供たちが「まじょもり」と呼ぶ森は)昼間でも暗い所です。  子供たちはこっそりどんぐりを拾いに行ったりしていますが、あんまり深く入るのはやっぱり怖いので、木の隙間から、森の様子が見えるところぐらい(つまり、外の世界とつながっている範囲)までしか入ったことはありません。

と言っているにも関わらず、この画家さんの絵はパステルカラーで彩色されていてちょっと違和感・・・・ ^^;  日本の神域っていうのはこんなに明るくないと思うんだけどなぁ。  まあ、お話自体がその「まじょもり」から招待状を受け取った女の子の話というこれまたありえない設定だからこのカラーリングでもいいのかもしれませんけれど ^^;  そんな違和感を冒頭から持ってしまった KiKi だけど、梨木さんの端正な筆致が不思議な説得力を持ってその違和感を打ち消してくれたので、途中からはあんまり気にならなくなったのも又事実なんですけど、絵本の絵はやっぱり文章のイメージを膨らませるものであって欲しいなぁ。     

ずいぶん長い間絵本のエントリーを書いていません。  まあ、このブログはある意味欲張りすぎであまりにも多くのカテゴリーがあるために、「忘れた頃にやってくる」エントリーがやたらと多いんですけどね(苦笑)  たまたま普通の読書では「神曲」な~んていう長編に取り組んじゃったということもあって、今日はさらっと絵本のエントリーを書いてみることにしました。  ま、てなわけで本日の KiKi の読了本はこちらです。

大きな木のような人
作:いせひでこ  講談社

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パリの植物園で、植物学者と少女が出会う。  少女は植物の面白さに目覚め、心に何かが芽生えたことを感じる。  雄大な植物に囲まれた、小さいけれど感動的な出会い──。

作/いせひでこさんからのメッセージ
パリには2本の樹齢400年のアカシアがある。  その一本の大樹のある物語はすでに描いた。  もう一本の樹ははじめから植物園で大切にされ、樹齢を重ねていた。  私の足が、植物園に向かうようになったのは自然のなりゆきだった。  パリの大きな植物園を訪ねては、目が追いつかないほど、四季折々の樹や花や芽を観察することになった。  そんな春のこと、私は自宅裏庭のちっちゃな一角に、生まれて初めてひまわりのタネを蒔いた。  朝、昼、夕、毎日芽が出ていないかと庭の土におでこを這わせる姿は、まるでチャペックのにわか『園芸家の一年』みたいだった。(あとがきより抜粋)

担当者のうちあけ話
カバーや帯の惹句を考えるのはふつう編集者の仕事ですが、この絵本ほど、それが難しいと感じたことはありませんでした。  とにかく何を書いても、作品を表現するには物足りない言葉のように感じてしまうのです。  それは、いせひでこという画家が、歩いて、見て、聞いて、嗅いで、触れて、感じて、そして何度も何度も考えたこと、それを筆だけでなく、全身で表現しているからだと思います。  「大きな木のような人」は、独立したひとつの作品ですが、そんな作者ですから、これまで描いてきた作品と深いつながりが生じるのは必然です。  「ルリユールおじさん」の少女ソフィーが大きくなって、植物学の研究者として登場しているのを見て、私はゾクッとしました。  (以上 Amazon より転載)

KiKi の大好きな絵本作家は基本的には2人です。  1人は「ガブリエル・バンサン」。  そしてもう1人がこの絵本の作者「いせひでこ」さんです。  どちらの絵もものすご~く丁寧で絵を見ているだけで何だかウキウキワクワクしてくるんですよね~。  で、どちらの絵も半端じゃなく雄弁なんですよ。  この本は「ルリユールおじさん」と一緒に購入してもう何度も何度も読み返しているのですが、何度手に取っても飽きるということがありません。  だいたい、KiKi がLothlórien_山小舎暮らしを始めるに当たってある種背中を押してくれたのがこの2冊の絵本だったと言っても過言ではないくらいです。

KiKi はね、昔から海よりは山の人。  可憐な花よりも木の人だったと自分では思っています。  だから落ちこぼれながらも会計人としてお仕事に邁進していた時期であっても、年に何度かの休暇では必ず森林散策をしていました。  ま、同時に海外のビーチリゾートでのんびりするということもしていたので、「海よりは山の人」と言い切るにはちょっと矛盾がなくもないのですけど・・・・・ ^^;  それでもやっぱり「リフレッシュ加減」という観点から見るとやっぱり「海外のビーチリゾート < 森林散策」だったので、まあ「海よりは山の人」と言い切ってもいいでしょう。  でね、植物、それも木は眺めているだけで飽きない人なんですよね~。  だからこそ・・・・と言うわけではないけれど、初めて書店でこの本を見たときには、その表紙の絵だけでもとにかく物凄い、半端じゃない吸引力があって、ほとんど夢遊病状態でフラフラとこの2冊を手にレジに並んでしまったものでした(苦笑)。

 

夢十夜 夏目漱石

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梨木さんの「家守綺譚」を読んでいたら、何となく、何となくぼんやりと頭の中に浮かんできた映像のようなもの・・・・・がありました。  ちゃんとした像を結んでいなかったので、それを「映像」と呼ぶにはちょっと躊躇があるんですけどね ^^;  そしてそのぼんやりとした映像もどき・・・・・を見つめていたら「夢」「夜」というようなキーワードが頭の中を飛び交い始めました。  そうしたら無性にこの本が読みたくなってきてしまいました。  ま、てなわけで本日の KiKi の読了本はこちらです。

夢十夜
著:夏目漱石 絵(版画):金井田英津子  パロル舎

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「こんな夢を見た」で始まる、夏目漱石の幻想的文学「夢十夜」。  作品の世界をさらに盛り上げるモノトーンの版画入りで収録する。  (Amazon より転載)

この本はね、KiKi が絵本の世界に嵌り始めたとき、いわゆる「子供向けの絵本」とは別格のものとしてガブリエル・バンサンの絵本とかを集め始めた頃、目に留まって入手した1冊です。  おさえたトーンの色調と版画という手法独特の朴訥さと、そして「夢十夜」という文学作品世界の持つ一種独特の雰囲気が相まって、文句なく「大人のための絵本」と言い切れる本の1冊ではないでしょうか。  ま、時に金井田さんの絵が雄弁すぎて、・・・・と同時に KiKi が文字から連想する絵とは異なったりもして、それがちょっとうるさく感じることもなくはないのですが、漱石による厳選された言葉で描かれた世界とそれを読んだ金井田さんの感じた絵画的風景の両方を楽しめるという、お得感が満載です。

