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Podcast な~んていう新しいものにチャレンジしようと悪戦苦闘しつつも、ノスタルジーの世界にもどっぷり浸りたい・・・・という相矛盾する衝動とのお付き合いを余儀なくされている(・・・・・って、別に誰に強制されたわけでもなし、好きであっちにもこっちにも手を出しているだけなんですけど・・・・)最近の KiKi。  KiKi の子供時代にはなかったものとの遭遇と、子供時代には身の回りにあふれていたのに長い間ちょっとほったらかし気味だったものの再発見。  あっちの時間軸、こっちの時間軸を与えられた24時間の中でウロウロしている KiKi にとって、「本来なら時計が刻むはずのない、プラスαのもう1時間」な~んていうものは、「是非是非、どんなことをしてでも手に入れたいものリスト」のトップ3に楽々ランクインしちゃうんじゃないかしら・・・・・。  本日の KiKi の1冊はそんな時間のお話です。  

トムは真夜中の庭で
著:フィリパ・ピアス 訳:高杉一郎  岩波少年文庫

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知り合いの家にあずけられて、友だちもなく退屈しきっていたトムは、真夜中に古時計が13も時を打つのをきき、昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて、ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります。  「時間」という抽象的な問題と取り組みながら、理屈っぽさを全く感じさせない、カーネギー賞受賞の傑作です。  (岩波少年文庫HPより転載)

トムとハティが遊んだ「庭園」の描写に心を奪われ、「なんて素敵なお庭なんだろう!!」と憧れとも羨望ともつかない想いを抱き、何度も何度も読み返していた自分の姿がページを進めるにつれて鮮明に蘇ってきました。  でもね、当時の KiKi は「時間」ということに対する感性・・・・・のようなものは、未だに育まれておらず、どちらかというとおばあさん(バーソロミュー夫人)の夢とトムの夢がたまたま一致した・・・・ぐらいの認識しかしていなかったように思います。  だいたい子供時代というものは「もう時がない」な~んていうことは考えもしないし、まして、今日と明日・・・・ぐらいしか意識の底にはなくて、過ぎてしまった過去を振り返ることも滅多になく、果てしない未来はただひたすらはてしない先の事・・・・だったように思うんですよね。

でも、大人になった今、読み返してみると、当時は風景描写にばかり気が向いていたけれど、(そしてその描写は相変わらず雄弁でワクワク・ドキドキはさせてくれるんだけど、)それ以上に「トムにとってのこの時間の意味」だとか、「ハティにとってのこの時間の意味」により多くの興味が移行していることに気がつきます。  と、同時に子供時代は大人っていうのは何だかとてつもなくすごいもんで、色々なことを知っているし、子供よりも多くの楽しみがありそうだし、自由そうだし羨ましいなぁ・・・・な~んていうことを思っていたところもあったような気がするけれど、結局のところ、実は大人だとか子供だとかそんなことは、関係ないような、そんな気分にさせられます。  特に最後にトムがバーソロミュー夫人を抱きしめるシーンに至っては、ヘンテコな恋愛小説よりもず~っとずっと、素敵なラブシーンだなぁ・・・・と。

 

「あお」「あか」「みどり」「きいろ」と読み進めてきた「アンドルー・ラング世界童話集」の第5巻。  今回は「ももいろの童話集」です。  以前、「あか」は表紙の絵がちょっと怖いというお話をしたけれど、この「ももいろ」の表紙の絵は結構 KiKi 好み(笑)です。  まあ、洋服なんかを選ぶ際には「絶対」と言っても過言ではないほど「ももいろ」 or 「ピンク」は選ばない KiKi だけど、この表紙は雰囲気と言い色目と言い決して嫌いじゃないですね~。  今回はたまたま「アンドルー・ラング世界童話集を全巻揃えるぞ!」という意気込みがあったから購入したけれど、もしもそういうプランがない状態でどこかの本屋さんでこの本に出会ったとしても、必ず手に取ってみただろうなぁと思います。

ももいろの童話集
編:アンドルー・ラング 監修:西村醇子  東京創元社

51gM-jk9fmL__SL500_AA240_.jpg   (Amazon)