ただ、この作品に初めて接する方にはできれば文庫本とか、文字だけの世界を堪能していただきたいなぁ・・・・とも思います。  青空文庫みたいにテキストのみの媒体で・・・・・。  日本が誇る明治の文豪、夏目漱石の世界は、可能であれば映像には頼らず、じっくりと言葉を読み返しながら、何とははっきりとは言い難い、でも着実に失いつつあるように感じられる「スローで深い日本人の感情の襞」のようなものを味わうのが王道のような気がします。

 

図書館から予約してあった本が揃ったというメールが届き、早速昨日、それをとりに行ってきました。  先日「西の魔女が死んだ」を読んで、表現方法が気に入った梨木さんの本を3冊。  久々にちょっと固めの本も・・・・と思って、これまた以前から気になりつつも読んでいなかった「背教者ユリアヌス」の文庫3冊セット。  そして日本のファンタジーに遅ればせながら目覚めちゃったということもあって「デルフィニア戦記」の最初の3冊の都合9冊です。  「空色勾玉」の世界からいきなり「背教者ユリアヌス」っていうのもきつそうだったし、デルフィニア戦記は続きものだから「次は?  次は?」となってしまうリスクが大きいので後回し。  ま、てなわけで昨晩の KiKi のベッドタイム・ストーリーには一番手軽そうなところでこちらを選びました。

この庭に 黒いミンクの話
著:梨木香歩 イラスト:須藤由希子  理論社

 

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雪のふる小屋にこもる主人公は、ある日、日本人形のような白い顔の少女に出会う。  「この庭に」と、彼女が語りだす。  「この庭に、ミンクがいる気がしてしようがないの」 不思議な魅力ある、もうひとつの「ミケルの庭」の物語。  (Amazonより転載)

しまった~!!  この本のことをあまりしっかりと調べないで「文庫本になっていない梨木作品」ということで安易に図書館に予約を入れちゃっていたんだけど、これって実は「りかさん」「からくりからくさ」の番外編・・・・・みたいな本だったんですね~。  「りかさん」も「からくりからくさ」も KiKi の蔵書(文庫だから蔵書な~んていう風に呼ぶのはちょっと憚られるけれど・・・・ ^^;)の中には既に仲間入りしていて、出番を待っているところだったんだけど、未読の KiKi にとっては主人公のアル中女性(?)の心の傷の深遠さ・・・・みたいなものがよくわからず(ものすご~く深くて大きいこと以外は)、この庭のある家で過ごす時間の貴重さ・・・・・みたいなものが、正直なところ切実にはわからなかったのがとても残念です。

ただ、過度のアルコール摂取量の話やら、オイルサーディンの描写を読んでいると、主人公の抱えている痛みだけは伝わってきて、何だか読み進めるのが辛くなってしまいました。  もっともそれを理解しないままに読み進めてもこの庭のモノトーンの世界が主人公の心象風景となっていることはひしひしと伝わってきたし、薄墨で描いたような淡いモノトーンの世界にときおり浮かぶ、血の赤、ミンクの輝く黒がとても効果的な、絵画的な作品だと思いました。  絵画的でありながらも幻想的。  なんとも不思議な物語です。 

えっとですね、昨日の「獣の奏者」のエントリーに追記で書いたように、今日、KiKi は帰宅途中で自宅近所の BookOff に寄ってみました。  まあ、メインの目的は「獣の奏者」の「探求編」と「完結編」がいくらで売られているのか確認すること・・・・・だったんですけど、結局価格の妥当性を評価する暇もなくそのまま「お買い上げ~♪」  まあ、KiKi の場合、本とCDに関してはこのパターンが言ってみれば当たり前・・・・ ^^;  で、ついでに久々に可愛い絵本を購入したので今日はそのご紹介です。

しつれいですが、魔女さんですか
作:エミリー・ホーン 絵:パヴィル・パヴラック 訳:江國香織  小峰書店

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ひとりぼっちの黒ねこのハーバート。  ある日、図書館で魔女の百科事典を読み、魔女が黒ねこを愛することを知りました。  そこで、魔女をさがしにでかけますが・・・・・・  (絵本表紙扉より転載)

「獣は所詮獣」というお話を読んだ直後に、思いっきり擬人化されたネコの物語を読むっていうのも不思議なものです。  この物語の主人公のねこちゃんは、言ってみれば「知ってほしい、わかってほしい、愛してほしい!」というモード全開です(笑)  それでもこういう物語の方があの物語よりも「想像力」という力をふんだんに発揮したい人間にとっては都合がいい・・・・・というか、受け入れやすい・・・・というか、わかりやすい・・・・・というか・・・・・(笑)

KiKi も昨日のエントリーでは「私たち人間はどこかで『下心のない真心なら時間がかかっても通じるはず』と思いたがるけれど、仮にそれが通じたとしてもそれは自分が相手に抱いている<愛情>とまったく同質なものではないかもしれない・・・・ということは忘れがちです。」な~んていう偉そうなことを書いてみたわけですが、そのエントリーを書き終えたその直後、足元にうずくまってじ~っと KiKi を見つめている愛犬ノルンに

「どうしたの?  おなかすいた??  それともかまってもらえなくて寂しくてじっと我慢してたの??  ノルンはおとなしくしていられておりこうさんだねぇ・・・・・」

な~んていう声をかけていたりして、忘れがち・・・・・どころか、そんなセリフを吐いたことはそっちのけです(笑)  

そして今日、この絵本の中のねこちゃんには

「良かったねぇ♪  行く場所が見つかって。  (裏表紙の絵を見ながら)魔女さんのほうきの乗り心地はいかが??」

な~んていう声をかけたいような気分になっているのですからゲンキンなものです。

 

KiKi の魔女研究(?)本のご紹介第2弾はこちらの本です。  昨日ご紹介したのは「魔女図鑑」でしたが、こちらは本家本元(?)、元祖(?)「魔女図鑑」です。

魔女図鑑 魔女になるための11のレッスン
作 & 絵:マルカム・バード 訳:岡部史  金の星社

51XNXFFN21L__SL500_AA240_.jpg (Amazon)

あなたは魔女のことどれくらい知っていますか?  本当は、魔女ってとってもオシャレ。  身近なものを、色々と工夫して着こなしちゃうんです。  それに、お菓子づくりだっておてのもの。  とにかく、魔女のすべてなんです。  もう、ビックリ!  読み終えたら、あなたも魔女になれる!!  (見返し部より転載)

この本はさすが、あちらものの翻訳であるだけあって、なんともいえない雰囲気とブラックユーモア(?)にあふれています。  また随所に出てくる魔女の挿絵も見方によってはちょっとグロテスクだったりもするのですが、同時に愛嬌にも満ちていて、何となくほほえましい気分にさせてくれるのです。

目次はざっと以下のような感じです。

1) 魔女の家
2) 魔女の台所
3) 魔女の庭
4) 魔女のうらない
5) 魔法のかけ方
6) ならわしといいつたえ
7) 美しさのひみつ
8) おしゃれな魔女たち
9) 魔女の趣味
10) 魔女のおまつり
11) 現代の魔女

まあ、「これでもか!」っていうぐらい、魔女の全貌を解体してくれているのですが、とにかくそのひとつひとつの章で思わず「クスッ」と笑っちゃうんですよね~。

例えば、第1章の魔女の家。  魔女向きの家は「こうもりの塔」、「風車小屋」、「とんがり屋根の家」、「道路料金収容所」の4つで、魔女向きではない家は「アパート」、「高原のペンション」、「老人ホーム」、「断崖絶壁」となっていて、思わず笑えちゃうのはその理由。  「道路料金収容所」(そんなところに住みたいと思う人間は1人もいないと思うけれど ^^;)は「道路標識をつけかえたりして、ドライバーをまごつかせましょう。  いたずら好き魔女向き」・・・・・。  「老人ホーム」は「いつだって、好き勝手に生きたいのが魔女。  規則の多いところでは、息がつまります」・・・・・。  と、まあ、こんな感じです(笑)。 

 

新魔女図鑑 角野栄子

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Lothlórien_山小舎での生活を模索し始めた頃から、KiKi はある人物(?)への興味が、ものすご~い勢いで膨らんできました。  その人物は KiKi とは異なって猫と仲良しで(KiKi は決して猫嫌いじゃないけれど、やっぱり犬の方が好き♪)、へんてこな乗り物に乗っていて、時代の流れの中では「妖精」と同じくらい綺麗で素敵なイメージを抱かれたかと思えば、キリスト教の謀略(?)によって、「得体の知れない悪い奴 あ~んど 汚らわしい存在」として貶められたり、拷問にかけられたり、火あぶりにされたりと波乱万丈なのです。  

そんな存在。  それは魔女。  御伽噺の世界でも魔女ってどちらかというと「悪役」で登場することが多いけれど、何だかとってもカッコイイと思っちゃうんですよね~。  ま、KiKi の魔女イメージを大幅に変えてくれたきっかけとなったのはこのアニメ映画の影響もあるんですけどね(笑)。   ところで、このアニメには原作の児童書があるんですよね。  KiKi がその事実を知ったのは実はわりと最近のことなんですよ・・・・・。  だってだって、KiKi の子供時代にはまだ出版されていなかった(というより書かれていなかった)んだもの・・・・。  因みに「魔女の宅急便」の著者角野栄子さんは KiKi とほぼ同年代・・・・ ^^;  ま、この年代の人たちが興味を持つ存在が魔女なのか、やっぱりそんな人はどちらかというと少数派なのかはさておき、KiKi の魔女研究の数冊の本の中から、今日は第1冊目をご紹介したいと思います。

新魔女図鑑
著:角野栄子 絵:下田智美  ブロンズ新社

51AACYVQDYL__SL500_AA240_.jpg (Amazon)

ほんとうの魔女がわかる!

やさしい魔女、愉快な魔女、おちゃめな魔女・・・・  人々の願いをかねようと、東奔西走。  魔女はホウキに乗って、今日も大忙し!!  (単行本帯より転載)

魔女の入門書としては、結構楽しめる1冊だと思います。  まあ、「図鑑」と名乗るような内容のものか?と問われるとちょっとビミョーな感じがしないでもありませんが・・・・・。  いえね、本の厚さの割には魔女のなりたちとか魔女が受けてきた苦難の物語、ついでに箒の作り方とか、呪文(おまじない)とか、世界各地の魔女のおまつりまでもを子供にもわかりやすい優しい言葉できちんと説明してくれている、内容の深い本だとは思うんですよね。  ただ、難点を言えば、魔女から毒気とかちょっぴりアナーキーな部分をぜ~んぶ取っちゃった・・・・という感じがしないでもありません。

帯に「すべての女性の中に魔女が住んでいる」とあるんだけど、それは女性の中の暗い部分(例えば嫉妬だとか、見栄っ張りとか)をさしているのではなく、どちらかというと「優しい」とか「賢い」とか「博愛精神」みたいな部分に光が当てられていて、読み終わった後でまず最初に思うのは「女でよかった♪  私も魔女になれる?」というようなこと(笑)。

 

KiKi がLothlórien_山小舎でガス給湯器の修理に立会い、あれやこれやと冬の山での正しい過ごし方を学んでいる間、花の都東京ではこ~んな美味しそうな演奏会が行われていました。  いえね、KiKi もできることならこの評判の「トーキョーリング」は是非観に行きたかったのですよぉ。  でもね、先週はいろいろその他の予定がテンコモリでどうしても日程調整ができなくて泣く泣く諦めたんですよね~。  そうしたら、yokochan さんのブログに早速エントリーが載っているし、KiKi にとっても決してお名前を知らない仲ではない romani さんと観劇後に薩摩焼酎を楽しまれたっていうじゃありませんか!  もうもう、みんないいなぁ!!!  KiKi だって行きたかったんだもん!  でも、行けなかったんだもん!!!  悔しいじゃないのぉ!  ・・・・・・こうなったら、「行けなかったけれどいいもん、自宅で勝手にリング_ジークフリート編」を敢行してやるぅ!!!!(笑)

ま、てなわけで、今日の KiKi の1曲 & 1冊はこちらです。

ワーグナー ニーベルンゲンの指環 ヴァルキューレ
ORFEO C660 513Y 演奏:クナッパーブッシュ指揮 バイロイト56年ライブ  

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ニーベルンゲンの指環 ジークフリート
作・R. ワーグナー 訳:高橋康也・高橋迪 絵:アーサー・ラッカム  新書館

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今回もこの(↑)写真ではラッカムの素敵な絵の雰囲気が正しく伝わらないと思うので、もっと素敵な見易い画像をオマケしておきましょうね♪

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まるで火みたいだ、この血は!