まずは恒例の収録作品の一覧からです。

「小さな妖精と食料品屋」  (ハンス・アンデルセンのドイツ語翻訳)
「森の家」   (グリム)
「ひつぎのなかの姫」   (デンマークの昔話)
「仲のいい三人兄弟」   (グリム)
「人魚のむすこハンス」   (デンマークの昔話)
「グリップという鳥」   (スウェーデンの昔話)
「スノーフレイク」   (「スラブの昔話」 パリ ルルー刊)
「ずるがしこい靴屋」   (シチリアの昔話)
「カテリーナと運命の女神」   (「シチリアの昔話」 ライプツィヒ エンゲルマン刊)
「隠者の手引きで姫をめとった男の話」   (シチリアの昔話)
「命の水」   (「カタルーニャの昔話」 バルセロナ)
「きずついたライオン」   (カタルーニャの昔話)
「兄と弟」   (シチリアの昔話)
「魔法使いと弟子」   (デンマークの昔話)
「金のライオン」   (シチリアの昔話)
「ローズマリーの小枝」   (「カタルーニャの昔話」 バルセロナ)
「白いハト」   (デンマークの昔話)
「トロルのむすめ」   (デンマークの昔話)
「エスベンと魔女」   (デンマークの昔話)
「ミノン・ミネット姫」   ("Bibliotheque des Fees et des Genies")
「ゆかいなおかみさんたち」   (デンマークの昔話)
「リンドオルム王」   (スウェーデンの昔話)
「ちびの野うさぎ」   (「バソト族の昔話」 パリ ルルー刊)
「チックの話」   (シチリアの昔話)
「幸運のドン・ジョバンニ」   (シチリアの昔話)

 

昨日から KiKi は群馬県の山小舎、ロスロリアンに来ています。  今週の目的は長年(?)の夢だった軽トラ搬入の受け入れをするため。  これでようやく田舎暮らしも板についてきた感じです。(恰好から入るところがいかにも都会人ですが・・・・^^;)  まあ、そのお話は別エントリーをたてるとして、まずはこのエントリーでご紹介した「ケルト妖精物語Ⅰ」の続編、「ケルト妖精物語Ⅱ」を読了したのでそのお話から・・・・・・。

ケルト妖精物語Ⅱ
編:ジョーゼフ・ジェイコブズ 訳:山本史郎・山本泰子  原書房

 

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これもやっぱり面白かった~。  もっともところどころお話が唐突な感じのする所もなくはなかったのですが・・・・・。  でもね、やっぱりおとぎ話って人をワクワクさせる何かが潜んでいるんですよね~(笑)  面白いだけではなく、悲しくも美しい物語だったり、しんみりさせられちゃう物語だったり、クスッと笑わせてもらったりとホント様々な要素が含まれているんだけど、いずれにしろ一気に読みきってしまいたいと思わせる何かがあるんです。

今回のお話の中で KiKi がとりあげたいと思うのは第14話として収録されている「ノックグラフトンの伝説」というお話です。  これって先日読んだ「みどりいろの童話集」「ホック・リーと小人たち」(中国の昔話)ととっても似ているお話なんだけど、その「ホック・リー」を読んだときには「どこかで似たようなお話を読んだことがあるんだよなぁ。」とは思ったものの、明確に「これだ!」と思い至らなかった KiKi が今回この「ノックグラフトン」を読んだときはピンときたんですよ。  それはね、これってこれらって日本昔話としても有名な「宇治拾遺物語」の中にある「こぶとりじいさん」とおんなじプロットの物語じゃないかっていうこと!!!

 

「ケルト」という言葉に興味を持つようになってはや○年。  興味だけはどんどん募っていってちくま文庫の「ケルト・シリーズ」(W.B. イエイツ & 井村君江 コンビ)には何度も挑戦しつつも、いつもどこかで躓いて(^^;)なかなか読み通せずにいる KiKi。  いわゆる「つまみ読み」だけはしていて、正しく認識できているかどうか定かじゃないんだけど、恐らく一応は一通り読んでいる自負はあるんですけどね(笑)  まあ、そんな KiKi がようやく読み通すことができた「ケルト妖精物語」を再読したので今日はその本をご紹介したいと思います。

ケルト妖精物語Ⅰ
編:ジョーゼフ・ジェイコブズ 訳:山本史郎  原書房

51QSN5DTGPL__SL500_AA240_.jpgのサムネール画像     (Amazon)

いや~、久々に読み返してみたんだけどやっぱりこの本だと躓くことはほとんどなくて、ちゃ~んと頭から最後まで物語の世界に没頭できちゃうんですよね~。

 