KiKi が観に行くことができなかった「トーキョーリング」の「ジークフリート公演」に関しては、yokochan さんのこちらのエントリー(演出編)こちらのエントリー(演奏編)をご覧ください。  恐らく KiKi のために(?← というのは冗談ですが ^^;)、詳細に書いてくださっています。

さて、では物語です。  ジークリンデが難産の末産み落としたジークムントとの間の子供、ジークフリートは森の中の鍛冶屋ミーメの元で成長して若者になっていました。  彼はろくな教育は受けてこなかったので、一見粗野で常識はずれな若者ですが、同時に自然の観察力 & 洞察力に優れるという彼の生い立ちならではの知恵を身につけています。  彼は誰に教えられるわけでもなく、森の動物たちを見ているうちに「生命には父親と母親が必要である」ということ、「愛とはどんなものであるのか」を理解しています。

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ヴォータンの仮の姿、「さすらい人」と問答をしたミーメは、ジークリンデが遺したジークムントの形見、ノートゥングを鍛え直すことができるのは「怖れのなんたるかを知らないもの」だと知ります。  そしてその「怖れのなんたるかを知らないもの」とはすなわちジークフリートであることも・・・・・。  怪力のジークフリートを使ってニーベルンゲンの指環 & 宝の上で惰眠を貪っているファフナーを殺して、ついでにジークフリートも始末して、全てを手に入れようと画策していたミーメは途方に暮れますが、ジークフリートが剣を鍛え直しているのを見ているうちに、別の悪だくみを思いつきます。  そうこうしているうちにジークフリートの手によりノートゥングが再生します。

 

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ノートゥング!  ノートゥング!  たぐいなき剣よ!
ぼくはおまえをよみがえらせた。
冷たく横たわっていたおまえは、いま凛然と美しく輝いている。
裏切り者はおまえの光におののくがいい!
不実なやからを打て!  悪党どもを打て!  

さて、iPod にまつわる様々なトラブル発生のため、ちょっと忘れかけていた企画(?)を続行したいと思います。  何事も中途半端はいけません (>_<)  ま、てなわけで本日は「リング祭り」第2段を決行したいと思います。  本日の KiKi の1冊 & 1曲はこちらです。

ワーグナー ニーベルンゲンの指環 ヴァルキューレ
ORFEO C660 513Y 演奏:クナッパーブッシュ指揮 バイロイト56年ライブ

KnappertsbuschRing56.jpg   (Amazon)  

 

ニーベルンゲンの指環 ワルキューレ
作・R. ワーグナー 訳:高橋康也・高橋迪 絵:アーサー・ラッカム  新書館

f767a1909fa0694c40143210_L__SL500_AA240_.jpg (Amazon)

この絵、本当にステキでしょ♪  これが KiKi (というより Brunnhilde)が Brunnhilde というHNを名乗ろうと思った時にイメージしていたブリュンヒルデの Visual 版(笑)  こちらもこの写真だとあまりにも見難いと思うので、本物をご紹介しておきたいと思います。

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勇んで駒を進めよ、勇敢な乙女!
激しい争いが始まろうとしている。
ブリュンヒルデよ、決闘の場に赴き、
ヴェルズングに勝利を与えるのだ。
フンディングは倒れたままに放置するがいい。
ワルハラにふさわしくない男だ。
いざ、馬を駆って戦場へ急ぐがいい!

 

ニーベルングの指環全編の中でもっともメロディアスな音楽に満ち溢れている(と個人的には思っている)このヴァルキューレ。  そのヒロインたるブリュンヒルデは KiKi の憧れでした(笑)  でも、そんな彼女が登場するのは第2幕から。  第1幕はジークフリートの両親であるジークムントとジークリンデの出会いから近親相姦、そしてだいじなものであるノートゥングのゲットまでです。

このCDでは何ともお気の毒なことにジークフリート役のヴォルフガング・ヴィントガッセン(T)さんが、ジークムントと2役を演っていらっしゃるんですよね~。  ライヴのはずだから、連日、歌いっぱなしってことです。  何ともまあお気の毒なことで・・・・・。  とは言うものの、1リスナーとしては本当にありがたいことです。  やっぱり違うなぁ、ヴィントガッセン。  何て言うか、説得力があるんですよね~。

ヴィントガッセンだけじゃなくて、とにかくこのボックス、配役表の顔ぶれがすごいと思うんですよね。  バイロイトがこれほどワグネリアンを熱くさせた時代は、やっぱり50年代だと個人的には思うんですよ。  その50年代の歴史的な記録がこの音質で聴ける・・・・・というだけで、KiKi は胸が熱くなってしまいます。  「ラインの黄金」の時にはかなり気になった「オケの音が引っ込んでいる感じ」がこのヴァルキューレからはだいぶバランス改善されているように感じるし・・・・・。  (KiKi の耳が慣れただけかもしれないけれど ^^;)

 

さて、今年はリングで幕を開けた KiKi。  で、その元本でもある「ニーベルンゲンの歌」関連のエントリーを連日書いてきたりしていたわけですが、久々に怒涛のリング熱に浮かされ始めちゃったみたいです。  ま、たまたま、新しい iPod を購入したことによって KiKi のお宝「リングCD」を4本もデータ転送して、極力見ないようにしてきたCDを棚から出しちゃった・・・・・ということもあったもので・・・・・ ^^;  ま、こうなったら毒を食らわば何とやら・・・・ということで、リングに嵌るのもありかな?と自分勝手に思い込むことにしてしまおうかな・・・・しちゃってもいいよね・・・・・しちゃえぃ!・・・・しちゃうしかないでしょ・・・・という4段活用に至ってしまいました。  こうなったら「リング祭り」でやんす!  

何がお祭りかって???  それはね、せっかくの機会なので、お宝CD(のうちの1つ)とお宝本を同時にご紹介しちゃうことにしたからなんです。  

ま、てなわけで本日の KiKiの1曲と1冊はこちらです。

 

ワーグナー ニーベルンゲンの指環 ラインの黄金
ORFEO C660 513Y 演奏:クナッパーブッシュ指揮 バイロイト56年ライブ

KnappertsbuschRing56.jpg  (Amazon)  

 

ニーベルンゲンの指環 ラインの黄金
作・R. ワーグナー 訳:寺山修司 絵:アーサー・ラッカム  新書館

2010Jan12_001.JPG  (Amazon)

CDの方はカイルベルト盤にしようか、クナッパーブッシュ盤にしようか、ベーム盤にしようかと散々悩んだ挙句に今回はクナ盤の56年バイロイトライブを選びました。  上記(↑)の Amazon Link でご紹介しているものと KiKi が持っている Box (画像のもの)とでは見た目がちょっとだけ違うんですけど、データを見る限りでは同じもの・・・・のようなので、恐らく現在ではこの形で販売しているんだろうと解釈してこのリンクを張っておきました。

ま、最近の録音ものに比べると音はちょっとだけよくない(ちょっとオケの音が引っ込んだ感じ?)けれど、逆に言えば歌が前面に出てきていて、それはそれでいいかな・・・・と。  ま、それに iTunes で再生する分にはそれが気になって不満に思うというほどの問題ではないので・・・・・ ^^;  それよりはやっぱり良くも悪くもそこそこ評判のあるクナの56年ライブであるっていうことが大切だろうと思うんですよね~(笑)  

で、基本的にはオペラは極力、映像つきでご紹介してきている KiKi ですが、今回はそのポリシーを曲げてまでしてCDを取り上げているので、手元に本を置いて、それを読みながらの鑑賞としてみようという趣向です。  で、実は KiKi は本の方もこれとは別の新書館発行の本も持っているんだけど、ここはやっぱりお宝のアーサー・ラッカムの挿絵入りの本の方をご紹介するタイミングだろうな・・・・・と。

この本の表紙の挿絵、ちょっと見難いだろうと思うので本物をご紹介しておくとこんな感じです。

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(↑) ライン河をはさんで、山頂から神々の城ワルハラへ虹の橋がかかる。

ラインの黄金!
おまえはあたしたちの涙の結晶!
夕陽に照り返す輝かしい財宝!

あたしたちの心の歌声!
おまえはどこへ行ってしまったの?
もう一度あたしたちのふるさとへ帰っておいで!
ラインの黄金!

ラインの黄金! 涙の結晶!
月光のため息! ・・・・・帰っておいで。
再びあたしたちのライン河の水底で光っておくれ!
水に揺らめいてこそ、詩も真実もあるが、
上のお城が持っているのは、いつわりの月日だけ!
呪われろ! 呪われろ! 呪われろ!

 

素敵でしょう、この挿絵。  ラッカムですものね~。  こんな幻想的な挿絵が満載の本が今では絶版なんですよね~。  復刊する気はないんでしょうか? > 新書館さん

 

今週末も KiKi はLothlórien(山小舎)に来ています。  先週も山小舎では絵本を読んだので、今週も絵本を読んでみようと山小舎の本棚の前でしばし考えます。  そうそう、せっかくの機会なので山小舎の本棚をご紹介しておきたいと思います。  

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この本棚はねぇ、KiKi の手作りなのです。  例の薪を調達してくれる材木屋さんにお願いして本棚の原材料になる板をタダ(!)で供給してもらい、丸一日をかけて板の寸法を測って電動ノコで切って、電動ヤスリで板を削って、電動ドライバーでねじ打ちして作ったもの。  だから・・・・というわけじゃないけれど棚板が本の重みで撓んでいたりしちゃってます(苦笑)  まあ、おおよそオシャレとは縁遠いだっさい本棚ですが、自作だと思うと何となく愛着がわくんですよね~(笑)  で、因みに一番下の段の左側は絵本がつまっています。  で、この中からピックアップした今日の1冊はこちらです。

ちいさなちいさな王様
作:A. ハッケ 絵:M. ゾーヴァ 訳:那須田淳、木本栄  講談社

411BYQ5N4CL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

ドイツのベストセラー小説
どうやら王様の世界では子ども時代が人生の終わりにあるらしい。僕らのところとは違って......。

おまえたちは、はじめにすべての可能性を与えられているのに、毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。それに、幼いうちは、おまえたちは、知っていることが少ないかわりに、想像の世界がやたら大きいだろう。どうしてランプに明かりがつくのか、テレビの画面に映像がうつるのか、理屈がわからないから、想像しなくてはならなかった。     (Amazon の商品説明より転載)

この絵本はね、とっても評判のよい絵本だということでずいぶん前に購入したものです。  で、多分、これまでに5~6回は読んでいるんじゃないかしら。  表紙の王様の絵がチビ助の癖に(コーヒーカップと同じくらい!)妙に尊大な雰囲気を漂わせているのが何ともユーモラスなんですよね~。  しかもよ~く見ると、この王様の鼻ってピノキオばりに顔に対して不釣り合いなくらいに高くて大きいの(笑)。

KiKi は今週末は山小舎で過ごしています。  別エントリーで詳しくはお話しするけれど、こちらのキッチンから見える景色は紅葉がとっても綺麗!!!  で、今朝はちょっとだけ近くの山にあるハイキングコースをたどってみました。  KiKi は山の散策(ちゃんとした登山ではなく、ワンダーホーゲルレベルにさえならない、お散歩みたいな感じの山歩き)が昔から大好きで、特にこの季節は紅葉を楽しみつつ実りを感じられたりするので、昨年もまったく同じコースを同じように歩いてみたんだけど、その時にものすご~くリフレッシュすることができたので今年も・・・・ということになったというわけです。  で、歩き疲れて帰ってきたそんな時には、どんな本がいいかなぁとちょっと考えてみたんだけど、やっぱり軽~い読み物で、ついでにこちら(山小舎)でしか読めないものがいいなぁ・・・・と。  で、今は KiKi がコレクションした絵本は全部こちらに移動させちゃっているから東京では読めないし、絵本だったら疲労回復には効き目がありそう(?)だし、ついでに最近は絵本カテゴリーのエントリーを書いていないし(笑)・・・・ということでこちらを手に取ってみました。

すてきな三にんぐみ
作:トミー=アンゲラー 訳:今江祥智  偕成社

41GP203PYFL__SL500_AA240_.jpg    (Amazon)

この絵本はね、以前ご紹介したこの本で初めて興味をもった絵本なんですよね。  で、そういう意味では今日が初読みです。  まずは表紙の絵になかなか雰囲気があってよろしい(笑)  ちょっと見、こわそうな三にんぐみなんだけど、これといった特徴があんまりなくて、強いて言えば帽子に纏わり付いている紐(? リボン?)の模様が違うこと・・・・ぐらいが三にんを見分けるポイントなんでしょうかねぇ。  いずれにしろ、まさかりの赤が効いていて、なかなかポップな感じです。