 

 

先日読了したばかりの「太陽の東 月の西」。  久々のノルウェー民話の世界にもう少しだけ浸っていたい気分にかられ、まったく同じ路線(?)なんだけど、これまた久々に本棚の奥から引っ張り出してみました。  

ノルウェーの民話
編纂:ペーター・クリステン・アスビョルンセン & ヨーレン・モー  訳:米原まり子
青土社

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原典となる民話そのものは例の「あおいろ」「あかいろ」更には「太陽の東 月の西」と同じプロットの物語なんだろうけれど、こうやって立て続けに読み返してみると、本当に少しずつ少しずつではあるものの本ごとに発生するテイストの微妙な違いに改めて気がつかされます。

このエントリーでは KiKi が感じたちょっとしたテイストの違いを「翻訳の違い」 & 「元本の言語の違い」じゃないかと思ったんだけど、今回この本を読み返してみて、どうやら「元本の言語の違い」同様に「元本を編纂した人の思想の違い」とか「その元本を編纂した人たちが生きていた時代環境の違い」というのもあるのかもしれない・・・・・  そんな風に感じました。

と言うのはね、これまで読んだ「あお」「あか」「太陽」ではただ単に「人間」という表現が使われていたところがこの本ではやたらと「キリスト教徒」という言葉に置き換わっているんですよね~。

 

「あお」「あか」「みどり」と読み進めてきた「アンドルー・ラング世界童話集」の第4巻。  今回は「きいろの童話集」です。  ところで・・・・・どうしてこのラングの世界童話集は「あお」だったり「あか」だったり「みどり」だったり「きいろ」だったりするんでしょうねぇ。  収録されている作品がある種のエリア別・・・・というか出典別・・・・の傾向があるのはそこはかとな~く伝わってくるのですが、たとえば「グリム」なんかは結構色々な色の童話集に出てくるみたいだし、必ずしもそれだけではないような感じもします。  それに例えばこの第4巻がどうして他の色じゃなくて「きいろ」なのか、気になって気になって仕方がないんですよね~。  まあ、実際問題としてこれが万が一「黄色」じゃなくて「黄土色」だったとしても「群青色」だったとしても、物語を楽しむというスタンスの KiKi としては何ら問題ないんですよ。  でもね、敢えて色を指定されてしまうと「なぜ?」が気になるもの・・・・だと思いませんか?  それにね、今回 KiKi は東京創元社のシリーズで読み進めているわけだけど、もう1つの「ラング世界童話集シリーズ」の偕成社文庫とは色の名前も違えば、色ごとに収録されている作品まで同じとは言えないわけでして・・・・・・。  う~ん、気になる・・・・気になる・・・・・。

ま、それはさておき、ここまでの「あお」「あか」「みどり」「き」の中で、表紙の挿絵が一番 KiKi 好みだったのはこの「きいろの童話集」です。  「あお」&「みどり」も悪くはなかったんだけど、正直なところ「あか」はちょっとおどろおどろしいような気がします。  いえね、物語の1シーンからとった絵であることはわかっていて、その作品の雰囲気をよ~く伝えてくれる挿絵ではあると思うんですよ。  でもね、KiKi の場合、こういうハードカバーの本は夜、就寝前の一時に読むことが多いんですよね。  それもちょっと暗めの照明の下で・・・・・。  で、枕元からちょっとボワーっとした光を浴びて浮かび上がる挿絵・・・・・という状況設定の中で見てみると、「あか」はちょっと不気味な感じ・・・・・。  色も原色系あ~んど血の色だしねぇ。  で、そういう点からしてもこの「きいろ」は枕元にあっても恐くなくて (^^; ← 子供かよ!)いい感じ b-hato4-b.gifでした。    

きいろの童話集
編:アンドルー・ラング  監修:西村醇子  東京創元社  

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「あおいろ」「あかいろ」ときたので、一時的にちょっぴり浮気はしたというものの、やっぱり続かなくちゃいけないのは「アンドルー・ラング世界童話集第3巻」の「みどりいろの童話集です。  ま、てなわけで今日とりあげるのはこちらです。

 