で、ページを開くと、くろマントに、くろいぼうしのこわーい、どろぼうさんだということなんですが、表紙で見た三にんの見分け方がもろくもここで崩れちゃいます。  帽子の模様が変わっているよ・・・・ ^^;

で、さらにページをめくると、この人たちのどこが恐いのか、大人の感覚では理解できないような気がしてきます。  だって「おどしのどうぐ」は3つなんだけど、それが「ラッパじゅう」「こしょう・ふきつけ」「まっかなおおまさかり」なんですよね。  まあ、まさかり(斧)は金太郎も担いでいたぐらいだからそれなりの「力強さ」の象徴みたいなものだとは思うけれど、「まっか」なだけに切れ味悪そうだし、それより何より他の2つがねぇ・・・・・。  「こしょう・ふきつけ」に至ってはこれはドリフのコント(古!)にしか出てこないんじゃないかと思っちゃうし(笑)

  

シルバーウィークも後半に突入しました。  仙人のような暮らしができる気持のよい山から下りてきた KiKi は東京の街を見ただけで、心なしか気持が重~くなってきてしまいました。  まあ、東京には東京のよさがあることは重々承知しているんですけどね。  例えば図書館は充実しているし、ネット環境は快適だし(ちなみに山暮らしでは今となっては懐かしい ISDN 接続でネットをしていたりする・・・・ ^^;)、大好きな紅茶もバラエティに富んでいるし(ちなみに山暮らしの近くのスーパーには「日東紅茶」か「リプトン紅茶」しか置いてなかったりする・・・・ ^^;)、ありとあらゆる食材が手に入りやすいし・・・・。  でもね、それってほとんどが KiKi が疑問を感じ始めている「消費生活そのもの」なんですよね~。  ま、そんなわけでちょっぴりモヤモヤした気分をすっきりさせるために今日手に取った本はこちらです。

喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束
作:ターシャ・テューダー 訳:食野雅子  メディアファクトリー

5125MJEB69L__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

 

   

今日とりあげるのは超ロングセラーのこちらの絵本です。  この絵本のことは以前から知っていたんだけど、実はこれまで読んだことがなかったのです。  先日、こちらのエントリーを書いた直後、自宅近くのブックオフで発見し、「迷わずお買い上げ~」となった一冊です。

しろいうさぎとくろいうさぎ
作&絵:ガース・ウィリアムズ 訳:まつおかきょうこ  福音館書店

51XKAKGJM5L__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)


無駄に色をつかっていない、どちらかというと地味~な彩色の絵本なんですけど、うさぎの毛一本一本が丁寧に描かれている絵で、まずはその絵に惹かれます。  でね、物語の間ず~っと考え事をしているくろいうさぎ君なんだけど時々見せる「悲しそうな顔」が本当に切なげなんですよね~。  対するしろいうさぎちゃんはそこはかとない楽天家!!  まるで悩みなんてかけらもない・・・・っていう風情なんですよね。

 

 

つい先日、KiKi は終電に乗り遅れ、タクシーで帰宅する羽目にあいました。  その時、その日初めて会ったタクシーの運転手さんと妙に波長があってしまい道中延々とおしゃべりに花が咲いてしまいました。  どんなおしゃべりをしていたかって?  それは物にあふれた現代の悲劇・・・・みたいなことでした。  KiKi の子供時代は既にもう「貧しい」とは言えない時代だったけれど(とは言え、KiKi の家は決して裕福ではなかったし、子供の頃から「うちには余裕がないから」と言われ続けていたけれど・・・・ ^^;)、それでも何かを欲しいとおねだりすることには抵抗のあった時代だったし、常に子供は何かを我慢していた・・・・そんな風潮がまだまだ当たり前だった時代だったような気がします。  で、そんな話をしていたら、ちょっと季節外れ・・・・ではあるんだけど、無性にこの本を読み返したくなってしまいました。

思いがけない贈り物
作:エヴァ・ヘラー 絵:ミヒャエル・ゾーヴァ 訳:平野卿子  講談社

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月夜のみみずく ヨーレン

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KiKi は趣味で音楽(ピアノ)をやっています。  音楽を演奏するうえで大切なことの1つに「強弱、有音と無音の時間のコントロール」ということがあります。  のべつまくなく音を出しているのは、そういう楽曲でない限りにおいては音楽とはいえません。  ず~っと昔、とあるレッスンで pp (ピアニッシモ)の演奏の仕方について、当時の先生に何度も何度も注意されたことがありました。  曰く

明け方のとにかく広い草原の中の一軒家で、車も馬車もまだ走らない、人の往来もない、鳥さえもまだ目覚めていない、何の音もない空虚な長~い時間があって、その無音の時間の幕を引くかのようにはるかかなたの町の教会の鐘が、微かに聞こえてくる・・・・・それがピアニッシモだ。  君の pp は都会の夜明けの音だ。

・・・・・と。  そんなことがあったなぁ・・・・ということを思い出させてくれた絵本を今日はご紹介したいと思います。

月夜のみみずく
詩:ヨーレン 絵:ショーエンヘール 訳:くどうなおこ
偕成社

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KiKi はワンコ好きです。  現在もノルンという名のシーズー犬と暮らしているのですが、この子で3代目。  もっとも初代のシーズー犬は KiKi が飼っていた・・・・というよりは、KiKi の家族が飼っていたワンコだったので、やはり思い入れが強いのは自分のペット、自分の家族という意識の強い2代目、3代目の子に対して・・・・・という部分があるように感じます。  だからどうしても「ネコ」を扱っている絵本よりも「イヌ」を扱っている絵本に手が伸びてしまうのでしょうか・・・・・。  そんな KiKi の心を鷲づかみにした絵本を今日はご紹介したいと思います。

アンジュール - ある犬の物語
作:ガブリエル・バンサン  BL出版

417DEV7FWSL__SL500_AA240_.jpg   (Amazon)

 

今日は KiKi のお誕生日。  もうこの歳になると誕生日がめでたい!な~んていうことはまったくなく、1年間のカレンダーの中で「最も迎えたくない日」にカテゴライズしたいぐらいの日になってしまいました。  誕生日が嬉しい日だった最後の日はいつだったのかさえ思い出せない(苦笑)・・・・・そんな気がします。  今日もそういう意味では朝からちょっとブルーだったのです。  そんな自分を励ますための魔法の言葉が欲しくて、今日はこの本を手にとってみました。