みどりいろの童話集
編:アンドルー・ラング  監修:西村醇子  東京創元社

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「あおいろの童話集」「あかいろの童話集」と読み進めているうちに、どうしても再読したくなってしまったのが、岩波少年文庫の「太陽の東 月の西」でした。  まあ、当初の予定としては「あお」「あか」に続く「みどりいろの童話集」か、同じく「あお」「あか」の読後にこれまた再読熱がフツフツを湧きあがってきた「アラビアン・ナイト」へいく予定だったのですが・・・・・^^;  で、今日のエントリーはその「太陽の東 月の西」をとりあげたいと思います。

太陽の東 月の西
編:アスビョルンセン 訳:佐藤俊彦  岩波少年文庫

1141260.gif  (Amazon)

 

 

世間ではシルバーウィークと呼ばれているらしいこの連休。  皆さんはどのようにお過ごしでしょうか??  KiKi は山小舎にこもって、パンを焼いたり(Home Bakery を使っているので KiKi のやるべきことは原料を正しく計量して機械に装填することだけだけど・・・・^^;)、草むしりをしたり、本を読んだりと気ままに過ごしています。  もっともシルバーウィーク後半は別の用事があったりもするんですけどね。  ま、そんなわけで高原(?)の風に吹かれながら今回手に取ったのはこの本です。

あかいろの童話集
編:アンドルー・ラング  監修:西村醇子
東京創元社

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今日は、子供の頃に全部・・・・とは言えないまでも一部を読んで、本当にそれっきり一度も手にしたことのない童話集から一冊選びたいと思います。

アンドルー・ラング世界童話集
第1巻 あおいろの童話集
編:アンドルー・ラング  監修:西村醇子
東京創元社

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実はねぇ、この全集が発刊されていることはだいぶ前から認識していたのですよ。(2008年1月刊行開始)  でもね、今回このサイトを開設するにあたって、KiKi はず~っと迷い続けていたのです。  今回とりあげたこの「東京創元社」版でスタートを切るべきか、はたまたこちらの「偕成社文庫版」でスタートを切るべきか。

1889年に出た『あおいろの童話集』は、アンドルー・ラングがヴィクトリア時代の英国で、世界各地の伝承文学から、よりすぐりの作品を子どもたちに提供しようとした本でした。  なかにおさめられた37編には、昔話だけでなく、神話、『ガリヴァー旅行記』の一部、作者が特定できる文芸的昔話(アンデルセンなど)が混在していました。  『あおいろ』の好評をうけて、1910年までに12冊の童話集が出たほか、編集を変えたものも数種類出て、今日までも絶えることなく読みつがれています。

日本では1958~59年にかけて東京創元社から川端康成校閲、野上彰訳で『ラング世界童話全集』全12巻として出版されましたが、後に同じ川端康成校閲、野上彰訳のものに28話追加した全15巻で1963年にポプラ社から、またさらに同じものをもとにさらに再編集されたものが1977~78年にかけて偕成社文庫から出版されました。  このいずれもが、原書に収録された作品の全訳ではなく、各巻の収録作品も原書とはかなり違っていました。

このたび東京創元社では、日本で最初に〈ラング世界童話全集〉を刊行した出版社として、今回まったく新しい編集、新しい訳で、この〈アンドルー・ラング世界童話集〉を刊行することになりました。  すべて、原書の各巻より収録作品を選び直し、昔話としての持ち味や雰囲気を壊さないように、と同時に現代の子どもたち(もちろん大人も)も面白く読めるように工夫して翻訳しました。

原書の作品全てを収録することはできませんでしたので、今回の編集ではあまりに残虐・暴力的なものや、根底に差別的な態度があると思われるもの、また、アンデルセンやペローのように、日本でも入手しやすいものはなるべく除外するようにしています。  また日本の昔話ものぞきました。

挿絵は英国での最初の刊行時のものを収録。  ヘンリー・J・フォードを初めとした黄金期の挿絵画家たちの手になる美しいイラストが物語世界に奥行きを与えています。

(東京創元社HPより引用)


挿絵や装丁を見る限りでは東京創元社版が捨てがたいし、上記東京創元社さんのHPにもあるように、なんてったってこのラングの童話集を日本に紹介した会社なわけで、敬意を払いたい気持ちが半分。  残りの半分は KiKi も幼き日に読んだものが、かのノーベル文学賞受賞者川端康成大先生が関与されたもの(これは初めて知ったのですが・・・・)だったことに敬意を表するとともに、過ぎ去りし日々への郷愁に浸りたい(?)気分・・・とでも言いましょうか(笑)。