だいじょうぶ だいじょうぶ
作・絵: いとう ひろし  講談社

410S6AA52AL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

 

小さかったころの ぼくを いつも たすけてくれたのは
おじいちゃんの ことばだった。

心配しなくても「だいじょうぶ」。無理しなくても「だいじょうぶ」。
それは、おじいちゃんのやさしいおまじない。
子どもたちのしなやかな強さを育むのはもちろん、すこし疲れた大人にも前を向く力を与えてくれる絵本です。
(Amazon から引用)

 

ごんぎつね 新美南吉

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先々月、私の大好きな黒井健さんの絵による絵本をご紹介してから、気になって気になって仕方のない絵本があります。  とっても悲しい結末の物語なだけに、新年早々のおめでたい気分(?)の中では、なかなか手に取ることができなかったのですが、やはりこれ以上放置する気にもなれず、今月はこちらを取り上げたいと思います。

ごんぎつね
作:新美南吉 絵:黒井健
偕成社

51P678KVHQL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

 

 

最近、家の中を片付けていたら押入れのず~っと奥に押し込んだきりの衣装ケースの中から古びた一着のパンツ・スーツが出てきました。  そのスーツは KiKi が大学生だった頃のお気に入りのスーツでちょっと背伸びして購入したものだったのですが、何かのイベントがある時には大活躍したものでした。  そして社会人になって、Tシャツとジーパンという訳にはいかなくなってから数年、いわゆる通勤着としても大活躍したスーツでした。  何度も何度もクリーニングに出した結果、色はすでに褪せているし、袖のところや膝のところは糸が薄くなっていて、下手をすると太陽にかざせば向こうがすけて見えてしまう(笑)ような状態のスーツです。  こんなものをどうして取っておいたのか、自分でもはっきりとした記憶はありませんでした。  この際だから捨ててしまおう(そのための片付けでもありました。)・・・・と何度も思ったのですが、この古びたスーツだけはどうしてもごみ袋に移動させることはできず、結局もう一度衣装ケースにきっちりと畳んで納め直し、防虫剤も入れて再び押入れのず~っと奥に押し込みました。

そんな自分の行動に半ばあきれ、半ば満足感に満たされ、不思議な感慨に浸っていた時、ふと思い出したのがこの本です。

ビロードのうさぎ
原作:マージェリィ・W・ビアンコ  抄訳&絵:酒井駒子  ブロンズ新社

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新年明けましておめでとうございます。  世の中はどんどん厳しくなっていくようですが、今年はどんな年になることでしょうか?  KiKi の子供時代にはこんな大人時代が到来することを予測さえしていなかったような気がするんですよね。

子曰、
「吾十有五而志于学、
三十而立。
四十而不惑、
五十而知天命。
六十而耳順、
七十而従心所欲不踰矩。」

四十にして惑わず、五十にして天命を知る・・・・はずなのに、40を超えても未だに惑うことばかり、細かいことを気に病むこと数知れず・・・・。  50だってもうそこに手が届きそうなのに、天命の欠片も見えず・・・・。  自分で言うのも何だけど、結構真剣に生きてきたつもりなんだけど、やっぱり器が違うのかなぁ・・・・。  そんなことを思う今日この頃、もう一度お正月を迎えたのを機に、自分を見つめなおしてみたくなりました。  ま、てなわけで本日の一冊はこちらです。

12の贈り物 - 世界でたったひとりの大切なあなたへ 

作:シャーリーン・コスタンゾ  絵&訳:黒井健
ポプラ社

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今日はクリスマス・イブ。  それを記念してこの1冊を選んでみました。

サンタクロースっているんでしょうか?

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「サンタクロースっているんでしょうか?」と聞かれたときに自分なら何と答えるのだろう?  幸い(?)なことに KiKi には子供がいないのでそんな困ってしまうような質問を受けたことはないけれど、クリスマスシーズンになると常に考えてしまいます。  だいたい自分自身がサンタクロースの存在を信じていたのはいつまでだったのだろうか??  

この本は19世紀の終わり頃、アメリカのとある新聞社に8歳の少女からの投書が届き、それに当時60歳くらいだったとある論説委員が社説で答えた文章が収録されています。(実話です。  この論説委員さんは永年サン新聞というところで社説を書き続けたベテラン記者でフランシス・P・チャーチさんという方です。  彼はこの社説を発表した9年後に、病気の為67歳でひっそりと亡くなったのだそうです。  その時、サン新聞は初めて彼の紹介記事を掲載したのですが、彼がこの有名な社説を書いた記者である事は書かれなかったのだそうです。  サン新聞以外の新聞も、クリスマスが近づくと毎年この文章を掲載しており、彼の死後、ようやくこの有名な社説の筆者としてフランシス・P・チャーチ氏の名前が明らかにされた・・・ということです。)


 
「友達はサンタクロースなんていない、と言っています・・・・パパは、新聞社のひとにきいてみなさいといいました」

 

パパは今の KiKi と同じで、どう答えるべきか迷っちゃったんでしょうねぇ。  それにしても「新聞社の人に聞いてみなさい」な~んていうことが言えちゃったり、それに社説で答えちゃえるというのはやっぱり時代なんでしょうか(笑)

 

 

 

忘れられない風景がある
青いビニールシートとテントでいっぱいの雨の公園
ひとりのゆうびんやさんが ずぶぬれになって歩いていた
家がなくなった人たちのひとりひとりをさがしていた
(中略)
忘れてはいけない風景は 描けないのではなくて
描いてはいけないのかもしれない
描くことで安心してしまうから
目と手が記憶してしまったあと
どこかにしまい忘れることもあるから
(中略)
人間の形をした楽器 人間の声で歌う楽器ーチェロ
チェロを弾く人の姿は 私には
人が自分の影を抱きしめているようにみえてならない

 

今日の絵本はこのあとがきに惹かれて購入したものです。  KiKi は幼いころからピアノを習っていて一時は音大でも目指そうかと考えたほど音楽は大好きなのですが、結局音大には進学しないでイギリス文学を学ぶ大学に進学しました。  それでもピアノから離れることはできず、40を超えた現在も相変わらずピアノを弾くことで自分の心の安息やら励ましやらを得てきた・・・・という自負があります。  そんな KiKi ですが40歳を迎えた日に、別の楽器に浮気心を起こしました。  その楽器がチェロでした。  結局仕事をしながら継続する趣味の楽器2つを両立させることは難しかったので、今では単なる我が家の家具と化しつつあるチェロですが、隠居生活に入ったら又、チェロをはじめてみたいなぁと思っています。

そんなわけでこの絵本を本屋さんで見つけた時、チェロを扱った物語だったからというだけで、中身をほとんど吟味しない状態で衝動買いをしてしまったのでした。  そしてこの絵本が KiKi といせひでこさんの絵本の出会いをつくってくれた記念碑となりました。

1000の風 1000のチェロ
作&絵: いせ ひでこ   偕成社

51R13613B9L__SL500_AA240_.jpg      (Amazon)

 

今日は KiKi のお気に入りの絵本をご紹介したいと思います。  決して手先が器用とはいえない KiKi なのですが、群馬県の山小屋暮らしを始めたことも手伝ってか、最近ではとにかく「手作業」「手作り」ということに関心が深くなり、工場で規格に沿って生産されるものよりもどこかに人間の手のぬくもりが感じられ、多少無骨であっても直しながら使えるものに魅力を感じるようになってきました。  

そんな手作業の魅力と KiKi が大好きな本を大切にする心の両方が詰まった素敵な物語です。

ルリユールおじさん
作・絵: いせ ひでこ  理論社

419M1VHPDGL__SL500_AA240_.jpg    (Amazon)

 

大人のための絵本の本

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最近 KiKi は体調がイマイチです。  で、とりあえず婦人科に行って色々と相談してみたのですが、血液検査の結果からするとどうやら「更年期」が始まってしまったようで、昨今の体調不良は「更年期障害」の初期症状であるらしいとのこと。  これまでどちらかというと「体力」と「気力」にまかせて突っ走ってきた感のある KiKi にとってこの宣告はなかなか重いものがありました。  その病院のドクターに「あなたのように頑張って仕事をしてきて、そこそこのポジションにもついて、責任感の強いタイプの人ほど自分が更年期であることを素直に認められず、自分を責めたり許せないような気持ちを持ちやすく、それが度を超すと躁鬱の症状が出ちゃう・・・・な~んていう傾向がありますから、自分の状態を素直に受け入れてペースダウンすることを恐れない気持ちが早く持てるように努力してくださいね。」な~んていうようなことを言われてしまいました。

 


なるほど・・・・・・

 


・・・・と言うことは、KiKi が児童書回帰を始めたのもひょっとしたら神様の思し召しだったのかしら???  群馬に終の棲家を求めたのも、ひょとしたら運命みたいなものだったのかしら???  そんな風に感じられる今日この頃なのです。  まあ、そんなこんなで(ってどんなだよ?)今日選んだ1冊はこちらです。

 

大人のための絵本の本  

41wICiJGL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

子どものころに読んだあの絵本から大人の心に響く名作絵本まで
今だから読みたい100冊

100冊かぁ。  絵本って結構高いから1冊1,500円として100冊全部揃えるとなると150,000円(15万円)ねぇ。  それだけあれば中古の軽トラが買えちゃうなぁ・・・・・(田舎暮らしには軽トラは必需品なのです!)

 

  

 

今日は KiKi の4●回目の誕生日です。  織田信長の愛唱歌(?)だった敦盛の一節

人間五十年、下天のうちにくらぶれば 夢幻のごとくなり
一度生を受け滅せぬ者のあるべきか

がどんどん切実味を帯びてきます。  まあ、常日頃からそんなことを悶々と考えているわけではないのですけどね(笑)  でも、正直なところ KiKi は40歳を迎えた日に思ったのです。  20代、30代はまずは自分の力でどこまでやれるか(それは現在の世の中の枠組の中で、ひいては一人のビジネス・ウーマンとして)に注力してきたけれど、そろそろ本気で「自分は何のために生かされているのか?」を問う生活をしていきたいなぁ・・・・と。  

親のおかげをもって大学まで出してもらって、いわゆる成人(20歳)を迎えた頃は、とにかく親の庇護下で安穏と暮らすのではなく、自分の食いぶち、自分の生活、自分の趣味はすべて自分の力で賄えるようにならなければ・・・・という強い想いに突き動かされていました。  そして、就職をして、転職をして、落ちこぼれ(?)ながらも会計人としてひとかどのことはできるようになりました。  でも・・・・・。  今のビジネス社会の中で組織の歯車として与えられた役割を全うする、もしくはそこからさらに世界を広げることも30代までは大切なことだったけれど、これまでやってきたことを後悔しているわけではないけれど、今の KiKi のやっていることが本当に KiKi のやりたかったことだったのか??  これが KiKi がこの世に生を受けて神様が与えてくださった役割だったのか?  そう思うと何だか答えは「否」となってしまうような気がし始めたのが40歳の誕生日でした。  そんな時に読んだ絵本を今日はとりあげたいと思います。

木を植えた男
作:ジャン・ジオノ
絵:フレデリック・バック
訳:寺岡 襄
あすなろ書房

51EZYVKV39L__SL500_AA240_.jpg    (Amazon)

 

このブログの絵本カテゴリーの記念すべき第一作を何にしようか、かなり迷いました。  さんざん迷った挙句、今日手に取った1冊、それはこの本です。

きりのなかのはりねずみ
ノルシュテイン&コズノフ 作
ヤルブーソヴァ 絵
こじま ひろこ 訳
福音館書店

51DFZBYFADL__SL500_AA240_.jpg (Amazon)


どうしてこの本を選んだのか・・・・と言えば、理由は至極簡単。  つい先日この(↓)DVDを入手したからです(笑)

 

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(ユーリ・ノルシュテイン作品集)

 

まだこのDVDは未視聴なのですが、アマゾンでこのDVDが販売されていることを知った時、思わず衝動買いしてしまいました。  で、この「きりのなかのはりねずみ」もこのDVDには収録されているわけですが、それを観る前に久々にこの絵本をまずは味わっておこう!と考えた次第。

この絵本の元ネタ(?)がアニメーションだったことは以前から知っていたのですが、KiKi が先に出会ったのは絵本の方で、赤いイチゴ模様のハンカチ(? つつみ)にこぐまくんの大好物の「のいちごのはちみつ」を入れて夜のお散歩にでかけるはりねずみくんのつぶらな瞳にノックダウンされちゃったんですよね~。

 

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