散々迷った挙句、まあ「蔵書」と呼べるものを構築するのも今回のプロジェクトの目的であったことを踏まえ、最終的に「挿絵&装丁」で東京創元社版からスタートを切ることにしました。

 

    

ペロー、グリムときたら次はやっぱりアンデルセンです。  子供の頃、活字の物語として・・・・というよりは、まずは絵本で馴染みになった物語の多くがアンデルセンだったような気がします。  もちろん小学校の低学年~中学年にかけて活字の物語として読み直した記憶もあるのですが、何となく美しい絵本のイメージの方が強いんですよね~。  そういう意味では今回アンデルセンを再読してみるにあたり、それを岩波少年文庫で読み直すべきかそれとも他の本で読み直してみるべきか、結構迷いました。  と言うのも、たまたまこの本(↓)を入手してあるからです。

 

51KE7KQ5A7L__SL500_AA240_.jpg (Amazon)

 

アンデルセンの生誕200年を記念して発刊されたこの本は KiKi の蔵書構築計画(これまでは都内のマンション暮らしのため本は可能な限り文庫本や新書版で揃えてきたのですが、群馬県に山小屋を建てたのを機に、少しずつハードカバー本も揃えようと思っているのです。)の一環で購入したばかりの1冊です。  やっぱり児童書は挿絵も文章と同じくらい重要ですからね~。  因みにこの本(↑)の挿絵はハリー・クラークです。

・・・・とは言うものの、このブログ企画は「岩波少年文庫読破計画」という壮大なプロジェクトをまずぶちあげて、それを遂行していくうえでのツール(?)ということで開設したブログなのですから、やはり第一弾は岩波少年文庫でアプローチしてみるべきだろうと思い、こちら(↓)を手にとりました。  

 

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<第1巻目次>
おやゆび姫
空とぶトランク
皇帝の新しい着物 (←「裸の王様」というタイトルの方が有名かも)
パラダイスの園
ソバ
小クラウスと大クラウス
エンドウ豆の上のお姫さま
みにくいアヒルの子
モミの木
おとなりさん
眠りの精のオーレさん

<第2巻目次>
コウノトリ
ブタ飼い王子
パンをふんだ娘
青銅のイノシシ
天使
人魚姫
ヒナギク
ナイチンゲール
野の白鳥
マッチ売りの少女
銀貨
ある母親の物語

<第3巻目次>
赤いくつ
びんの首
古い家

年の話
さやからとび出た五つのエンドウ豆
「あの女はろくでなし」
ロウソク
とうさんのすることはいつもよし
雪の女王

 

う~ん、大半はどんな物語だったのか、かなり鮮明に思い描けるんだけど、例えば第1巻の「パラダイスの園」とか「モミの木」とか「おとなりさん」あたりはどんなお話だったのか記憶にありません。  これはとっても楽しみ♪です。


 

グリム童話集(上)(下)

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先日、宣言させていただいたように今月(いつのまにか月例更新のブログと化しています・・・・ ^^;)は「なつかしい物語」を訪ねる第2段、グリム童話集上・下2巻をとりあげたいと思います。  実は KiKi の宝物の1つはこの「岩波少年文庫のグリム童話」ではなく、こちら・・・・(↓)なんですけど、このブログでメインに取り上げるのは「岩波少年文庫」と決めてしまった以上、この宝物を取り上げるのは後日(と言ってもいつのことになるやら皆目検討がつかないのですが・・・・・)ということにしたいと思います。  

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(↑ こちらがいずれ取り上げる予定の Brunnhilde の宝物のグリム童話です。)


1141470.gif     1141480.gif  (Amazon)  (Amazon)
(↑ こちらが今日のエントリーで取り上げているグリム童話です。)

 

<上巻の目次>
オオカミと7匹の子ヤギ
ブレーメンの音楽隊
カエルの王さま
おいしいおかゆ
白雪姫
しあわせハンス
ひょろひょろ足のガタガタこぞう
いばら姫
命の水
親指こぞう
ガチョウ番のむすめ
ものしり博士
歌いながらはねるヒバリ
ホレばあさん
兄と妹
テーブルとロバとこん棒
ラプンツェル
フリーダーとカーターリースヒェン
三本の金の毛のある悪魔
漁師とおかみさん
白ヘビ
ツグミひげの王さま
鉄のストーブ
錘と梭とぬい針
六人の家来
(全25編)

<下巻の目次>
赤ずきん
こびとのくつ屋
灰かぶり
ワラと炭とそら豆
ヘンゼルとグレーテル
金のガチョウ
ミソサザイとクマ
森の中の三人のこびと
ガラスびんの中のばけもの
三枚の羽
ヨリンデとヨリンゲル
三つのことば
金の鳥
まずしい人とお金持ち
名人の四人兄弟
ロバの王子
悪魔のすすだらけの兄弟
千匹皮
ゆうかんな仕立屋さん
六羽の白鳥
かしこいお百姓の娘
ハチの女王
マレーン姫
星の銀貨
ふたりの兄弟
(全25編)

上巻・下巻のそれぞれに25編ずつ、全部で50編の物語が収録されています。  いや~、なんかタイトルを見るだけでウキウキしちゃうような、と~っても懐かしい感じがします。  

そうそう、まずは先日読んだペローとの関係をかる~くおさらいしてみようかな(笑)  えっと、但し、岩波少年文庫版に収録されている作品のみでの比較としたいと思います。  

いばら姫(G) - 眠れる森の美女(P)
親指こぞう(G) - おやゆび小僧(P)
赤ずきん(G) - 赤頭巾ちゃん(P)
まずしい人とお金持ち(G) - おろかな願い(P)
千匹皮(G) - ロバの皮(G)

一応これら(↑)は明らかに同じ物語であることがほぼはっきりしていると思われるんですけど、先日読んだ「ペロー童話集」に収録されていた残りの作品に関しても、確実にペローにしか含まれていないことがはっきりしているのは「巻き毛のリケ」のみで、「妖精たち」は「ホレばあさん」や「森の中の三人のこびと」とそっくりだし、「長靴をはいた猫」はグリム兄弟も初版本には収録していた・・・・・ということのようです。

 

 

ペロー童話集

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せっかく昔懐かしい物語の世界に遊ぼうと思ってこのブログを始めたにも関わらず、KiKi は大変なことを忘れていました!  もちろん岩波少年文庫は古今の素晴らしい物語の宝庫なので、どれから読み始めてもいいと言えばいいのですが、「物語」と言えばやっぱりその王道を歩んでいるのは「アンデルセン童話集」とか「グリム童話集」とか「ペロー童話集」ではありませんか!! 

・・・・というわけではここからは3連チャンでこれらの童話集を扱っておきたいと思います。  まずはその手始めとしてこちらから始めようと思います。

ペロー童話集
天野退二郎訳

1141130.gif   (Amazon)

 

手始めに選んだのがアンデルセンでもグリムでもない理由は「ペロー」が一際好きだから・・・・・


ではなく、

ただ単に「アンデルセン童話集」は3冊組、「グリム童話集」は2冊組であるのに対し、この「ペロー童話集」は1冊だったから・・・・・(ちょっと今月は色々物入りだったので・・・・ ^^;)という情けない理由によるものです。

 

 

今日はお仕事3日目。  今日も仕事らしい仕事もせず結構早めに帰宅することができちゃいました。  今日は先週お仕事開始前に渡されていた監査法人の報告書の説明会があったんだけど、あの書類を自力で読んだ以上の収穫はなし。  書類を作成した会計事務所の監査人さん相手に質問をしても良かったんだけど、過去の経験からああいうレポートの作成方法などをある程度知り尽くしている KiKi としては、仮に質問したとしても KiKi が知りたいようなことまで調査して作成されている代物じゃないことは判りきっていたし、まして今回の報告会における KiKi の立場はオブザーバーに過ぎないので、ひたすら黙っていた・・・・っていうのもあるんですけどね。  まあほぼ1年ぶりの社会復帰の身にとって、このの~んびりとしたペースは Welcome! です。

さて、そうは言っても、やっぱり満員電車にはまだ消耗しちゃう KiKi のこと。  どうしても重苦しいなが~い曲を聴く気力は残っていません。  それにまだ週半ばにも達していないから前半から飛ばしていたら、身体が持ちません。  ま、てなわけで、今日も軽めの曲を探して鑑賞してみることにしました。  そんな KiKi が選んだ今日の1曲はこちらです。

R.シュトラウス 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Op. 28
DENON COCO-70760 演奏:インバル指揮 & スイス・ロマンド管弦楽団 録音:1995年2月

RStrauss_Macbeth.jpg    (Amazon)

 

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